2017年07月27日

◆【経営コンサルタントQ&A】 経営士資格取得に「一般会員」とは何に?

◆【経営コンサルタントQ&A】 経営士資格取得に「一般会員」とは何に?


 


「経営コンサルタントって、一体何をやってくれるのですか?」と企業の経営者・管理職から訊かれることがあります。ガクッとしてしまいますが、われわれ経営コンサルタントが、平素きちんと説明をしたり、その仕事ぶりを見ていただいたりすることが少ないからと反省をしています。


 また、これから経営コンサルタントを目指す人たちは、「中小企業診断士資格を取らないと経営コンサルタントにはなれない」「経営コンサルタントになるにはどうしたらよいのでしょうか」「高校生ですが、経営コンサルタントになるには大学のどの学部がよいでしょうか」等々いろいろな質問を受けます。


 永年の経営コンサルタント経験から、経営コンサルタントとして独立起業するノウハウをご提供いたします。

 ◇ 経営コンサルタントの資格取得を目指す人
 ◇ 経営コンサルタントとして独立起業を目指す人
 ◇ 経営コンサルタントのプロがさらに一歩上を目指したい人
 ◇ 国家資格保有者が、コンサルティングで付加価値を高めたIHIと
 ◇ 経営コンサルタント業にご興味がある人


 そのような質問にお答えして参りたいと思いますので、ご質問がありましたらお寄せください。


 


経営コンサルタントを目指す人のブログ 
   経営コンサルタントを目指す人の大半が「経営コンサルタント資格=中小企業診断士をとってから独立起業・開業」と考えているようです。 税理士の先生などの士業の先生方は「いまさら中小企業診断士の資格を取るのも・・・」と、自分のクライアントへのコンサルティングを諦めているようです。  プロ・コンサルタントへの秘密の道の扉を開いてみませんか?


 


【質問】一般会員がなぜ必要か?

 

(特)日本経営士協会の会員の一般会員について、会員種をもうけた経緯などを含め、その趣旨の詳細を教えてください。 

 


【回答】


 同協会は、かつては他の士業団体と同様に、資格試験に合格して登録されないと入会できませんでした。資格試験に合格するには、準備に数年かかるのがあたりまえの時代です。

 一方で、せっかく長期間勉強してもそれがすぐに陳腐化してしまいます。また、コンサルタントというのは自分の専門分野は得意でも、経営の高度化で専門外の部分については適切なアドバイスを経営者・管理職にすることは困難な時代でもあります。

 専門分野については、同じ分野で活躍している先生方と交流し、さらに専門性を高めることが望まれます。専門外については、自分の専門分野活かしながら、習得をしてゆけばよいのではないかという考えから、難しい試験に合格してからではなく、資格取得の勉強をしながら準備する方が、独立開業もしやすいであろうとも考え、同協会では、まず一般会員として入会してから資格取得準備をすればよいという方針で、一般会員という会員種を2003年に設けました。

 近年では、税理士や社会保険労務士、行政書士を始め、いろいろな国家資格をすでにお持ちの先生方が、コンサルティングとしての付加価値を高めるために大変に関心を持っていただいています。


 


 


【このコーナーの目的】


「経営コンサルタントって、一体何をやってくれるのですか?」と企業の経営者・管理職から訊かれることがあります。ガクッとしてしまいますが、われわれ経営コンサルタントが、平素きちんと説明をしたり、その仕事ぶりを見ていただいたりすることが少ないからと反省をしています。


 また、これから経営コンサルタントを目指す人たちは、「中小企業診断士資格を取らないと経営コンサルタントにはなれない」「経営コンサルタントになるにはどうしたらよいのでしょうか」「高校生ですが、経営コンサルタントになるには大学のどの学部がよいでしょうか」等々いろいろな質問を受けます。


 そのような質問にお答えして参りたいと思いますので、ご質問がありましたらお寄せください。


 




◇  (特)日本経営士協会 公式サイト



 経営コンサルタントを目指す人の大半が、いろいろな疑問を抱えているのではないでしょうか。
 これ一冊で、あなたの新しい道が拓けるでしょう。

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2016年05月02日

◆【経営コンサルタントのひとり言】 鯉のぼりを飾りますか?

◆【経営コンサルタントのひとり言】 鯉のぼりを飾りますか?



柱の傷はおととしの・・・


懐かしい歌を、昔は近所の住んでいた孫達ですが、わが家の柱に刻まれた背比べを思い出します。


東京の西部に住んでいた頃は、息子の健康を成長を願って、鯉のぼりをあげました。月並みな表現ですが、風にそよぐ鯉の元気さは、心にエネルギーを満たしてくれました。


いまは、都心に住んでいますので、孫が作ってくれた小さな鯉のぼりですが、都心のビル風に耐えながら元気に泳いでいます。大空に泳がせてあげたいものの、都心には大きな空がありません。


「登竜門」という言葉がありますが、「立身出世のための関門」という意味でしばしば使われます。そもそもは、「成功への難しい関門を突破したこと」をいうのだそうです。鯉の滝登りにしばしばなぞらえますが、鯉の元気さは、私たちに元気を与えてくれます。


鯉のぼりを揚げるこの時期、自分自身を元気づけるためにも、見上げたいですね。

  


2014年03月30日

■■【お節介焼き経営コンサルタントからの御礼】5万PV達成!

■■【お節介焼き経営コンサルタントからの御礼】 5万PV達成!


お陰さまで、今週5万人の方に私のブログを読んでいただきました。これもひとえに読者の皆様によりますご愛顧のおかげです。

ありがとうございます。


経営コンサルティング業を、広く読者の皆様に知っていただき、経営コンサルタントとして独立・起業をお考えの皆様の支援をさせていただきたいと考えています。

もちろん、一般の企業として独立・起業をご検討の方にも、有能で経験豊かな経営コンサルタントをご紹介いたします。


実は、今年度をもちまして、内閣府認証特定非営利活動法人・日本経営士協会理事長10年を期に退任することになりました。

本日30日には、日本経営士協会関西支部主催によります、私の最後の講演会が開催されます。

  記念講演会 ←クリック

  http://www.glomaconj.com/consultant/3keikonhenomichi/keikon.htm#seminar2

残席はほとんどありませんが、このブログを印刷して会場受付にてご提示下されば「無料受講」できます。念のため、上記URL記載の電話番号(メールでは間に合いません)にて受講可能かどうかご確認下さい。


今後も引き続きまして、次の5万pvを目指して精進して参ります。引き続きのご愛読をよろしくお願い申し上げます。


内閣府認証特定非営利活動法人・日本経営士協会

今井 信行

  


2014年03月19日

■■【経営コンサルタントの独り言】日本の伝統技術への伝承懸念

■■【経営コンサルタントの独り言】日本の伝統技術への伝承懸念


 巡回の万屋さんに包丁を研いでもらっている。長いお付き合いになるが、万屋さんは、最近は仕事が少なくガソリン代も出ないとこぼしている。


 最近の主婦は安物の包丁を持ってきて、研ぎ代の数百円が高いと文句を言う。家で料理する主婦が減ってきている。使い捨ての安物包丁が出回って本物の包丁も売れない。


 万屋さんも色々な技術を磨いて時代の変化に対応してきたが、高齢になり廃業も時間の問題とのことです。


 最近日本の伝統工芸の優れた技術が海外で高い評価を受けていると、メディアでは紹介されている。しかし、それは極めて稀なケースだからであって、高い技術にお裏打ちされた多くの技能がどんどん衰退している現実がある。


 消費者が安物買いを止めて、いいものを購入するという投票行動をしないと、伝統技能が消滅し結局利用者が困ることになりますね。


【筆者】 石原 和憲 先生
  新環境経営研究所所長
  日本経営士協会登録経営士、横浜経営支援センター センター長
 大手事務機器メーカーに永年勤務後、経営コンサルタントとして独立。
 「21世紀の環境経営を実現する技術コンサルティング ~地球環境に優しい21世紀のモノ作りを実現すべく、リスクマネージメントの視点で企業経営を支援する~」という理念の基にご活躍
  筆者詳細情報 クリック 

 

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 経営コンサルタントの視点から、経営や人生のヒントになりそうなことやブログの中から選りすぐった文章を掲載しています。

それを実現するには、簡単に、短期間に出版できる方法があります。

  


2014年03月04日

■■【経営コンサルタントのトンボの目】 5ゲンで生産効率向上

■■【経営コンサルタントのトンボの目】 「5ゲン」で生産効率の向上

  経営コンサルタント事務所
  B・M・S・21代表 山本 修 先生
  日本経営士協会 常務理事 関西支部長

 山本先生は、美容サロンを独立開業され、その経験を元にサロン経営者に「商品管理」「顧客管理」「計数管理」を提案し、サロン経営の生産性向上に成果を上げてこられました。近年は中小企業のコンサルタントとしてもご活躍中です。

 また「日本経営士協会 関西支部長」として活躍されておられます。

 筆者詳細情報 http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/0060.htm


■■ 「5ゲン」で生産効率の向上

 農業機械大手のクボタは、生産現場における改善活動を学ぶ研修拠点「5ゲン道場」を海外にも新設すると言う。「原理・原則」の“2ゲン”に基づき「現場・現物・現実」の“3ゲン”を改善する、という5ゲン主義のノウハウを国内外の拠点で共有化し、生産効率の向上を図る狙い。

 クボタは従業員の約3分の1が海外人員となっており、メーカーの要となる経営哲学のグローバル化を進める方針である。


■ 「5ゲン主義」

 5ゲン主義は、日本電装(現:デンソー)で品質管理業務などに携わった古畑友三氏が提唱した業務改善の手法で、クボタは平成6年から同手法に基づく改善活動を実施。堺製造所に設置した「5ゲン道場」では、同手法に基づく考え方が体得できるよう、従業員に研修を行っている。

■ 海外生産比率を高める方針

 クボタは、現在3割程度の海外生産比率をさらに高める方針であり、現在1カ所の「5ゲン道場」を平成26年春にも北米に新設するほか、タイと中国でも設置を検討しているという。

 「5ゲン道場」では、約10人を1チームとして、チームごとに座学や実習を含んだ5日間の研修を行っており、これまでに延べ2210人が受講。うち、海外からは中国やタイ、北米などの拠点に在籍する約270人が参加した。

 研修では農業機械の実際の製造工程をもとに、参加者らがムダな部分を発見して改善策を考える。例えば、作業者が製造ラインの同じ位置で作業を繰り返す場合、使用する工具が離れた場所にあると生産効率が低下する。

■ 無駄の排除と改善方法の経験

 最も作業効率が良い工具の位置は、作業者の「手元化20センチ以内」という原則に基づいて、工具をつり下げるチェーンを短くするなど無駄を排除する改善方法を経験できるという。

 クボタ常務執行役員の小川謙四郎品質・モノづくり本部長は「グローバル経営に伴い、製造現場の人員の現地化も進んできた。道場を海外にも置くことで、地域での人材教育を推進したい」と話している。

参考文献:産経新聞掲載記事より



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2014年02月18日

■■【経営コンサルタントの独り言】万能細胞と女性

■■【経営コンサルタントの独り言】万能細胞と女性


 万能細胞(STAP細胞)を発見した小保方晴子さん。理系女子のイメージを変えてくれました。


 マウスから取り出した細胞に酸で刺激を与えたところ万能細胞に変身。現段階では若い細胞に限るという条件が付いていますが、山中教授のIPS細胞に次ぐ日本人研究者による快挙です。


 でもマスメディアは何故か、博士と呼ばず、晴子さんと呼びます。女性だから?エプロン姿で、若く、可愛いからでしょうか?


 2月に入って、世界経済は益々不透明感が増してきました。金融資本主義、グローバル化は格差を助長するだけで限界が見えてきました。


 これからはローカルに、地域に密着した協同労働型の社会連帯経営が求められてきています。やっと経済成長一辺倒の時代から、働く人たちが連帯して助け合う時代の到来です。


【筆者】 石原 和憲 先生
  新環境経営研究所所長
  日本経営士協会登録経営士、横浜経営支援センター センター長
 大手事務機器メーカーに永年勤務後、経営コンサルタントとして独立。
 「21世紀の環境経営を実現する技術コンサルティング ~地球環境に優しい21世紀のモノ作りを実現すべく、リスクマネージメントの視点で企業経営を支援する~」という理念の基にご活躍
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2014年02月04日

■■【経営コンサルタントのトンボの目】 不動の柱を社員に植付

■■【経営コンサルタントのトンボの目】 不動の柱を社員に植え付け

  経営コンサルタント事務所
  B・M・S・21代表 山本 修 先生
  日本経営士協会 常務理事 関西支部長

 山本先生は、美容サロンを独立開業され、その経験を元にサロン経営者に「商品管理」「顧客管理」「計数管理」を提案し、サロン経営の生産性向上に成果を上げてこられました。近年は中小企業のコンサルタントとしてもご活躍中です。

 また「日本経営士協会 関西支部長」として活躍されておられます。

 筆者詳細情報 http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/0060.htm


■■ 不動の柱を社員に植え付け

  読者の皆様には希望に満ちた良いお年をお迎えのこととお慶び申し上げます。旧年中は[トンボの目」をご愛読いただき有難うございました。本年も日々起きる事象を多眼的に見てお届け致したく思いますので、変わらぬご愛読の程宜しくお願い申し上げます。

 筆者はコンサルタント業務の中で、企業の業務改善手法として「5S(整理、整頓、清潔、清掃、躾)」を用いるが、最近になりある企業において社是として「5S」を掲げる企業があることを知りました。どのようなものか是非知りたいと探していたところ、思いがけなくも身近な産経新聞夕刊にて知ることが出来た。

 社員に意識付けるために、「社歌」ならぬ「社員歌」としているとのこと。何故「社員歌」としたのか読者諸氏にも是非知って頂きたく、紙面を借りてお伝えしたい。


■ 不動の柱を社員に植え付け

 半導体製造装置メーカーの「大日本スクリーン製造」には、あまり耳慣れない「社員歌」があるといわれる。

 一時期会社の信条や理念を表現する手段として「社歌」が流行った時期があったが、時代の変化と共に殆ど聞かれることが無くなった。しかし「大日本スクリーン製造」では、平成17年から、本社で午前と午後の始業5分前に社員歌「5Sの歌」が流れ、行進曲のような力強いメロディと歌唱力に、訪れた取引先や顧客もびっくりするという。

 作曲者は、アテネ五輪の日本シンクロナイズドスイミングチームの競技曲を作曲した大沢みずほ氏、歌うのは人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」の主題歌を歌ったささきいさお氏である。


■ 5Sの信条

 「5S」とはスクリーンの頭文字にちなんだスローガンで、サービス(奉仕)セーフティー(確実)、スピーディー(迅速)、セービング(節約)、スタディー(研究)をさしている。

 創立10周年の昭和28年10月の記念式典で、当時社長であった故石田徳次郎氏が社是として「5Sの信条」を発表した。5つの「S」の下に全社員が団結し、“世界のスクリーンになる”という夢に向かって邁進するという願いを込めたものであったという。

 半導体製造装置で世界市場に進出した同社は急速に成長し、これに合わせるように、新しい企業理念やキャッチフレーズを策定していったが、そのカゲで「5S」の精神は次第に社員の意識から薄れていった。企業規模が大きくなっていくにしたがい“原点”を見失うことは良くあることである。「5Sを言えない人間が社内にいるのではないか」と、いつしか同社幹部が心配するほどになり、やがてその危機感が高まり、平成16年、改めて「5Sの信条」の共有を打ち出し「社員歌」の制作に取り掛かったのである。

 当時のキャッチフレーズが「シンクロナイズ」であったことから、作曲は前述の大沢みずほ氏に白羽の矢が立った。歌うのは「力強く、社員の背中を押す歌い手がいい」と男性歌手の中から選考し、数多くの候補者の中から絞り込んだのが宇宙戦艦ヤマトの主題歌で、社員を鼓舞するには申し分ないと、ささきいさお氏に決まったという。

 「この歌を聴くと、疲れていても仕事をやる気が湧いてくる」と社員の評判は満点であり、毎年の同社の入社式では、入社2年目の社員が謳うのが恒例であるという。

 音楽は人を動かす力を持っている。いろいろなミュージシャンがいう言葉だがこの社員歌が同社に不動の柱を植え付けているのは確かなようである。

参考文献:産経新聞夕刊掲載記事より


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2014年01月14日

■■【経営コンサルタントの独り言】 オリンピックに思う

■■【経営コンサルタントの独り言】オリンピックに思う

■ オリンピックに思う


 新年明けましておめでとうございます。


 2020年の東京オリンピック開催に向けて日本中が動き出しました。1964年の開催時は、オリンピック受け入れ準備が敗戦からの復興の一端を担いました。今回の招致については、反対の声も多くありましたが、決まった以上はそれをチャンスと捉えて、持続可能社会に向けた取り組みの中に活かしきる必要があります。


 オリンピックの受け入れ準備は、高度成長期に作られた老朽設備のリノベーションが中心になりますが、大量生産に合わせ込んだ日本社会全体の再構築のチャンスともなります。画一的な金太郎アメを創る教育の見直しも始まりました。


 国はお金がないので、行政には頼れません。一般市民が立ちがって社会をリニューアルするしかありません。既に、30代、40代の人たちが、大都会に見切りをつけて地方への移動がし始めてます。


 また、一次産業、六次産業に就く流れも始まっています。3.11以来、日本中が暗い雰囲気の中にありましたが、2020年に向けて、気持ちを切り替えて、動き出しましょう。


【筆者】 石原 和憲 先生
  新環境経営研究所所長
  日本経営士協会登録経営士、横浜経営支援センター センター長
 大手事務機器メーカーに永年勤務後、経営コンサルタントとして独立。
 「21世紀の環境経営を実現する技術コンサルティング ~地球環境に優しい21世紀のモノ作りを実現すべく、リスクマネージメントの視点で企業経営を支援する~」という理念の基にご活躍
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2014年01月09日

■■【コンサルタントのトンボの目】和歌山食のハイブリッド革命

■■【経営コンサルタントのトンボの目】 和歌山食のハイブリッド革命

  経営コンサルタント事務所
  B・M・S・21代表 山本 修 先生
  日本経営士協会 常務理事 関西支部長

 山本先生は、美容サロンを独立開業され、その経験を元にサロン経営者に「商品管理」「顧客管理」「計数管理」を提案し、サロン経営の生産性向上に成果を上げてこられました。近年は中小企業のコンサルタントとしてもご活躍中です。

 また「日本経営士協会 関西支部長」として活躍されておられます。

 筆者詳細情報 http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/0060.htm

 

■ 「いいとこどり」特産品

 交配によって食肉用の動物や農産物の新品種を誕生させる“食材のハイブリッド化”の研究が、和歌山県で進んでいる。

 イノシシとブタを掛け合わせて出来た「イノブタ」は和歌山県が発祥の地である。他にも幻の魚といわれる名物のクエの巨大交配種や、ブリとヒラマサのハーフ「ブリヒラ」など対象は広がっており、何でも掛け合わせて「いいとこどり」の特産品を作ろうという試みが注目されている。


■ 遊び心から生まれたイノブタ

 あっさりしていて臭みがなく、口の中でとろけるような脂身は甘くて滑らか。イノブタ肉はステーキもいいが、これから寒くなると鍋が絶品である。

 発祥地は紀伊半島南端のすさみ町で、昭和43年、当時の町長から雄イノシシの寄贈を受けた県畜産試験場(同町)の遊び心がきっかけで45年3月に誕生した。49年には全国に先駆けて本格研究が始まった。

 現在、年間の出荷数は約200頭であり、全国でも約千頭程しか飼育されていない希少な存在である。売れない不遇の時代が長かったが、インターネットなどの普及で知名度も上がってきているという。

 筆者も若いころ何度か冬の寒い日に鍋を食したことがあるが、イノシシよりも柔らかく、臭みも無く、女性や子供でも食し易い・・・。


■ 高級魚クエが巨大化

 漁獲量が少なく高級魚のクエ(見た目は口が大きく、少しグロテスクな感があるが、刺身は勿論、冬の寒い日は鍋にすると絶品である)でも、ハイブリッド化が進んでいる。

 目をつけたのは、世界で初めてクロマグロの完全養殖に成功した近畿大学である。和歌山県白浜町にある同大学水産研究所では、養殖クエの卵子と、東南アジアの海に生息するハタ科の「タマカイ」の凍結した精子を掛け合わせた交雑魚が誕生し、2年間でクエの約3倍となる1.7キロにまで成長したという。

 ゼラチン質が多くてなかなか美味であると言われる。

 同研究所では、他にもブリとヒラマサを掛け合わせた「ブリヒラ」、マダイとチダイのハーフの「マチダイ」など、さまざまな交雑魚の研究に取組んでいる。

■ イチゴは強く甘~く

 イチゴもハイブリッド化の対象である。

 和歌山県オリジナル品種「まりひめ」は病気に弱いことが課題で、県農業試験場で病気に強い新品種の育成に取組んでいる。

 味が良い「まりひめ」と味は少々劣るが病気に強い品種を交配し、病気に強いかどうかをテストし、収穫時期や大きさ、甘さなどをチエックして、平成27年度中にも新品種として登録する予定であると言われる。

 車だけでなく、畜産業や水産業、農業にまで広がるハイブリッド技術。それによって誕生した数々の品が、食卓に並ぶ日もそう遠くないかもしれない。

参考文献:産経新聞夕刊掲載記事より

 

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2013年12月31日

■■【新年のご挨拶】 汗馬之労で矛盾を楽しむ

■■【新年のご挨拶】 汗馬之労で矛盾を楽しむ

【新年に寄せて】 矛盾を楽しむ

 あけましておめでとうございます。

 皆様におかれましては、新年を如何に迎えになりましたでしょうか。

◆ 今年は午年

 今年は、午年です。午年は尻下がりなどと、悪く言う人もいますが、プラス思考で、「汗馬之労で”うま”く行く」という言葉を、年初にあたりましてお贈りしたいと思います。

 「汗馬之労」とは、戦功を上げるために、戦場を一所懸命に馬を走らせるというのが本来の意味です。今日においては、われわれの戦場とも言えます、疾風怒濤の職場で、めざましい活躍をするという意味で使われます。「一騎当千」の思いがそれを実現させてくれると確信します。

◆ 今年の日本における製造業

 さて、昨年末は、株価が最高値更新で大納会を終えました。安倍さんが、その席で、アベノミクス効果であることを強調していましたが、2014年はどの様な年になるのでしょうか。

 予測については、専門家にお任せするとして、私は日本の製造業のあり方についてちょっと考えてみました。

 現在、日本の貿易赤字は増加の一途を辿っています。その主因は、石油・LNGなどのエネルギー輸入額の増大であることは周知の通りです。

 そのような中で、国際エネルギー機関(IEA)が、2013年末に公表しました、「2013年版ワールド・エナジー・アウトルック(世界エネルギー見通し)」の発表が私にとっては衝撃でした。

 世界の製造業は、1ドルの付加価値を生み出すために、135グラムの石油に相当するエネルギーを消費しているといいます。ある試算によりますと、これをコスト換算しますと、0.07ドルとなります。これおW付加価値に置き換えて見ますと、付加価値に対して7%に相当することになるそうです。(日経ネットニュース)

 仮にエネルギー価格が1.5倍に上昇したとしますと、この比率が10.5%に膨らむことになり、その分を付加価値として上乗せしなければ日本の製造業はやって行けないこととなります。円安が進んだからと行って、これを全て吸収できるわけではありません。

 すなわち、エネルギーコストの変動が、日本企業の国際競争力に大きく影響することになり、コスト弾力性が硬直化している日本製造業にとっては、安倍総理が考えているほど軽視できるものではないのです。

◆ 今年の重厚長大産業は

 とりわけ、重厚長大産業の代表格であります鉄鋼、石油化学、紙パルプ、セメントといったエネルギー多消費財の産業においては、企業の収益力や競争力におきまして大きな低下が懸念されます。

 そのような中、大型合併で力を取り戻してきました新日鉄住金は、アメリカの自動車用鋼板などの工場を買収することと発表しました。これにより自動車鋼板の生産能力は国内・海外比率が逆転するでしょう。

 今後、日本の重厚長大産業は、こぞっと海外移転を加速させると考えられます。当然、そこにおけます国内の雇用に影響が出てきます。

◆ 今年に贈る言葉

 日本製造業の生き残り策として、省エネ率をさらに改善する必要性が益々高まっています。しかし、これでは勝ち残り策としては不充分でしょう。

 かつて、日本の繊維産業が新興国の追い上げで危機に直面したときに、新素材の開発で活路を見出しました。産業構造の転換というのは、「言うは易く行うは難し」ですが、それを行っていては始まりません。必死になって考え、行動しなければ時間遅れとなってしまいます。

 先日、テレビでデンマークのエネルギー事情の紹介をしていました。脱原発、再生可能エネルギー、特に風力に力を入れていることから、エネルギー自給率を高めているという報道です。

 デンマークと日本とでは、エネルギー消費量臥雲での差です。しかし、進んでいる国から学ぶ姿勢を忘れては、難問を解決できません。

 一方で、オリンピック特需による建設業とそれに関連して金融業が今年を引っ張る産業とみています。建設業は裾野も広く、政府としてもオリンピックを名目に、予算を取りやすいという側面もあります。高速道路など、公共事業に対して、大ぴらに投入できるという安易な見方ではなく、将来を見据えた公共投資になって欲しいです。

 平素、私は経営者・管理職に「矛盾を楽しめ」と言っていますが、今年は日本国民がおしなべて矛盾を楽しんでほしいと思います。


 その視点からも、今年も毎日複数本のブログ発信を続けます。倍旧のご愛読をよろしくお願いします。




  


2013年12月03日

■■【経営コンサルタントのトンボの目】 魚離れからフルーツ魚

■■【経営コンサルタントのトンボの目】 魚離れ食い止める「フルーツ魚」

  経営コンサルタント事務所
  B・M・S・21代表 山本 修 先生
  日本経営士協会 理事 関西支部長

 山本先生は、美容サロンを独立開業され、その経験を元にサロン経営者に「商品管理」「顧客管理」「計数管理」を提案し、サロン経営の生産性向上に成果を上げてこられました。近年は中小企業のコンサルタントとしてもご活躍中です。

 また「日本経営士協会 関西支部長」として活躍されておられます。

 筆者詳細情報 http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/0060.htm


 ■ 魚離れ食い止める「フルーツ魚」 ■


 読者の皆様は「フルーツ魚」をご存知だろうか?刺身や寿司での変色を抑える為、餌に柑橘系の果実を混ぜて育てた養殖魚のことで、西日本を中心に研究開発が進められている。ミカンやカボスなど地域の特産品を使うことでブランド魚としての地位を確立しつつあるという。


■ フルーツの香り

 ミカン、レモン、ユズ、・・・脂ののったブリやカンパチの見た目は普通と変わらないが、口の中に入れてかみしめると、ふんわり柑橘系の香りが広がるといわれる。

 回転寿司の全国チェーン「無添くら寿司」(堺市)では、昨春、愛媛県の養殖魚「宇和島みかんブリ」を使ったにぎりの販売を開始、2週間の体験販売の期間中、通常のブリの2倍近い売上があった。この為、昨夏は販売期間を2カ月に延長して提供したという。 その後は、高知県のユズブリやレモンブリ(レモンは和歌山県産)等も期間限定で販売。「フルーティーフィッシュ」と名付けてシリーズ化したところ、同店の看板商品の一つになった。11月上旬からは同店で初めて徳島県のスダチブリを販売するという。

 同社の広報担当の話では、フルーツ魚は養殖魚特有の生臭さがないことから、魚が苦手な女性や子供たちにも好評だという。


■ 特産品を利用

 特産品の活用も盛んである。もともとフルーツ魚は、魚の変色や臭みを防ぐため、養殖漁場で始まったものである。動物性たんぱく質を食べる魚に植物性の餌を与え過ぎると肌荒れや消化不良を起こすため、出来るだけ魚体に影響を与えず魚臭さを抜く果実の配分と与えるタイミングが鍵を握るといわれる。

 大分県農林水産研究指導センターでは、平成19年ころから同県の特産品カボスを使った養殖魚の餌の開発を開始、ブリの餌になる小魚のミンチに数%の割合で粉末状にしたカボスの皮や果汁を混ぜて魚に与えた。 その結果、カボスに含まれるポリフェノールやクエン酸などの抗酸化作用で「血合い」と呼ばれるブリの赤身部分の変色防止効果を確認した。魚の体からは、柑橘系の果皮に含まれる香り物質「リモネン」も確認されている。  注文を受けてからの生産が可能で、販売計画が立てやすいことも広がりの理由である。

 4年ほど前からフルーツ魚の養殖を開始した高知県は、9月から特産品の柑橘類「直七」を使ったカンパチの養殖を新たに開始、11月ごろから同県のブランド魚として売り出す予定である。


■ 魚離れを食い止め安定市場を確保できるか

 しかし、実際に香りを感じるかどうかは、魚の個体差とともに食べる側の差も大きいという。 筆者の試食では「クセがなくて食べやすい」「さっぱりしているから、いくらでも食べられる」という感じが強く、香をつけるという効果よりも、魚臭さを和らげる効果が大である。

 高付加価値の魚を提供することで、近年魚離れが激しいといわれる女性や子供達の魚離れを食い止め、相場の変動を受けない安定した市場の確保を願うものである。

参考文献:産経新聞10月13日朝刊より


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2013年11月05日

■■【トンボの目】住まいの語源 「地震・雷・火事・親父」 2

■■【経営コンサルタントのトンボの目】住まいの語源 「地震・雷・火事・親父」 2

  経営コンサルタント事務所
  B・M・S・21代表 山本 修 先生
  日本経営士協会 理事 関西支部長

 山本先生は、美容サロンを独立開業され、その経験を元にサロン経営者に「商品管理」「顧客管理」「計数管理」を提案し、サロン経営の生産性向上に成果を上げてこられました。近年は中小企業のコンサルタントとしてもご活躍中です。

 また「日本経営士協会 関西支部長」として活躍されておられます。

 筆者詳細情報 http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/0060.htm

◆  住まいの語源 「地震・雷・火事・親父」 2/2 ◆

  <1/2の続きですので、バックナンバーを先にお読みくださると幸いです>

■ 住まいの災害対策

 「地震雷火事親父」は、住まいに影響のある天災への対策を怠らぬようにとの戒めとも捉えられるが、天災に対して万全な対策はない。ただし、各種の法律で様々な義務付けがなされている。

 地震では、建築基準法で1981年に定められた新耐震基準により、建物強度だけでなく、一部が損壊しても建物全体として倒壊しにくい粘り強い設計手法が導入された。新耐震基準で設計された建物は、大地震でも倒壊しにくいという評価を受けたが依然として津波や土地の液状化といった課題は残されている。

 雷については、高さ20メートル以下の建築物に避雷設備の設置義務はない。落雷の多い地域では、家電製品や情報機器の被害を避けるために分電盤に避雷器を取り付けるという選択がある。

 火事については消防法の改正により、新築住宅では2006年6月から、既存の住宅では2011年6月から住宅用火災警報器の設置が義務付けられている。


■ 地震雷火事に備える保険

 耐震性や耐火性など住まいの構造、ハード面の備えと共に考えたいのが保険である。

 火災保険では、建物だけでなく、落雷などの被害によって生ずる家電製品の損傷を保障する家財保険が含まれているかを確認しておきたい。床上浸水などの水災を補償する保険もある。

 地震保険は火災保険とセットで加入することが条件で、建物に対する補償と家財道具に対する補償にわかれる。火災保険だけでは、地震・噴火・津波などによる被害は保証されない。地震保険加入は、地震の備えの有力なオプションと捉えられる。

 「地震雷火事親父」を、住まいを守る教訓とすると、地震雷火事という天災・災害に、家長である親父が如何に備えるか、の教訓と捉えられるのではないであろうか。

 

 住まいの語源についていろいろ記させて頂きましたが、今回を持って終了し、次回からは新しいテーマでお送りいたしたく思います。ぜひ続けてのご愛読をお願い申し上げます。

参考文献:週刊新潮掲載・大和ハウス工業総合技術研究所+荒田雅之著

 

 

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2013年10月15日

■■【経営コンサルタントの独り言】 東日本大震災に感ずる

■■【経営コンサルタントの独り言】 東日本大震災に感ずる

■ 東日本大震災に感ずる


 福島県の南相馬で、住民たちが汚染された農地に立ち向かい、営農を復活させる取り組みが紹介されました。原発事故で勝手に土地を汚され、もって行き場のない怒りを抑えて、先の見えない中でも、それでもあきらめないで放射能汚染物質の除去に取り組む、ひたむきな姿勢に胸が熱くなりました。


 菜種には放射能汚染物質が残るが絞られた油には移行しないことをチェルノブイリ事故に学び、安い油で細ってしまった菜種油の流通を地産地消で復活させる取り組みです。


 又、ソーラーシェアリングの取り組みもありました。営農と太陽光発電を両立させ、農家が現金副収入を得る仕組みです。


 「災いを転じて新しい機会とする」「自分たちで自分の身を守る」これが広がると相対的に国の比重が軽くなり、国もなすべきことをなさないと民に見捨てられる。震災を機にそんな新しい時代に向かって地方が動き出した様な気がします。 

【筆者】 石原 和憲 先生
  新環境経営研究所所長
  日本経営士協会登録経営士、横浜経営支援センター センター長
 大手事務機器メーカーに永年勤務後、経営コンサルタントとして独立。
 「21世紀の環境経営を実現する技術コンサルティング ~地球環境に優しい21世紀のモノ作りを実現すべく、リスクマネージメントの視点で企業経営を支援する~」という理念の基にご活躍
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2013年10月01日

■■【経営コンサルタントのトンボの目】住まいの語源・間取り 

■■【経営コンサルタントのトンボの目】 住まいの語源・間取り 

  経営コンサルタント事務所
  B・M・S・21代表 山本 修 先生
  日本経営士協会 理事 関西支部長

 山本先生は、美容サロンを独立開業され、その経験を元にサロン経営者に「商品管理」「顧客管理」「計数管理」を提案し、サロン経営の生産性向上に成果を上げてこられました。近年は中小企業のコンサルタントとしてもご活躍中です。

 また「日本経営士協会 関西支部長」として活躍されておられます。

 筆者詳細情報 http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/0060.htm

 
◆  住まいの語源・間取り  ◆

  読者の皆さんは、「間取り」という言葉で何を思い浮かべるだろうか?

 一般的には、住まいの部屋の取り方や配置を連想する方が多いと思われる。しかし、「間取り」という言葉には別の意味もある。少し間を取るや、間を置くなど、ちょっと時間を置くことも「間取り」という。

 間は、使われる言葉から、大きく分けて空間として、また時間として捉える意味がある。どちらの意味でも「万葉集」に書かれており、古くから使われてきたと言われる。


■ 多様な意味を持つ「間」

 「間」を時間として捉えると「間を取る」「間を空ける」といった言葉は、リズムやタイミングを指す。特に、芸事の芝居や落語、漫才などの台詞や言い回しなど、余韻を残す無言の時間を意味し、また、「間がいい」という言葉はセンスの良さも表している。

 一方で空間として捉えると、住まいの部屋を示す言葉にもよく使われる。今日ではリビングルームという言葉に取って代わられた感もある「居間」「茶の間」、訪問客をもてなす「応接間」や、ゲストルームを意味する「客間」、掛け軸や生け花を飾る、座敷飾りの空間である「床の間」など、様々な部屋の名称に「~の間」は用いられている。

 「間」を「けん」と読むと、柱と柱の間を指す。当初は長さを表す単位では無かったが、租税計算の為、土地を測量した際に「間」(けん)を用いたことから長さの単位となったと言われる。

 尺貫法を土地や建物の取引や証明に使うことは、1966年(昭和41年)以降は計算法により禁止されているが、建築や家具の基本寸法として1間=6尺(約182cm)という単位は慣習的に残っている。現在でも使われているのは、この単位がヒューマンスケールであり、日本人が部屋の広さを畳数で言われるとピンとくるからであると思われる。


■ 間取りの変遷

 古代から平安時代の寝殿造りは、ワンルーム仕様の広い板の間であった為、几帳や御簾などの鋪設(しつらい)で区切って間取りを形成した。

 障子や襖などで続き間を仕切る、和風住宅の原型と言われるのは、近世(安土桃山時代~江戸時代)に建てられた書院造りの武家住宅である。

 庶民の家は、現存する古民家から、床は土間、板の間、座敷で構成されたことがわかる。その間取りも土間に接して広い部屋を設けた広間型や、田の字型の4間取りのプランが設けられていた。

 そして1956年(昭和31年)、日本住宅公団から画期的な住まいの間取りが発表される。それが現在の間取りの主流ともなるDKスタイルである。当初の間取りは、居室(寝室)2間と台所と食堂を兼用するダイニング・キッチンの2DKであった。目指したのは食寝分離であり、親と子が寝室としても使う各々の個室の確保であった。

 公団の2DKは、のちに3DK、3LDKといった間取りに発展した。間取りが現在の「~DK」と表記されるようになったのは、公団住宅の間取りに由来するものである。


■ 現代の間取りの決め方

 現代の注文住宅の間取りは、家族構成とそれぞれのライフプランに併せて検討される。

 但し、二世帯住宅や賃貸併用住宅、さらには愛犬などの居場所を確保するペットとの共存プラン、趣味の楽器を楽しむ為に防音ルームを設けるなど、住まいに求められる要望や事情は多種多様なので、家族の数だけ間取りの正解がある。

 分譲マンションや分譲住宅の場合は、3LDKや4LDKなど定番の間取りに合わせて購入者が生活する。人には間取りに合わせて生活する適応能力があると言える。中古住宅の流通市場で特定の家族に最適化された注文住宅より、分譲住宅の「定番の間取り」が人気なのはそんなところに理由がある。

 「待つ間が花」という言葉があるが、家づくりで間取りやその使い方を考えるのは楽しいものである。新居を訪れる人に「間(取り)がいいね」とセンスを褒められたいものである。


参考文献:週刊新潮掲載 大和ハウス工業総合技術研究所 荒田雅之著

 

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2013年09月17日

■■【経営コンサルタントの独り言】オリンピックと国際公約

■■【経営コンサルタントの独り言】オリンピックと国際公約

 2020年のオリンピックは東京で開催となりました。1964年の開催以来56年ぶり。前回は高度成長期、今回は人口減の成熟期での開催となります。円熟した日本文化を世界の人に知ってもらう絶好の機会、開催する以上はベストを尽くしたいものです。


 一方、日本の首相が、オリンピックを東京に呼び込むために、日本は「健康問題は、今までも、現在も、将来も、まったく問題ない」などと宣言しました。これまで、福島の原発事故処理を東電に押し付けてきた政府とは思えない踏み込んだ発言です。巷では「口先だけ」との厳しい評価もありますが、一国の首相が国際世界に宣言した公約です。政治生命を賭けて取り組む必要があります。


 世界は日本の放射能の垂れ流しの現状に厳しい目を向けています。オリンピック招致が、原発事故処理を最優先で進めるきっかけとなることを期待します。

【筆者】 石原 和憲 先生
  新環境経営研究所所長
  日本経営士協会登録経営士、横浜経営支援センター センター長
 大手事務機器メーカーに永年勤務後、経営コンサルタントとして独立。
 「21世紀の環境経営を実現する技術コンサルティング ~地球環境に優しい21世紀のモノ作りを実現すべく、リスクマネージメントの視点で企業経営を支援する~」という理念の基にご活躍
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2013年09月03日

■■【トンボの目】 住まいの語源・縁の下の力持ち、縁の下の舞

■■【経営コンサルタントのトンボの目】 住まいの語源・縁の下の力持ち、縁の下の舞

  経営コンサルタント事務所
  B・M・S・21代表 山本 修 先生
  日本経営士協会 理事 関西支部長

 山本先生は、美容サロンを独立開業され、その経験を元にサロン経営者に「商品管理」「顧客管理」「計数管理」を提案し、サロン経営の生産性向上に成果を上げてこられました。近年は中小企業のコンサルタントとしてもご活躍中です。

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 筆者詳細情報 http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/0060.htm


今号もまた、住まいに関わる言葉で恐縮だが、スポーツを始め各種の栄光の陰には、決まってそれを支える「縁の下の力持ち」と評される裏方が、功労者としているものである。


■ 「縁の下の舞」が語源

言うまでもないことだが、「縁の下の力持ち」とは、人知れず陰で人の為に努力や労力を厭わないことや、またその人を指す言葉である。そしてこの「縁の下」も「住まい」に関わる言葉である。

一説にはこの言葉の語源とされている行事が、大阪・四天王寺で行われているという。毎年10月22日(旧暦2月22日)の太子殿西庭で行われる経供養である。四天王寺は聖徳太子が建立した寺と言われ、経供養はお経の伝来を記念して始められた舞楽法要である。
現在は一般にも公開されているが、この舞楽は当時から長く非公開で、密かに太子殿の縁の下の庭で執り行われていた為、「縁の下の舞」とも呼ばれた。舞台の上ではなく、舞台の下で人に見えないところで舞っていたことから、人が見ていないところで骨を折り、努力することを例えた言い回しとなった。

いつしか「縁の下」はそのままに、行動や努力を表す「舞」は「力持ち」という支える人や行動を示す言葉となっていった。

いろは四十七文字に「京」の字を加え、四十八文字で諺・教訓を絵解きした京都の「いろはかるた」に、「え」と「ゑ」に「縁の下の力持ち」と「縁の下の舞」の二つが採用されていることも意味深い。

人の為に陰で努力し、支援するという美徳を子供たちや後世に伝えたいという強い意思が、ここに表れているのであろうか。

「縁の下」にまつわる言葉は他にもある。「縁の下の鍬使い」とは、窮屈で十分に働くことが出来ないことを言い、「縁の下の筍」は、立身出世が出来ない人の例えとして使われる。

ここでは「縁の下」という限られたフィールドでは思うような働きや才能が発揮出来ない様子を示している。


■ 「縁側」「縁の下」の役割

「縁の下」とは、伝統的な日本建築にある縁側の下や床下のことを指す。古来、木造建築では玉石基礎の下に採石や割栗石を敷き、柱を立て、ある程度の高さに床を張り、根太を渡して支えていた。

この縁の下(床下)の空間があることで床下に風が通り、空気が循環し、床下に湿気がこもるのを防ぐことで建物を長持ちさせることが出来た。万一床や基礎に不具合が生じた際は、人が入り込んで修理も出来る構造になっていたのである。

縁側は、気の置けない友人が訪れるコミュニケーションスペースであり、時には庭を眺め、日向ぼっこも出来るゆとりのスペースでもあった。

また、軒先に干し柿を吊るし、縁の下は野菜の仮置き場とするなど収納スペースともなった。

しかし、家族形態の核家族化が進み、近隣との付き合いや、ライフスタイルも変わる中で和室と外廊下といった間取りは少なくなり、縁の下は失われていったのである。今、縁側の機能を代替しているのはウッドデッキやベランダ、バルコニーと言えるかもしれない。

現代の住宅では高気密化・高断熱化が進み、工法や建物の建つ気候風土によって様々な選択肢がある。

また、万一の場合床下の不具合などへの対策には、最新鋭の装置があり、小型精密カメラや床下点検ロボットなどを使って床下空間を映像化して点検できるようになっている。

「縁の下の力持ち」や「縁の下の舞」は、こうした装置やロボットに取って代わられようとしている。


参考文献:週刊新潮掲載・大和ハウス工業総合技術研究所+荒田雅之著
 

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2013年08月20日

■■【経営コンサルタントの独り言】 足るを知る

■■【経営コンサルタントの独り言】 足るを知る

 参議院選挙は、自民党が事前予想通りの大勝、多くの有権者が経済を優先した結果です。

 そして、予定通りTPP交渉会議への参加が始まりました。経済最優先の現政権では益々グローバルな競争の政策へ舵が切られますが、一方、これまで日本が世界の自由競争下で消費者の欲望に応えて漁業を進めてきた結果、鰻は乱獲のせいで成魚のみならず稚魚も絶滅寸前、又、マグロも日本の過剰消費が乱獲に繋がり、絶滅の危機にあるとのことです。

 経済大国日本の過剰消費が世界経済に多大な悪影響を及ぼしている現実があります。

 21世紀の日本は、過剰消費を改めて「足るを知る」生き方を実践して世界のお手本となる。それが日本が世界から認められ、世界の共生に貢献する事になると考えます。

【筆者】 石原 和憲 先生
  新環境経営研究所所長
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2013年08月20日

■■【ドリームゲート様 社長ブログ】おかげ様で、今日も一位

■■【ドリームゲート様 社長ブログ】 おかげ様で、今日もランキング一位です

 お節介経営士です。1970年代から経営コンサルティング業に従事、「コンサルタントのためのコンサルタント」というあだなが付けられました。

 ドリームゲート様「社長ブログ」「経営コンサルタントになろう! お手伝いします」ブログでようやく、2013年8月18日に”ランキング一位”となりました。

 幸い、今日もまだ変わらずのランキングです。これもひとえに、読者の皆様のおかげと感謝いたしております。

 ドリームゲートトップページ右やや下のコラムに、ランキング票が表示されています。

  http://dgblog.dreamgate.gr.jp/

 

 毎日、複数本のブログを発行しています。

  00時30分 【今日は何の日】
  08時30分 週替わり記事
  09時00分 日刊経営マガジン
  12時00分 経営情報・セミナー
  14時30分 【時代の読み方】
  16時30分 【一口情報】
  17時30分 経営・コンサルティング
  20時30分 経営コンサルタント起業日記

 お休みすることもありますが、できる限り多くの情報をご提供してまいります。

 とりわけ、下記の方々にお読みいただけると幸いです。

 ◇ コンサルタントとして起業を目指す人
 ◇ 経営コンサルティング業でさらに成功したい人
 ◇ 戦略思考をしたい経営者・管理職

 Googleで「経営コンサルタント」をキーワードで検索すると、「経営コンサルタントへの道」がトップページ表示されます。それが私のサイトです。そちらもWikipediaとの競争が厳しいですが、1990年代後半からトップページ表示を維持してきています。

 一位になっても、ランキング競争の厳しい社長ブログやグーグルですので、一日殿下で終わってしまう可能性もあります。しかし、また一位を奪還するように努力をいたします。

 質の高い情報を提供し続けるには、読者の皆様のご声援が必要不可欠と考えています。どうぞ、引き続きのご愛読をお願いします。

  


2013年08月14日

■■【経営コンサルタントの独り言】 双頭のブドウ

■■【経営コンサルタントの独り言】 双頭のブドウ

 双頭の鷲(Double-headed eagle)は、頭を2つ持つ架空の鷲のことで、東ローマ帝国やそれに関連したヨーロッパの国が紋章として使用してきました。  相当のブドウというのは、初めてです。



 私のWebサイトのトップページに掲載しました。

  http://www.glomaconj.com/

  


2013年07月16日

■■【経営コンサルタントの独り言】富士山が世界文化遺産に登録

■■【経営コンサルタントの独り言】 富士山が世界文化遺産に登録


■ 富士山が世界文化遺産に登録


 富士山が三保ノ松原と併せて世界文化遺産に登録された。

 自然遺産として登録を目指したが開発やゴミ問題で断念。霊峰として信仰され浮世絵など芸術の対象になった歴史を見直し、文化遺産登録に切り替えて悲願を達成。ゴミの山であった富士山の清掃を継続的に行ってきた登山家の野口健さんらの活動が印象に残っています。

 ユネスコからは「開発の拡大防止」「登山者や観光客など来訪者の管理」が求められているとのことですが、文化遺産登録が経済成長の道具とされることを戒めてます。

 ユネスコに云われるまでもなく、日本が主体的に入山制限やゴミの持ち帰りも実践して秀麗な富士山の維持管理を、世界のモデルにしていきたいものです。

【筆者】 石原 和憲 先生

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