2017年11月24日

■■【心de経営】 実践編 26 渋沢栄一の論語講義 里仁第四―八 74

■■【心de経営】 実践編 26 渋沢栄一の論語講義 里仁第四―八 74



 【心de経営】は、「経営は心deするもの」という意味になります。それとともにフランス語の前置詞であります「de(英語のof)」を活かしますと、「経営の心」すなわち、経営管理として、あるいは経営コンサルタントとして、企業経営をどの様にすべきか、経営の真髄を、筆者の体験を通じて、毎月第二火曜日12時に発信いたします。

【筆者紹介】 特定非営利活動法人日本経営士協会理事長 藤原 久子 氏

 北海道札幌市出身、平成元年7月に財務の記帳代行業務並びに経理事務員の人材派遣業の会社を設立し代表取締役として現在に至っています。
 平素、自社において、従業員満足・顧客満足・地域貢献企業を目指し、ワーク・ライフ・バランスを重視した経営に心がけています。
 一方、自社における経験をもとに、経営コンサルタントとしての専門知識を活用しながら、客観的に現状を認識し、問題発見・解決策の提案や業務改善案、経営戦略への提言など、企業の様々な問題の共有を図りながらアドバイスをしています。


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 本メルマガで【心で経営】の新シリーズが始まり数か月が経過しました。混濁した世の中を生き抜く術・視点は何処にあるのかを私なりにお伝えする事ができればと願いつつ、企業経営の心髄に論語の精神が重なっている事に気付かされ、渋沢栄一に共鳴し、論語が私の愛読書の一つとなっています。


 中国、戦国時代の思想書「大学」におきましては、治国平天下(ちこくへいてんか:国を治め天下を平和に保つこと)の方が主体でありますが、私の論語への想いは、個人的規範が主体になっています。


 そのことから自らの修養の為に論語を学んでゆくのが最適であると考えたのです。何時の時代にあっても、また時代の変化の中でも、いわゆる不倒翁(「起き上がりこぼし」と同意として行き抜いて人間の持っていた、自らの修養と経験に基づくものが、企業経営をしてゆく上で極めて重要であると確信しています。


 ここでご紹介する渋沢栄一の生涯は『論語』との出会いにあります。「明治維新を作った徳川時代的教養とはどういうものであったのでしょうか。徳川時代は、一般的な民においても職字率が非常に高く、当時の世界的水準ではトップではなかったかと言われております。『雨夜譚』をみますと、6歳のときに父の市郎右衛門から教育を受けていたとあります。


 その前の5歳のときから既に文章を読む教養を教えられていて、学ぶという一番基礎を幼児に叩き込まれた渋沢栄一が一番親しんだのは、論語でした。7歳の頃に読み始め亡くなるまで読み続けていた渋沢栄一は、84才から2年余かけて膨大な『論語講義』を遺しました。この点ではまさに不易(ふえき:いつまでも変わらないこと)です。




■ 渋沢栄一の論語講義 :   里仁第四―八 74

   朝に道を聞けば、夕に死すとも可なり


■【読み】

子曰く、朝、真理を聞いて満足したなら、夕方に死んでも思い残す事はない。

 尾高長七郎(尾高藍香の弟)。渋沢栄一は、いとこの渋沢喜作、そしていとこの尾高藍香らとともに高崎城乗っ取りを企てる。それに反対し、計画中止を主張したのが、京都の事情を視察し、「尊皇攘夷」(そんのうじょうい)を実行することの困難さ・無謀さを痛感してきた長七郎だった。

 渋沢栄一の父(市郎右衛門)が国事のことに逸ろうとする渋沢に対して、政事向きのことは武士に任せておけばよい、と諭した言葉。《世間が追々騒々しくなって来たので、余は家業にのみ勉励していられなくなり、国事に奔走せんと欲し、それとなく父に話してみたが、父は「思い其の位を出でぬ」の意見で「国事を論議するならば、其の位にある武士に任せおくが良い」と申され余の意見には不同意であった。》とあります。

            参考文献 論語と渋沢栄一 プレジデント社

【コメント】

 『京都の事情を視察し、「尊皇攘夷」(そんのうじょうい)を実行することの困難さと無謀さを痛感してきた長七郎だった』とあります。『尊皇』という字は、江戸時代末期(幕末)における『王を尊び、外敵を攘う(はらう)』という意味の言葉から来ています。

 周王朝の天子を「王」のモデルとしていたことから、元々「尊王」と書きました。日本でも鎌倉・室町時代は、天皇を『王』と称する用例も珍しくなかった様ですが、幕末には「尊皇」に置き換えて用いる事が多くなってきたと言われております。

 それでは「朝に道を聞けば、夕に死すとも可なり」についてはいろいろな解釈があると思いますが、皆様はどのように解されるでしょうか?

 私は、ここでの「道」とは物事の道理、人としての在り方を追求する事の大切さを意味し、自分自身の正しい生き方について問われている様に感じます。今、私達は経営士・コンサルタントとして何が出来るかを日々考え、クライアントへの支援策を構築することに目を向けて研鑚を積んでいると思います。また、このような生き方を模索している方もいらっしゃるかも知れません。

 私達人間は、どれほど「道」に迷い、どれほど遠回りをして、数えきれないほど悩み途方にくれながら、立ち止まることを繰り返して来たことでしょう。その先に来る「朝」は素晴らしい輝きの光があるはずなのです。この「朝」を迎える為に納得のゆく真実一路を歩み続けて、「夕に死すとも可なり」の如き、清らかな心で、出来る限り悔いのない人生にしたいと願っているのです。

 皆々様に於かれましても、2016年が実り多き一年になります様にお祈り申し上げます。




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Posted by 経営士 at 12:01Comments(0)【心 de 経営】

2017年11月24日

◆ 三省の励行は難しいですが、勤労感謝の日に自分に感謝【経営コンサルタントの独り言】11月24日(金)

◆ 三省の励行は難しいですが、勤労感謝の日に自分に感謝【経営コンサルタントの独り言】平成29年11月24日(金) つぶやき改訂版
 

  俺様の名は「ブロッグ
  経営士ブログに登場するドッグじゃ!!
 
  きょうは、可愛いワイフの
  愛妻弁当じゃ
  なんといっても、これが最高

 

平素は、ご愛読をありがとうございます。

「つぶやき」の改訂版ができました。ここにお届けしますので併せてご覧下さると幸いです。

【今日は何の日】は発行済ですので、こちらもどうぞ

  http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/71e192d3711c49cd79c9d090014da99a

【経営コンサルタントの独り言】

◆ 三省の励行は難しいですが、勤労感謝の日に自分に感謝

 昨日11月23日は「勤労感謝の日」でした。

 国民の祝日の一つで「勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝しあう日(【Wikipedia】)」と言われています。

 年末まであと余すところ38日です。

 働いている人は、ベターハーフ(結婚相手)に対して、その人がいればこそ、自分が働くことができているという気持ちを込めて、「ありがとう」のひと言でも良いですから言葉をかけてみましょう。もちろん、私はすでに実行しました。

 ベターハーフがいらっしゃらない方は、自分が生きていられることに対して感謝をしますと、自分自身を大切にすることができるのではないでしょうか。


 勤労感謝の日には、今年の自分自身の「勤労」、すなわち自分の仕事のあり方を振り返ってみるようにしています。

 年初に決めた今年の自分の計画で未達のものについて何とかそれを達成するにはどうすべきかを考えるようにすると、たとえ不充分であっても「一年の計」の実現に近づくことができます。

 因みに「三省(さんせいorさんしょう)」とは、論語に由来します。

 論語の学而に「吾日に吾が身を三省す。人の為に謀りて忠ならざるか、朋友と交わりて信ならざるか、習わざるを伝えしかと」とあります。

 毎日三度反省するというのが直訳ですが、毎日何度も何度も自分の言動を省みて、誤りを犯さないようにするということです。


  


2017年11月24日

■【経営士ブログ 今日は何の日】11月24日 進化の日  

■【経営士ブログ 今日は何の日】11月24日 進化の日  

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 一年365日、毎日が何かの日です。
 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。
 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。
 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック
今日は何の日インデックス
  
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■ 進化の日

 1859年11月24日に、ダーウィンの「種の起源(On the Origin of Species)」が刊行され、それを記念して「進化の日(Evolution Day)」が制定されました。

 ダーウィンは、「進化」という意味を「Descent with modification」と表現しています。進化の日に使われている英単語には、「進歩」とか「前進」というニュアンスがあります。ダーウィンには、そのような意味を込めていなかったのではないでしょうか。

 しかし、「進化」がなければ、今日、生きていくことは「後退」に繋がるほど、世の中は日々進化しています。

 我々の経営コンサルタント業においても、経営環境の変化に伴い、経営手法も変化し、それに見合ったコンサルティング手法を開拓してゆかなければなりません。

 35年前、私が経営コンサルタント業を始める契機となった経営コンサルタント資格取得のための勉強は、経営に関する全分野の基礎知識をベースにすることから始まりました。

 資格取得は、「記憶力の勝負」の感がしました。

 今日においても、大半の士業資格のための学科試験が「落とすためのテスト」的な問題が多く出題されています。

 その最たる例が司法試験であると思います。

 法科大学院の制度を作ったにもかかわらず、試験問題は過去の延長的な問題が多く、合格率が低いと、受験生のレベルの低さを非難するような論調がマスコミを通じて流されています。

 重箱の隅をほじくるような法律の例外的な部分などは、弁護士を始めとする司法職に就いたらネットワークを活用するなりして対応できるはずです。

 試験自体を、その様な応用力、社会的な常識を備えているかどうか、法科大学院設立の経緯に戻って見直すべきです。

 経営コンサルタント資格も、中小企業診断士の試験はあまりにも難しすぎます。専門分野においては高度な知識や経験等が求められますが、経営全般においてその必要はないのです。

 すなわち、今日のコンサルティングは、一人のコンサルタントが担当するのには高度化・専門化しすぎているので、士業に携わる人達がチームで対応する時代なのです。

 その時代の変化にいち早く対応しているのが日本経営士協会ではないでしょうか。

 専門分野については厳しく審査され、周辺についての基本や社会的常識を身につけているかどうかを中心に審査され、専門外については、資格取得をしてから身につければ良いというポリシーです。

 専門外の科目で資格が取れないような資格試験は、専門に長けている人に対しては住みづらい世の中となってしまい、社会的損失と考えます。


(ドアノブ)

◆ 今日は何の日などの記念日は誰が決めているのでしょうか

 11月24日は「進化の日」でしたが、1859年11月24日に、ダーウィンの「種の起源(On the Origin of Species)」が刊行されたことを記念して制定されたことをブログでお伝えしました。

 記念日といいましても、誕生日なの個人的な記念日もありますが、国民の祝日のように国が決めた記念日もあります。

 近年は、地方自治体が自分の地域や特産品などをPRすることも行われるようになりました。

 民間企業や中には小さな商店までもが販売促進のために記念日を制定して活用しています。

 日本国内には記念日を「指定」や「制定」する任意団体が複数あるようです。

 公的な団体ではないですが日本記念日協会や日本記念日評議会、国際記念協会などがよく知られています。

 記念日を活用したい企業は、検討されては如何でしょうか。


「進化の日(Evolution Day)」が制定されました。

 ダーウィンは、「進化」という意味を「Descent with modification」と表現しています。進化の日に使われている英単語には、「進歩」とか「前進」というニュアンスがあります。ダーウィンには、そのような意味を込めていなかったのではないでしょうか。

 しかし、「進化」がなければ、今日、生きていくことは「後退」に繋がるほど、世の中は日々進化しています。


(ドアノブ)


【経営コンサルタントの育成と資格付与】


since 1951 特定非営利活動法人・日本経営士協会


 日本経営士協会は、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。


 詳しくは、サイトでご覧下さい。 


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◆ 【カシャリ!一人旅】 

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Posted by 経営士 at 06:01Comments(0)【今日は何の日】