2018年04月20日

■■【心de経営】 実践編35 采根譚 前集 四十三 身を立つるに一歩を高くす

■■【心de経営】 実践編35 采根譚  前集 四十三 身を立つるに一歩を高くす


 【心de経営】は、「経営は心deするもの」という意味になります。それとともにフランス語の前置詞であります「de(英語のof)」を活かしますと、「経営の心」すなわち、経営管理として、あるいは経営コンサルタントとして、企業経営をどの様にすべきか、経営の真髄を、筆者の体験を通じて、毎月第二火曜日12時に発信いたします。

【筆者紹介】 特定非営利活動法人日本経営士協会理事長 藤原 久子 氏

 北海道札幌市出身、平成元年7月に財務の記帳代行業務並びに経理事務員の人材派遣業の会社を設立し代表取締役として現在に至っています。
 平素、自社において、従業員満足・顧客満足・地域貢献企業を目指し、ワーク・ライフ・バランスを重視した経営に心がけています。
 一方、自社における経験をもとに、経営コンサルタントとしての専門知識を活用しながら、客観的に現状を認識し、問題発見・解決策の提案や業務改善案、経営戦略への提言など、企業の様々な問題の共有を図りながらアドバイスをしています。

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 『采根譚』の著者は洪自誠といわれ、日本に江戸時代中期に伝えられ、以来知識人の隠れた教養書として、明治以降も多くの人々に愛読されてきました。『采根譚』の書名は宋代の学者(思想家)汪信民の「人よく菜根を咬みえば、則ち百事なすべし」によると言われています。「菜根」すなわち、野菜の根は硬く筋が多いが、これをよく咬みうる者のみが、物の真の味を味わうことが出来る、ということを意味しています。

 また「菜根」は貧しい生活、暮らしをいうことから、貧苦に十分耐え得るもののみが人生百般の事業を達成できることも意味しています。『采根譚』が日本に紹介されたのは江戸時代中期、加賀前田藩の儒者、林瑜(はやしゆ)が紹介したのが初めとされています。いらいおびただしい数の復刻本が出版され、中国よりも、日本で広く愛読されてきました。実業・ビジネスの世界で活躍されている多くの人々に、心の指南書として親しまれてきました。時が移り人が変わっても、変わる事のない哲理を今に活かそうとしているからだと思っています。

 この『采根譚』は前集、後集合わせて357編からなり前集の222編は現実を生きる処世の智恵を説き、後集134編は心豊かな閉居の楽しみを語ったものが多いとされています。

 それでは、解説者・井原隆一氏のプロフィールをご紹介します。1910年埼玉県生まれ。14歳で埼玉銀行(現りそな銀行)に入行。18歳で夜間中学を卒業。父親の死亡に伴い20歳で莫大な借金を背負いながらも独力で完済。その間、並はずれた向学心から、独学で法律、経済、経営、哲学、歴史を修めた苦学力行の人。

 最年少で課長に抜擢され、日本ではじめてコンピュータオンライン化するなど、その先見性が広く注目され銀行の筆頭専務にまで上りつめました。60歳になって大赤字と労働紛争で危機に陥った会社の助っ人となり、40社に分社するなど、独自の再建策を打ち出し、数々の企業再建の名人として知られたといわれています。


         参考文献 采根譚 (解説:井原隆一)  プレジデント社


■■ 采 根 譚 (解説:井原隆一)  :  前集 四十三 ■■ 
 
    身 を 立 つ る に 一 歩 を 高 く す
 

【読み下し文】

 身を立つるに一歩高くして立たざれば、塵裡(じんり)に衣を振るい、泥中(でいちゅう)に足を濯(あらう)が如し。如何ぞ超達(ちょうたつ)せん。世に処するに一歩退いて処(お)らざれば、飛蛾(ひが)の燭(しょく)に投じ、羝(てい)羊(よう)の藩(まがき)に触(ふ)るるが如し如何ぞ安楽ならん。

 人生、身を立てるには、常に一歩だけ世人よりも高くしておかないと 塵(ちり)の中で衣を振るい,泥の中で足を洗うようなことになる。洗えば洗うほど泥がついてくる。これでは、世間に超越することは出来ない。また処世の道では、常に一歩退いていないと、ちょうど虫が火に身を投じたり、牡(オス)の羊が棚に角を突っ込んで進退極まるのと同じことになる。これでは安楽に過ごす事ができない。

 
【解説に出てくるキーワード】

◆「理想は高く姿勢は低く」井原さん、自作自戒の言葉

◆「小成に甘んじるな」小成とはわずかばかりの成功。経営に当たる人は「大きな夢を持ちなさい」と井原さんは説く。 

  参考文献 采根譚 (解説:井原隆一)  プレジデント社
 

【コメント】

 社会で出世しようとするならば、他人より一歩高くしていないと、埃の中で服を振るい、泥水で足を洗うようなもので、目的は果たせないし、人が生きてゆく上では、他人より一歩下がっていないと、我が蝋燭(ろうそく)の火に飛び込み、羊が垣根に頭を突っ込んでしまうようなもので、安心して暮らして行けない。

 つまり活人はリスクマネージメントの達人と言える。言い換えれば、活人は純粋なリスク回避は言うまでもなく、投機的なリスクは確実に回避しておかないと安心して生きてはいけません。ということ。

 人間は誰しも、一人ひとり違った素質、才能をもっている。ただそれらは、顔を鏡に映すようには、表面に出にくい。しかし、そういう自分の素顔とか才能というものを自分ではっきりとつかみ、それを日々の活動に、ひいては人生に生かすことができたなら、どれだけ人間としての喜びに満ちた生活が営まれ、人生の妙味というものを味わうことができるだろうか。一人ひとりが他と違ったものを持ち、そして日々新たに発展していく。そこには苦しみもあろうが、何ものにも替え難い喜びもあるはずである。

 本日も当社では決算の為のデータの積算作業に追われている。メールのやりとりや、書類から多くを推測、現実へと導き出すことの困難さに直面している従業員は日々戦ってくれている。頭の下がる思いが感謝へとかわり「従業員は宝もの」いう言葉で表現することになる。そんな思いに成る事が何よりも幸せで、次への挑戦に繋がっていると確信します。

 決算に係わる財務状況から経営者様ご自身の思想や理念、今後の夢など一年に一度の決算時会談は濃密に展開しています。時代に即したテーマも考慮しながら現代から未来に繋ぐ架け橋になる様尽力したいと願っているのです。

 他方ではコンサルタントとして今後に向け壮大な夢と希望に満ちた運営指針を立て、全国縦横に組織的活動を展開してゆくことが社会貢献に繋がる事を願っております。

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【経営コンサルタントの育成と資格付与】

since 1951 特定非営利活動法人・日本経営士協会

 日本経営士協会は、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。

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Posted by 経営士 at 12:01【心 de 経営】

2018年04月20日

◆【経営コンサルタントの独り言】 地図の日といえばこの人を忘れることはできません つぶやき改訂版 4月20日(金)

◆【経営コンサルタントの独り言】 地図の日といえばこの人を忘れることはできません つぶやき改訂版 4月20日(金)


   


 


  俺様の名は「ブロッグ
  経営士ブログに登場するドッグじゃ!!
 
  日本から世界の寿司に
  うまい 
  ヘルシー 
  日本で”犬”やってて
  良かった~~


 



平素は、ご愛読をありがとうございます。


「つぶやき」の改訂版ができました。ここにお届けしますので併せてご覧下さると幸いです。


【今日は何の日】は発行済ですので、そちらもどうぞ


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【経営コンサルタントの独り言】

■ 地図の日といえばこの人を忘れることはできません


 4月19日は「地図の日(最初の一歩の日)」ですが、地図といえば忘れてならないのが伊能忠敬ですね。

 江戸時代寛政年間に簡単な器械だけで足で稼いだ測量で、こんにちの地図と大きな違いなく作成したというのは驚きです。

 寛政年間といいますと浅間山噴火から天明の大飢饉などで一揆が多発した時代です。

 悪名高い田沼意次の失脚後、松平定信が寛政の改革を実施しました。

 その様な時代背景の中での実施は、一層困難であったのではないでしょうか。


  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/7f987ef7885b1901b355e8324afff4c1


 






  


2018年04月20日

■【経営士ブログ 今日は何の日】 4月20日 穀雨 郵政記念日、郵便週間 

【経営士ブログ 今日は何の日】 4月20日 穀雨 郵政記念日、郵便週間 

 日本経営士協会は、特定非営利活動法人として内閣府による認証を受けた経営コンサルタント団体です。1951年に誕生し、経営コンサルタント育成と経営士・士補資格付与活動を1953年から積極的に行ってきている、日本で最初に設立され、約65年もの永きにわたりまして社会貢献をしてきています。
 このブログは、主に次のような方々を対象に、時宜に即した情報を毎日、原則として複数本のブログをお届けしています。経営というのは、根底に流れいるものは、下記のいずれにも共通し、視点を変えるだけでそれを応用することができるという信念を基に、あえて三兎を追っています。

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント


 一年365日、毎日が何かの日です。
 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。
 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。
 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます


■ 穀雨(年により日付が異なる)

 今日は「穀雨(こくう)」です。二十四節気の第6番目で、通常旧暦3月です。

 気候も温暖になり、田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨の降るころという意味です。穀物の成長を助ける雨のことを指し、「暦便覧」には「春雨降りて百穀を生化すればなり」と記されています。

 穀雨が終わるころは、立夏を直前にする頃でもあり、八十八夜を迎えます。

【Wikipedia】
 現在広まっている定気法では太陽黄経が30度のときで4月20日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。恒気法では冬至から1/3年(約121.75日)後で4月22日ごろ。
 期間としての意味もあり、この日から、次の節気の立夏前日までである。
 西洋占星術では、穀雨を金牛宮(おうし座)の始まりとする。


■ 郵政記念日、郵便週間

 今日4月20日は「郵政記念日(ゆうせいきねんび)」です。1871年4月20日(明治4年3月1日)にそれまで使われていた飛脚制度を廃して、西欧式の郵便制度を取り入れました。

 前島密が(1835年1月7日~1919年4月27日)は、日本の郵便制度を作り上げました。

【Wikipedia】 前島密(まえじまひそか)

 天保6年1月7日(1835年2月4日) - 大正8年(1919年)4月27日)は、日本の官僚、政治家。日本の近代郵便制度の創設者の一人で1円切手の肖像で知られる。「郵便」や「切手」、「葉書」という名称を定めた。その功績から「郵便制度の父」と呼ばれる。
 大久保利通らが当初進めていた大阪遷都に対し江戸遷都を建白した事でも知られる。教育の普及のため、漢字を廃止し平仮名を国字とすることを主張した漢字廃止論者


■ その他
◇ おいらん道中
◇ 壬生念仏
◇ 栄西禅師降誕会


■【きょうの人】 栄西

 お茶を飲むことを日本に伝えた日ととして知られています。福岡に栄西を祀る寺があります。

【Wikipedia】 栄西

 栄西(えいさい、ようさい)は、平安時代末期から鎌倉時代初期の僧である。明菴 栄西(みんなん えいさい、みんなん ようさい)とも呼ばれる。臨済宗の開祖、建仁寺の開山。天台密教葉上流の流祖。また、喫茶の習慣を日本に伝えたことでも知られる。
 生年には異説がある。生地は備中国賀陽郡宮内(現在の岡山県岡山市北区吉備津南部)。

(ドアノブ)

趣味・旅行のブログ】
 ◇ カシャリ!一人旅・写真・趣味

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【経営コンサルタントの育成と資格付与】

 日本経営士協会は、ご存知かと思いますが、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。

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まとめ


  


Posted by 経営士 at 06:01【今日は何の日】