2018年05月11日

■■【心de経営】 実践編37 采根譚 前集 八十 未だ就らざるの功を図る

■■【心de経営】 実践編37 采根譚  前集 八十 未だ就らざるの功を図る



 【心de経営】は、「経営は心deするもの」という意味になります。それとともにフランス語の前置詞であります「de(英語のof)」を活かしますと、「経営の心」すなわち、経営管理として、あるいは経営コンサルタントとして、企業経営をどの様にすべきか、経営の真髄を、筆者の体験を通じて、毎月第二火曜日12時に発信いたします。


【筆者紹介】 特定非営利活動法人日本経営士協会理事長 藤原 久子 氏

 北海道札幌市出身、平成元年7月に財務の記帳代行業務並びに経理事務員の人材派遣業の会社を設立し代表取締役として現在に至っています。
 平素、自社において、従業員満足・顧客満足・地域貢献企業を目指し、ワーク・ライフ・バランスを重視した経営に心がけています。
 一方、自社における経験をもとに、経営コンサルタントとしての専門知識を活用しながら、客観的に現状を認識し、問題発見・解決策の提案や業務改善案、経営戦略への提言など、企業の様々な問題の共有を図りながらアドバイスをしています。


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 『采根譚』の著者は洪自誠といわれ、日本に江戸時代中期に伝えられ、以来知識人の隠れた教養書として、明治以降も多くの人々に愛読されてきました。『采根譚』の書名は宋代の学者(思想家)汪信民の「人よく菜根を咬みえば、則ち百事なすべし」によると言われています。「菜根」すなわち、野菜の根は硬く筋が多いが、これをよく咬みうる者のみが、物の真の味を味わうことが出来る、ということを意味しています。


 また「菜根」は貧しい生活、暮らしをいうことから、貧苦に十分耐え得るもののみが人生百般の事業を達成できることも意味しています。『采根譚』が日本に紹介されたのは江戸時代中期、加賀前田藩の儒者、林瑜(はやしゆ)が紹介したのが初めとされています。いらいおびただしい数の復刻本が出版され、中国よりも、日本で広く愛読されてきました。実業・ビジネスの世界で活躍されている多くの人々に、心の指南書として親しまれてきました。時が移り人が変わっても、変わる事のない哲理を今に活かそうとしているからだと思っています。


 この『采根譚』は前集、後集合わせて357編からなり前集の222編は現実を生きる処世の智恵を説き、後集134編は心豊かな閉居の楽しみを語ったものが多いとされています。


 それでは、解説者・井原隆一氏のプロフィールをご紹介します。1910年埼玉県生まれ。14歳で埼玉銀行(現りそな銀行)に入行。18歳で夜間中学を卒業。父親の死亡に伴い20歳で莫大な借金を背負いながらも独力で完済。その間、並はずれた向学心から、独学で法律、経済、経営、哲学、歴史を修めた苦学力行の人。


 最年少で課長に抜擢され、日本ではじめてコンピュータオンライン化するなど、その先見性が広く注目され銀行の筆頭専務にまで上りつめました。60歳になって大赤字と労働紛争で危機に陥った会社の助っ人となり、40社に分社するなど、独自の再建策を打ち出し、数々の企業再建の名人として知られたといわれています。 


         参考文献 采根譚 (解説:井原隆一)  プレジデント社
 

■■ 采 根 譚 (解説:井原隆一)  :  前集 八十 ■■ 
 
     未 だ 就 ら ざ る の 功 を 図 る
 

【読み下し文】

 未(いま)だ就(な)らざるの功(こう)を図(はか)るは、己(すで)に成るの業を保つに如(し)かず。既往の失を悔(く)ゆるは、将来の非を防ぐに如かず。

 見通しの立たないことを悩み焦るよりも、既に完成し軌道に乗っている仕事の保持、発展に努力した方がよい。過去の失敗を悔いているよりも、将来の失敗を防ぐようにすべきである。

 
 
【解説に出てくるキーワード】
 

 「一利を興すは一害を除くにしかず。一事を生ずるは一事を減ずるにしかず」元の名宰相・耶律楚材の箴言、一つの利益のあることを始めるよりも、一つの害のあることを取り除く方がよい。一つの事を新たに始めるよりも、無駄な一つのことを止めた方がよい、ということです。

 人から受ける恩恵は控えめにして、人のためになる徳行は進んで行うこと、世渡りの秘訣は自ら一歩を譲る精神で寛大な心がけを持つこと、がよいとされています。他人のためにすることが、実は自分の為に成るのです。

   参考文献 采根譚 (解説:井原隆一)  プレジデント社


【コメント】


 事業は現業を推進し、未来のリスクを予防するため、今を重視し、誤りの再現に心を配りながら、前に進むことが、肝要であると説いているのです。

 人間は有のままで品格を備えているのが、最高の境地であると考えますし、幸福は、こちらから求めてえられるものではなく、ただ、楽しみ、喜ぶ心を養うことに徹し、人間としての智慧は輝きを増すよう生涯において品格を保つことを心がける様努めたいと願っているのです。

 上に立つ人の意識は高くなければならないし、心遣いも注意深くなければなりませんが、細かすぎては駄目ですし、偏り過ぎても駄目です。

 志は高く現実的で思い込み過ぎず、偏らずというのが、人生の王道であると思います。つまり目的を明確にして目標を淡々と熟しながら何事にも臨機応変に成すべきであるという事になります。

 バランス感覚が必要ですし、経営コンサルタントとしてクライアントに如何に対応すべきかを課題となります。

 熟考すれば一つとて同じケースの無い案件の複雑さに対応してゆく事が求められます。現場の多くの事例に真摯に立ち向かってこそ多くの体験から学ぶ事も多く何よりの喜びであります。

 絶え間ない努力はやがて結果に結びついて成長してゆく事になるのです。そこで常に謙虚な精神を持ち続け未来に向かって前進してゆきたいものです。

 輝かしい新春を迎え本年も会員の皆々様にとりまして、幸多い一年であります様祈念しております。

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【経営コンサルタントの育成と資格付与】


since 1951 特定非営利活動法人・日本経営士協会

 日本経営士協会は、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。

 詳しくは、サイトでご覧下さい。 


 
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 日本最古の経営コンサルタント団体・日本経営士協会とは
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Posted by 経営士 at 12:01【心 de 経営】

2018年05月11日

◆【経営コンサルタントの独り言】 国鉄って何?「モノクラス制」って何? つぶやき改訂版 5月11日(金)

◆【経営コンサルタントの独り言】 国鉄って何?「モノクラス制」って何? つぶやき改訂版 5月11日(金)


    


 


  俺様の名は「ブロッグ
  経営士ブログに登場するドッグじゃ!!
 
  鼻腔をくすぐる
  香り立つアロマ
  至福の一時 


 



 


平素は、ご愛読をありがとうございます。


「つぶやき」の改訂版ができました。ここにお届けしますので併せてご覧下さると幸いです。


【今日は何の日】は発行済ですので、そちらをどうぞ





【経営コンサルタントの独り言】

■ 国鉄って何?「モノクラス制」って何?


 昔プロ野球に「国鉄スワローズ」という球団がありました。

 今のヤクルトスワローズの前身です。

 その球団に名投手がいました。

 金田正一氏です。

 脚光を浴びていた新人・長嶋氏をきりきり舞いに、三線ですべてを斬って落としたのです。

 プロの洗礼というのは、こういうことをいうのでしょう。

 長嶋氏はそれを思い知らされ、それが後の大スターへの飛躍台になったと思います。

 これでこそプロだという、意地を示すことができ、金田氏は溜飲を下げたと思います。


「国鉄」とか、「モノクラス制」といわれても、鉄ちゃんならあたり前のことですが、普通の若い人にとっては、いにしえの話ですね。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/9abfbf9e0739d76c5fa21ae5189f58c1


 


 









  


2018年05月11日

■【経営士ブログ 今日は何の日】 5月11日 長良川鵜飼い 

■【経営士ブログ 今日は何の日】 5月11日 長良川鵜飼い 


 日本経営士協会は、特定非営利活動法人として内閣府による認証を受けた経営コンサルタント団体です。1951年に誕生し、経営コンサルタント育成と経営士・士補資格付与活動を1953年から積極的に行ってきている、日本で最初に設立され、約65年もの永きにわたりまして社会貢献をしてきています。
 このブログは、主に次のような方々を対象に、時宜に即した情報を毎日、原則として複数本のブログをお届けしています。経営というのは、根底に流れいるものは、下記のいずれにも共通し、視点を変えるだけでそれを応用することができるという信念を基に、あえて三兎を追っています。

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント


 一年365日、毎日が何かの日です。
 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。
 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。
 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。
 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ 長良川鵜飼い

 長良川鵜飼(ながらがわうかい)で知られる岐阜市で、5月11日に鵜飼いが解禁となり、10月15日までの約5ヶ月間、漁や観光に活躍する風物詩の一つです。

 篭火(かがりび)で鮎をおびき寄せ、鵜匠が鵜を操って鮎を捕るという古式漁法です。

 鵜飼いは岐阜市だけではなく、県関市でも行われています。嵐山や宇治川の鵜飼いも知られていますが、期間は長良川よりも短いです。

 日本では日本書紀にも記述があるほど伝統がありますが、実はヨーロッパでも16~7世紀に、スポーツとして行われていたそうです。


【Wikipedia】 鵜飼い

鵜飼いの歴史は古く、『日本書紀』神武天皇の条に「梁を作つて魚を取る者有り、天皇これを問ふ。対へて曰く、臣はこれ苞苴擔の子と、此れ即ち阿太の養鵜部の始祖なり」と、鵜養部のことが見え、『古事記』にも鵜養のことを歌った歌謡が載っている。天皇の歌に「しまつとりうかひかとも」とある。また中国の史書『隋書』開皇二十年(600年)の条には、日本を訪れた隋使が見た変わった漁法として『以小環挂項令入水捕魚日得百餘頭』(小さな輪を鳥にかけ日に100匹は魚を捕る』と記されている。


■ その他

◇ 多治見永明慈開山忌

◇ 奈良興福寺薪能


【 注 】

 「今日は何の日」「今日の人」は、Wikipedia、富山いづみ氏のサイト、他を参照し、独自に記載したものです。従いまして、当サイト及びブログ等々に関しては、無断複製転載及び模倣を固くお断り申し上げます。


(ドアノブ)

【経営コンサルタントのプロ集団+育成と資格付与】

since 1951

 日本経営士協会は、ご存知かと思いますが、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。

 詳しくは、サイトでご覧下さい。

  http://www.jmca.or.jp


■■ 経営コンサルタントへの道 ←クリック 経営コンサルタントを目指す人の60%が閲覧


 

  


Posted by 経営士 at 06:01【今日は何の日】