2013年03月22日

■■【中国経済の読み方】 太陽電池業界も過当競争時代に

■■【中国経済の読み方太陽電池業界も過当競争時代に 時系列的に見ると別のものが見えてくる

 最近の経済ニュースのエッセンスを、時系列的に、独断と偏見でもってまとめてみました。




◆ 太陽電池業界も過当競争時代に
 2013/03/23

 福島第一原発事故以来、太陽光発電が注目を浴びてきましたが、ここのところシェールガス・オイルなどの話題で影が薄くなっています。

 その背景には、世界的な太陽電池の生産過剰が続いていることもあるようです。

 中国では約10年前から、需要の拡大を見込んで太陽電池メーカーが増加しました。最盛期には世界の上位15社の3分の2を中国企業が占めるほどでした。

 その後、太陽電池は世界的な生産過剰で経営が悪化するメーカーが増えています。

 7年前に日本のメーカーを買収することで話題を呼んだ「サンテックパワー」の子会社が破産処理の手続きに入ったと新華社通信が伝えました。

 日本でも対岸の火事とみず、業界がこぞって協力し合い、生き残りを図って行く時代ではないでしょうか。

◆ 中国よ、放射能まで輸出するのか!! 2013/03/20

 NHKのテレビ番組で作家の玄侑宗久氏が「"除染"に思う」というテーマで意見を述べる番組がありました。

 国語辞典に載っていない除染という言葉を始め、風評被害、仮置き場、中間貯蔵施設など、子供達ですら口にする事態になってきています。

 東日本大震災から2年も経っているというのに、高線量に汚染された汚泥も処理できないまま、鈍い光と臭いを放つ「フレコンバッグ」は今日も増え続けており、除染計画がまだ策定できない市もあります。

 フレコンバッグとは、フレキシブルコンテナバッグ (Flexible Containers)の略称です。汚染された土砂などを保管・運搬するための袋のことです。

 フレコンバッグが増加している中、福島県では、2012年に6万1千人いた避難者が少しずつですが戻って来ています。それが、今なお5万7千人あまりが他県に避難しています。

 そのような中、思わぬ地域で放射線量が高くなっています。

 2002年に某放射線量計メーカーが、全国14万9千箇所の環境放射線量を測定されました。それによると、年間1ミリシーベルトを超える県が11県ありました。

 被災3県だけの問題でなく、東北6県の問題でもないのです。

 もともと土壌の問題から放射線量の高かった岐阜県を上回る地域が11県あるのですから、驚きです。

 この調査によりますと西日本から北陸にかけて、20年前よりも明らかに線量が高くなっていることがわかりました。

 1963年にできた部分的核実験禁止条約を中国は批准せず、その後約20年間にわたり地上や空中での核実験をウィグル自治区で繰り返しました。ある調査では、地表での核爆発で放出された総放射線量は、チェルノブイリ原発事故の約500万倍にものぼるというデータもあります。

 どうやらそのときの放射性物質が、黄砂に乗って日本に飛来しつづけた結果ではないかという研究結果もあります。

 これからも放射性物質が日本に飛来し続けるということはPM2.5どころの問題ではないですね。

◆ 中国の消費者動向の功罪 2013/03/11

 ヨーロッパの金融危機を景気にGDP成長が鈍化していた中国ですが、明るい兆しが見えてきたと報じられてきました。それは、本当に中国経済にとって良いことなのでしょうか?

 中国国家統計局は、2月の消費者物価指数は、前年同月比で3.2%の上昇と報じました。9か月ぶりに3%を超える高い水準となり、中国政府としては、景気が回復に向かうなか、物価の急激な上昇に目配りを求められることになります。

 とりわけ野菜の価格が10%、牛肉など肉類の価格が5.3%も上昇しています。

 景気が回復傾向にあるなかで物価が上昇しやすくなっています。日本やアメリカなど先進各国が大規模な金融緩和を行うなかで、巨額の資金が資源や穀物に流れ込み、国際商品価格の上昇を引き起こし、輸入品の価格を押し上げるおそれがあります。

 中国政府は、全人代(全国人民代表大会)で、2013年の物価上昇率を3.5%程度に抑える目標を打ち出しています。この範囲内に納まっても国民の不満は膨らむでしょうし、本当にこの範囲内で物価が安定するのでしょうか。


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