2013年06月25日
■■【コンサルタント起業日記】6月24日 実務までやるのか?
■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 6月24日 著名な経営コンサルタントが経営実務までやるのか?
【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。
【 注 】
ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。
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6月24日 著名な経営コンサルタントが経営実務までやるのか?
経営コンサルタントというのは、経営に関する高度な知的な業務のみを行うプロであると考えていたのが、実務的な部分までも支援するということが終日頭を離れなかった。
夜、ぼんやりとTVのビジネス番組を見ていたら、有名な女性評論家?が何やらはなしていたが、内容を全然把握していなかった。実際に、この番組に出ているような有名な先生が、実務までやっているのだろうか?
6月23日 経営コンサルタント業務の範囲
日曜日は、定例の儀式である妻の食料品や日用品の買い出しのアッシーであり、荷物持ちでのお供である。買い物が長くなったので、ファストフード店に入り、昼食を済ますことにした。
食欲があまりないのでチキンのフライとレタスをバンで挟んだ○○チキンとコーヒーを注文することにした。子供達は暑いので冷たい物を注文したいという要求に妻が応えていた。
私は、○○チキンを方張りながら、経営コンサルタントのバイブルを開いた。部分的には何度か読んでいるはずなのに、紐を解くとまた新しい発見がある。今日もその期待を込めてページを開いた。
アッと小声を上げたらしく、妻や子供達だけではなく、周りの人の詰めたい視線を感じた。
「依頼主が、自分の会社・組織のどこに問題があるのか、問題点がわからないこともあります」という記述は、経営コンサルタントの存在価値を考えると当然である。ところがその次の文章である。
「問題はわかっていながら、どう対処したらよいのか困っていることもあります」
企業は、自分で問題がわかっていながら、経営コンサルタントに依頼するというのは、具体的な解決策を経営コンサルタントに求めるので、ここも自分の理解が届く範囲であった。
それに続く文章が「それどころか問題も、その解決策もわかっていながらコンサルタントに依頼してくることもあります」という下りで、どうも大きな声を上げたようである。
経営者は、自分で、自社の問題点も、その解決策もわかっていながら、経営コンサルタントにコンサルティングを依頼するというのである。始めは「そんな莫迦な!」と思ったりもしたが、バイブルがおかしなことを教えてくれるはずはない。
これこそが、先日、文具店の経営者が経営コンサルタントに業務を依頼するだろうかという疑問の答えなのかもしれないと思った。
中小企業や零細企業では、問題も解決策もわかっていながら、それを実行するために人材がいないところが多いと言うことなのだろうと納得した。
だが、それが気になり、帰宅後親友の秋元に電話をした。
ショックだったのは、彼はすでにそのことを私以上に理解していたことである。
経営コンサルタントは、知識や情報の切り売りだけではなく、実務的な部分までも支援することがあるのだろう。
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