2013年06月30日

■■【アメリカ経済の読み方】2013年2月を時系列的に見ると

■■【アメリカ経済の読み方】 2013年2月を時系列的に見ると理解が深まる

 
 最近の経済ニュースのエッセンスを、独断と偏見でもってまとめてみました。



◆ アメリカ経済の直近動向 2013/02/14

 アメリカ経済の見方は、いろいろありますが個人消費の動向を見るのが一つです。私は、これまでも何度も申し上げていますように、失業率・就業者数の動向を重視しています。

 アメリカ商務省が13日発表した、消費の動きを示す重要な指標として注目される1月の小売業の売上高は、4166億ドルと前の月に比べて0.1%増え、3か月連続で増加しました。これは個人消費が緩やかながら改善を続けていることを語っています。

 業種ごとに見ますと、デパートが1%、スーパーが0.6%売り上げを伸ばしたほか、建築資材や電機・家電が増加しました。一方、衣類・アクセサリーが0.3%、自動車や関連部品が0.1%減少しました。

 自動車関連は、ここのところ順調に伸びてきていましたので、0.1%の減少とは言え、まだ牽引役として重要です。

 今回の結果では、消費が緩やかながら増加を続けていることを示していますが、安心できません。1月から日本の社会保険料に当たる給与税が引き上げられてました。これが消費者の負担増につながり、これから買い物を手控える動きがでるのではないかという懸念があります。

 アメリカのGDPの60%を占める個人消費動向は、景気マインドにも影響が強いので注目をする必要があります。

◆ アメリカ経済は回復しているのか? 2013/02/04

 日本車が、アメリカの自動車ニーズから低燃費車として注目され、北米向けに輸出される乗用車の生産が増加したことが寄与していることが、日本の鉱工業生産指数を前月比2.5%のプラスに押し上げたとお伝えしました。

 アメリカの1月の製造業と消費者の景況感を示す経済指標が、相次いで改善しています。

 アメリカのISM(供給管理協会)は、全米の製造業の購買担当者に対するアンケート調査による「景況指数」を、1月の景況指数は53.1と、前の月より2.9ポイント上昇と発表しました。ISM指数は、日本の短観と同じで、50を超えると景況感が強いとみて良いでしょう。

 同様にミシガン大学消費者信頼感指数という経済指標がありますが、73.8と1月より0.9ポイント上昇しています。

 住宅建設やエネルギー関連の企業を中心に業績が上向いていることが、景況指数の改善に繋がっているようです。

 今後、企業活動や個人消費などアメリカの実体経済の動きが、こうした指標をどこまで裏付けるのかに注目したいです。


 

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