2013年09月29日

■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 九月二八日 決断

■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 九月二八日 決断



 
 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント

 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンです。産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 最近、部長とぶつかることが多い竹根である。商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのでしょうか、それとも、別な道があるのでしょうか。
 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部は翌朝の発行となることもあります。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。

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 九月二八日 決断

 この数日間、匠製本の萩野専務の顔や言葉が思い出される。スペシャルマシン社の技術部長の熱の籠もった話方が思い出される。これまで会ってきた人達の顔や言葉が私にまとわりつく。
 
 コーヒーを飲みながら、土曜日午前中のクラシック音楽を聴く、至極の時間は、音楽が雑音のひとときである。雑音が嫌な雑音ではなく、時々蘇るように思考の途切れの合間に姿なき顔を出す。
 
 自分で結論を出せずにいると、妻がコーヒーのおかわりを届けてくれた。彼女の手を掴むと、怪訝そうな顔。思い切って、退職して経営コンサルタントになりたいと伝えた。
 
 妻からは、予想もしない言葉が返ってきた。
 
 「このところ、いろいろと考えているようなので、そろそろかなと思っていました」
 
 思わず、涙が流れてしまった。ティッシュを彼女から受け取り、涙を拭うが、言葉が出なかった。

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