2013年11月05日

■■【経済の読み方】 2013年 10月を時系列的に見る

■■【経済の読み方】 2013年 10月を時系列的に見る

 世の中の動向は、アラカルト的に見ることも大切ですが、時系列的に見ると、また異なった面が見えてきます。
 ここでは、これまでブログ掲載してきました内容をコンパクトにまとめてご紹介します。



■ レアアース問題で中国は? 2013/10/26

 希少資源でありますレアアースで、世界の生産量の90%以上を占める中国が、出し渋りをしていることはよく知られています。これはWTO(世界貿易機関)の貿易のルールに違反していると日米等が訴えています。

 これに対し、中国は「輸出規制は資源と環境の保護が目的で正当なものだ」と主張しています。

 WTOは紛争処理の小委員会で審理してきましたが、日本などの主張をおおむね認め、中国側に是正を勧告するとした中間報告をまとめました。

 今後は、WTOが日本や中国など関係各国から意見を聴いたうえで、今年12月にも最終報告を公表することになります。

■ JR北海道の体質改善はできるのか 2013/10/16

 JR北海道の社員意識は由々しき問題のように思えます。仕事をやる気があるのか、プロフェッショナル意識はあるのか、ポッポやからは想像できない不祥事続きです。

 太田国土交通大臣も、自分の立場が危うくなるようで、寝ても立ってもいられないのではないでしょうか。

 トラブルや不祥事が続くJR北海道に対して、太田大臣は、JR東日本から鉄道事業本部長の補佐役など、主に安全対策に関係する人材を派遣することを明らかにしました。

 他社の技術陣が入ることで現場の意識が変化し、見えるべきものが見えてくることに期待したいです。

 JR北海道からの派遣要請に基づくことのようですが、外部の力に刺激を受けて、本気になって解決しようと全社一丸にならなければ、それで解決できるとは思えません。

 東電にしろ、みずほ銀行にしろ、古くは社保庁にしろ、根底に流れいるものは共通したように感じられます。管理職以上を総入れ替えしませんと、根本問題は解決できないのではないでしょうか。


■ 今回のG20は何がポイントか 2013/10/11

 ワシントンで、G20(主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議)が開催、それに続き、国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次会合が、日本時間で13日まで開催されます。

 主な先進国と新興国によるG20には、麻生副総理兼財務大臣が出席しますが、今回のポイントは何でしょうか。

 とりもなおさず、世界不況の陥らないために知恵を絞ることでしょう。

 このように株高の中で「世界不況」などと時代錯誤の言葉は似合わないようですが、昨今のアメリカ与野党対立で予算が成立できない問題は深刻なのです。

 すでに政府機関の一部閉鎖が報じられていますが、ねじれ国会におけます与野党対立で、政府の借金上限を議会が引き上げに合意されないと大変なことになります。政府が債務不履行に陥れば深刻な事態が迫っているのです。

 アメリカ国内だけの問題で納まらない背景には、ドルが国際基軸通貨として、国際的に占める割合が大きいだけに、この問題が世界経済に与える影響は大きいのです。金融市場が混乱しかねないだけではなく、アメリカの景気が減速し世界経済全体にも深刻な影響が懸念されます。

 国内問題ですので、G20といえども口を挟むことはできませんが、グローバルな視点での対応策が議論の最大の焦点なのです。

 G20としては、アメリカに対して与野党間の歩み寄りを促すなど問題の解決に向けた対応を求めることになるでしょう。

 日本政府は、財政再建に向け来年4月に消費税率の8%への引き上げ、増税後の景気の腰折れを防止、経済成長の継続などの経済対策を強調するでしょうが、そのインパクトはあまり期待できそうもありません。



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