2013年12月28日

■■時間に厳しい人より30分”得”をしている?<4/4>

■■【日本経済の読み方】  時間に厳しい人より30分”得”をしている?<4/4>

 時代の流れを時系列的に見ると、見えないものが見えてきます。NHKの放送や新聞・雑誌などを見て、お節介心から紹介しています。


独善解説


■ 遅刻常習者は、時間に厳しい人より30分”得”をしている?<4/4>

◆4 「忙しい人」「忙しすぎる人」

 仕事柄、非常に忙しい経営者とお付き合いすることが多々あります。忙しい経営者の会社の業績は好調であったり、成長していたりすることが多いです。ところが、忙しすぎる経営者は、平素、相手を待たせることに慣れっことなり、相手を待たせることに対して罪悪感が薄いのです。「忙しく動き回っているので、遅れてもあたり前。だから多少の暮れは許されると、周りの人が考えているだろう」という感覚なのでしょうか、遅刻することを意に介していないのです。

 最近は、スマホで、何時に着くには、何時に出れば良いということが簡単にわかります。例えば十時に出ると、アポイントの十時半に着くということがスマホ検索でわかると、十時になってやおら仕事を辞めて、それから外出します。すなわち十時に出発すべきところを、それより五分も一〇分も経ってしまっているのです。途中で、電車が少しでも遅れれば、乗り継ぎの電車に遅れてしまいます。だからといって、約束の時間に遅れるかもしれないという意識はありませんから、相手にも連絡をしません。

 十時半に着くのが、アポイントの場所の最寄り駅であったりすれば、駅から目的地までの時間をプレスしなければなりません。一〇分や二〇分の遅刻は誰の目にも明かであるのに、相手から「何時頃になりそうですか」という問い合わせのメールや電話があれば連絡をしますが、そうでなければ自分から連絡するという行動をとることもないのです。

 非常に特殊な人のことをお話しているように思えるかもしれませんが、時間感覚に麻痺している人は、似たり寄ったりなのです。その様な人というのは、経営計画やプロジェクト推進スケジュールなどということに対しても鈍感な人が多いために、「忙しすぎる人」の会社は業績が芳しくなかったり、本来ならもっと成長しているのに成長していなかったり、成長の速度が遅かったりしているのです。時間観念の薄い人は「機会損失」を起こしていることにも鈍感なのです。

 一見しますと、待たせる人の方が、待たされる人より時間を有効に使えているように見えます。しかし「忙しすぎる人」は機会損失を知らず、「忙しい人」は時間を有効に活用していると言えます。

 過ぎたるは及ばざるがごとし <完>

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