2014年03月23日

■■【コンサルタントのトンボの目】和歌山食のハイブリッド革命



■■【経営コンサルタントのトンボの目】 和歌山食のハイブリッド革命

  経営コンサルタント事務所
  B・M・S・21代表 山本 修 先生
  日本経営士協会 常務理事 関西支部長

 山本先生は、美容サロンを独立開業され、その経験を元にサロン経営者に「商品管理」「顧客管理」「計数管理」を提案し、サロン経営の生産性向上に成果を上げてこられました。近年は中小企業のコンサルタントとしてもご活躍中です。

 また「日本経営士協会 関西支部長」として活躍されておられます。

 筆者詳細情報 http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/0060.htm


 

■ 「いいとこどり」特産品

 交配によって食肉用の動物や農産物の新品種を誕生させる“食材のハイブリッド化”の研究が、和歌山県で進んでいる。

 イノシシとブタを掛け合わせて出来た「イノブタ」は和歌山県が発祥の地である。他にも幻の魚といわれる名物のクエの巨大交配種や、ブリとヒラマサのハーフ「ブリヒラ」など対象は広がっており、何でも掛け合わせて「いいとこどり」の特産品を作ろうという試みが注目されている。


■ 遊び心から生まれたイノブタ

 あっさりしていて臭みがなく、口の中でとろけるような脂身は甘くて滑らか。イノブタ肉はステーキもいいが、これから寒くなると鍋が絶品である。

 発祥地は紀伊半島南端のすさみ町で、昭和43年、当時の町長から雄イノシシの寄贈を受けた県畜産試験場(同町)の遊び心がきっかけで45年3月に誕生した。49年には全国に先駆けて本格研究が始まった。

 現在、年間の出荷数は約200頭であり、全国でも約千頭程しか飼育されていない希少な存在である。売れない不遇の時代が長かったが、インターネットなどの普及で知名度も上がってきているという。

 筆者も若いころ何度か冬の寒い日に鍋を食したことがあるが、イノシシよりも柔らかく、臭みも無く、女性や子供でも食し易い・・・。


■ 高級魚クエが巨大化

 漁獲量が少なく高級魚のクエ(見た目は口が大きく、少しグロテスクな感があるが、刺身は勿論、冬の寒い日は鍋にすると絶品である)でも、ハイブリッド化が進んでいる。

 目をつけたのは、世界で初めてクロマグロの完全養殖に成功した近畿大学である。和歌山県白浜町にある同大学水産研究所では、養殖クエの卵子と、東南アジアの海に生息するハタ科の「タマカイ」の凍結した精子を掛け合わせた交雑魚が誕生し、2年間でクエの約3倍となる1.7キロにまで成長したという。

 ゼラチン質が多くてなかなか美味であると言われる。

 同研究所では、他にもブリとヒラマサを掛け合わせた「ブリヒラ」、マダイとチダイのハーフの「マチダイ」など、さまざまな交雑魚の研究に取組んでいる。

■ イチゴは強く甘~く

 イチゴもハイブリッド化の対象である。

 和歌山県オリジナル品種「まりひめ」は病気に弱いことが課題で、県農業試験場で病気に強い新品種の育成に取組んでいる。

 味が良い「まりひめ」と味は少々劣るが病気に強い品種を交配し、病気に強いかどうかをテストし、収穫時期や大きさ、甘さなどをチエックして、平成27年度中にも新品種として登録する予定であると言われる。

 車だけでなく、畜産業や水産業、農業にまで広がるハイブリッド技術。それによって誕生した数々の品が、食卓に並ぶ日もそう遠くないかもしれない。

参考文献:産経新聞夕刊掲載記事より

 

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