2014年01月28日

■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】1月第4週 総集編

■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】1月第4週 総集編


 
 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント
 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンで、産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 そのような中で直属上司とぶつかることが多い竹根は、商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を歩むべきか、迷った挙げ句の決断は、日本を代表するコンサルティング・ファームである竹之下経営にお世話になることに決めた。
 商社マンを辞めて、経営コンサルタント業界に一歩足を踏み入れた竹根である。連日、今まで体験したことのない中で、日本経営士協会のチュータリングサービスで経営コンサルタントとしての自分を磨く毎日である。
 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部のブログでは翌朝の発行となることもあります。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。

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 21014年1月4週

■ 連日の午前様 0119

 振り返ってみると、先週は会社への泊まり込みも含めて連日午前様であった。久しぶりに朝寝をしたら、九時を回っていた。
 午前中は、妻の買い物について行き、午後は子供達をつれて、多摩川沿いにある市内の公園に行った。子供達と走り回っていると、疲れが吹き飛ぶ気がした。

 夕方、親友であり、商社万時台の同期でもあり、経営士補同期という秋元から電話があった。積もる話がたくさんあるのに、彼が今日行ってきたモネ展の話が大半を占めた。私が一緒だと、絵の感想を言い合いながら楽しめるけど、一人だと絵の鑑賞の喜びは半減するなどと、お世辞を言っていたが、嬉しかった。
 近いうちに飲みに行く約束をした。


■ 研修企業から不満 0120

 先日三浦半島にある自社の研修所で社員研修を応援したときに逢った研修担当者から電話があった。近所に来たので私に合いたいという。研修を実施したのは、別の課で、私はただ応援に行っただけである。
 近所の喫茶店で逢いたいというので、何となく嫌な予感がしたものの、そこまで行った。担当した講師には言いづらいらしく、私が話しやすいのか、私に訴えるのである。以前のクレームと同様で、講師が実務的ではなく、理論だけで、社長から研修担当者として強い不満をぶつけられたという。
 担当部署の金田部長がいるから、会社によってはどうかと勧めたが厭がった。
 別れてから金田部長に報告すると、私がしかられてしまった。
 その時の講師を担当したコンサルタントがちょうど戻って来たので、オブラートに包んで、やんわりとクレームを伝えた。彼は、ブツブツ言いながらも私の話を一通り聞いてくれたが、それ以上の反応はなかった。


■ 市場調査担当者の代理 0121

 出社すると本鈴本部長から呼び出された。
 今どのような仕事を担当しているのか、先日と同じような質問を受けた。同じ説明をすると、昨日辞表提出のあった、隣の課のコンサルタントの代わりにN社というクロスや人工紙のメーカーから受注している企業診断の市場部門を引き継ぐように命ぜられた。N社全体というのではなく、その位置事業部であるので、商品ラインとしては限定されているだろうというのが救いであるように思えた。
 引き継ぐといっても、担当者はすでに退社して、彼が残した資料のみが手渡された。
 それをパラパラとめくってみたが、利用できそうな資料はほとんどない。本部長にその旨を告げると、今月いっぱいに何とかしろという、強い口調の返事が返ってきた。
 業界が印刷出版関係、ファンシーグッズ関係、鞄小物関係などのほか、小さな市場向けと、いくつかの業界にまたがっている。マーケティング資料を揃えると行っても容易ではない。
 幸い印刷出版関係はネットからだけでもかなり資料は集まりそうであるし、商社時代に印刷業界のビジネスを手がけたこともあるので、何とかなりそうな気がする。それにN社当該事業部の売上の中で、印刷出版関係が七割近くを占めていることから、N社内資料も揃っていることに一縷の望みを繋いだ。
 その他の市場については、ネット情報も満足行くものではなく、気が重くなった。


■ 情報収集の外出 0122

 I社のN社の両方の資料と情報収集のために終日外出した。
 I社の関係では、必要な資料はほぼ揃っていたので、細く資料のみをピンポイントで収集するために、関連業界の団体を廻った。I社とN社は全然異なる業界であるだけに思うように資料は集まらなかった。
 日曜日に、秋元と約束をしたのが今夕である。飛び込みの仕事が入らないことを願っていたら、願いが叶い、18時に神田駅の近くで会うことになった。「飲もう」と言っても私が飲めないことを知っているので、食事もできるこぎれいな店に連れて行ってくれた。
 他の人には言えないことも、彼には話せた。コンサルティング・ファームの実状、ここでは、大きな歯車の一つで、中小企業の経営者の悩みを聞いたり、直接支援をしたりという機会はあまりないことなどを話した。
 いつもなら、彼の方が口数が多いのであるが、今日は私からの一方的な話で終始してしまった。愚痴っぽい話であったが、じっと聞いてくれたことが嬉しく、何となくすっきりとした。


■ セント光学向坂社長と面会 0123

 午前中は、港区の公共施設で開催されている社員研修の応援にかり出された。会場に行くと、担当講師の著作物の販売をしろという命が出て、受付を終えた受講者に声をかけた。なかなか買ってもらえない。どの様な内容の本なのか、表紙と目次しかわからないし、著者である担当講師の略歴もわからず、しどろもどろにならないように注意しながら対応した。幸い二冊が売れ、研修が始まると帰社できることになった。
 午後からは、自分が担当しているI社とN社の資料整理に取りかかった。
 夕方は、今年に入ってまもなく電話があったセント光学の向坂社長との面会である。午後は自分の仕事だけであったので、時間を切り上げ、指定された銀座の老舗天ぷら屋に行った。
 向坂社長はすでにお店に来ていた。
 セント光学の顕微鏡の輸出を商社時代に手伝っていたので、向坂社長とは何度か会っている。京都で開催された賀詞交歓会にも参加してくれている。そのお礼から話が始まった。
 天ぷらは、揚げたてが次々とタイミング良く運ばれてくる。天ぷらなんて、一流も老舗も、平素私が行くようなお店も大して替わらないだろうと思っていたが、やはりどことなく違う。サクサクとした食感は当然のこと、油臭さもなく、見た目も美しい。やはり一流どころは違うのだと、自分とはこれまで無縁であったような雰囲気を味わった。
 顕微鏡だけでは、これからの時代社員を養っていけないので、何とか手伝ってくれないかというのである。子供がいない向坂社長は、後継者問題も抱えていることがわかった。
 付き合いもある社長だけに何とかしてやりたいと思うが、こちらの立場を繰り返し説明することしかできず、申し訳ない気持ちであった。


■ 先輩の報告書の書き直し 0124

 先日提出した綿貫先輩の診断報告書が書き直しになった。先輩が書いた部分だけが書き直しになり、それが私の方におはちが回ってきた。終日、報告書の書き直しに追われてしまった。
 幸い、定時に帰宅できることになった。帰りの電車の中で、久しぶりにクリティカル・シンキングの本を開くことができた。
 もし、誰かに「愛読書は?」と聞かれたら、即座に「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」と言えるほど、鞄の中に入れて常に携帯している。
 クリティカル・シンキングとは何か、クリティカル・シンキングの必要性を理解することができたが、次は、クリティカル・シンキングができる人はそうでない人とどのように違うのかという節に入った。
 この本によると、下記のような書き出しから始まっている。


1-3 クリティカルシンキングができる人、できない人

 クリティカルシンキングは、問題や課題を解決したり、新たなプロジェクトや企画に取り組むときに、何をどう進めたらよいのかを体系化し、思考過程を組み立て最適な解を導き出す際に不可欠な、思考法です。

 まさに、経営コンサルタントには不可欠なスキルと言える。クリティカル・シンキングができない人は、どの様な特徴があるのかを、次の文章で書き始めている。

 現状に対して改善改革的な思考を持たず、過去の延長線上の思考に陥りがちで、現状打破ができない人です。

■ 健康と自己管理 0125

 先輩が受注した社員研修の支援で、今日も三浦半島にある社員研修所へ向かった。自分が講師をするわけではないので、気楽ではあるが、手持ちぶさたでもある。

 その往復では、チュータリングサービスの「自分の棚卸し - 健康と自己管理」というテーマであった。それに対しての自分の対応についてレポートを書くのである。ほぼ隔週で何らかのレポートを書いているので、文章を書くことについてあまり抵抗感がなくなってきた。
 テキストの一部を抜粋しておく。


 サラリーマンと起業家の最も大きな違いは言うまでもなく収入源です。
 サラリーマンは、会社から給料が支払われます。例え社長であっても会社から定期的に給料が振り込まれるでしょう。
 一方で、起業家は、自分で自分の給料をはじめ、社員の人件費やその他の諸経費を稼ぎ出してこなければなりません。「社長」というかっこいい呼び方とは裏腹に、これは非常に厳しいのが現実です。
 お客様から声がかかれば、例え高熱が合ってもだケケ手ゆかなければなりません。お客様に資料を提出する約束をしていれば、徹夜をしてでも起源までに届けなければならないのです。

【 注 】 日記から週記へ

 2013年11月最終週から、日記ではなく「週記」になりました。主人公の竹根が転職後多忙で多少でも時間を作ることができるようにするためです。新米経営コンサルタントという新しい仕事に慣れない部分を充分とはいえないながらもカバーできると思います。

 竹根に一層の声援を送ってくださると幸いです。


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