2014年02月03日

■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】1月第5週 総集編

■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】1月第5週 総集編


 
 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント
 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンで、産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 そのような中で直属上司とぶつかることが多い竹根は、商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を歩むべきか、迷った挙げ句の決断は、日本を代表するコンサルティング・ファームである竹之下経営にお世話になることに決めた。
 商社マンを辞めて、経営コンサルタント業界に一歩足を踏み入れた竹根である。連日、今まで体験したことのない中で、日本経営士協会のチュータリングサービスで経営コンサルタントとしての自分を磨く毎日である。
 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部のブログでは翌朝の発行となることもあります。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。

  【あらすじ】 【登場人物】 【作者紹介】 ←クリック


 21014年1月5週

■ 顧問契約ないことに疑問 0126

 午前中は、いつもの日曜日のように妻の買い物支援、午後は子供達の相手である。
 子供達が公園で走り回っているのを見ながら、頭の中では自分の生き方である。年初に建てた一年の計と、竹之下経営における自分とを比べているうちに、何か不安になる。これまでにも、何かわからない不安にしばしば襲われてきた。
 年初の一年の計を思い出すと、経営コンサルタントとして、コンサルティング技術を高め、中小企業の経営者とのスムーズなコミュニケーション、アドバイスというキーワードが頭の中を巡り廻った。
 しばしば襲われる私の不安は、「中小企業の経営者とのスムーズなコミュニケーションができる経営コンサルタント」という言葉と現実との齟齬ではないかとふと思った。
 竹之下経営は、コンサルティング・ファームではあるが大半が社員研修や講演会などの業務であり、時間的には企業診断のための準備や診断報告書である。
 私が描いていた経営コンサルタント像というのは、企業を訪問して、経営者の悩みを聞きながら、いろいろな問題点を解決したり、課題に取り組むことである。
 なぜ、竹之下経営では、クライアントとじっくり向き合うコンサルティング業務が少ないのだろうか。私自身は、竹之下経営でその様な業務に就いたことは一度もない。


■ 経営の光と影 0127

 先輩から依頼されている雑誌の原稿書き業務があるにもかかわらず、講演会の支援にかり出された。
 講演会は午後一時半から開始であるが、会場準備などで十時過ぎに会社から移動した。
 大田区にある産業振興関連の団体主催であるが、実質的には竹之下経営が企画から運営、講師派遣までを代行している。会場は、大田区のPIOという産業支援のための施設で、十階建ての立派なビルである。その六階に一〇〇人ほどはいる小ホールがある。
 今日の私は、その受付担当である。
 来場者は、大田区の町工場の社長さんで、私がクライアントとしたいような人達であるので、親しみを感じながら受付業務を進めた。
 講師は、竹之下経営の竹之下社長である。今まで社長の講演をまともに聞いたことがないが、受付業務が終わる、講演開始から三〇分くらい経ってから、受付と講演会場を行ったり来たりする間に、竹之下社長の講演風景を見ることができた。
 「経営には光と影の部分がある」という件が耳に入ったが、出入りをしていたので、その前後のつながりはわからない。しかし「光と影」などという表現を巧みに使う当たりは、講演に慣れている日との常套句なのかもしれない。


■ クリティカルシンキングの基本体系 0128

 今日は、どういうわけか電車が混んでいた。幸い愛読書の「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」は、薄く、小型であるので、満員電車の中でも容易に読める。
  http://www.glomaconj.com/consultant/3keikonhenomichi/keikon.htm

1-4 クリティカルシンキングの基本体系

 クリティカル・シンキングを習得するには独自の思考、それを具体化する方法、課題を実現するツールという、3つの要素の理解が必要です。これを「クリティカルシンキングの基本体系」といいます。


 クリティカル・シンキングというのは、非常に高度な知識が必要なのかと思っていたが、この件を読んで、何かホッとした。経営コンサルタント一年生でも、クリティカル・シンキングをマスターするとかなりのことができるような気にさえなってきた。
 しかも、本書によると「思考基本」「思考手法」「思考用具」の3つの要素をマスターすれば良いというのであり、それが特殊な用語ではなく自分の知識でも充分想像がつく言葉で列記されている。
 この3つの要素が図解されていて、それをみただけでこの三要素の内容が想像できる。後述の各説明を読めば、きっと自分で目視が使いこなせる経営コンサルタントになれると確信した。
 早速、親友であり、私の元同僚で、私と同時に経営士補の資格取得をした秋元にメールを入れ、この本を読むことを勧めた。

 匠製本輸出手続代行 0129

 農薬や農業資材関連の企業診断書原稿を書き始めたが、どうしても欲しい資料が出てきた。これまで集めた資料ではわからない部分だけに、急遽全農ビルに飛んで行って、資料室で資料あさりをした。目的に資料以外にも、参考となる資料が見つかり、満足して帰社した。
 調べている最中に、匠製本の専務から電話があり、輸出手続の件で教えて欲しいという。しわ異境は自分で時間をコントロールできスケジュールなので、急用が入らない限り六時過ぎには訪問できる旨伝えた。
 行ってみると、東南アジア向けに小型紙折機が二台という注文で、それに対してどの様にしたら良いかというのである。初めてのところでもあるので信用状の発行を要求するメールを先方に入れる作業を代行した。
 時間的には二十分もかからない作業であったが、夕食として店屋物を取ってくれた。橋上社長も在社していたので、食事を共にした。竹之下経営での仕事はどうかと、しつこいくらいに社長から聞かれた。あまり悪く言うわけにも行かないし、かといって多少の事実を話さないと抽象的になりすぎるので、注意しながら話をした。


■ 市場調査 0130

 退職した先輩コンサルタントの代理として指名を受けたクロスや人工紙メーカーのN社診断のための情報収集に走り回った。
 当該部署を訪問すると快く応対してくれた。必要な情報の大半が同社内でも揃っていたので、それをいただくことにした。
 一件だけ紙製のファンシーグッヅの統計資料がなく、いくつかの団体や国立や日比谷図書館を訪問して探したが見つからなかった。思い切って日本橋にある特殊用紙専門のお店を訪問したところ、私が欲している情報に近いものを提供してくれた。お礼にと思って、娘に折り紙と千代紙を、息子に小さな奴凧の飾り物をかった。
 会社に戻るとすでに六時を回っていたけど、必要な情報が入ったのが嬉しくて、報告書作りに取りかかった。気が付いたら午前様で、結局仮眠室に泊まることにした。


■ 講演会支援 0131

 先輩の診断報告書の期限が近いなか、先輩が書き終えない部分を代筆させられた。
 夕方は、うちの会社が主催する、先日京都で開催した賀詞交歓会の報告会を兼ねた講演会が開催された。その応援にかり出された。
 講演会終了後、会社に戻り、先輩の診断報告書の期限を書き終えた。


【 注 】 日記から週記へ

 2013年11月最終週から、日記ではなく「週記」になりました。主人公の竹根が転職後多忙で多少でも時間を作ることができるようにするためです。新米経営コンサルタントという新しい仕事に慣れない部分を充分とはいえないながらもカバーできると思います。

 竹根に一層の声援を送ってくださると幸いです。


  ■■「経営コンサルタントへの道」  ←クリック



経営コンサルタントを目指す人の60%が訪問するページ




※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。