2014年02月07日

■■【経済の読み方】  パナマ運河は遠くの話?

■■【経済の読み方】  パナマ運河は遠くの話? 2014/02/06

 時代の流れを時系列的に見ると、見えないものが見えてきます。NHKの放送や新聞・雑誌などを見て、お節介心から紹介しています。


独善解説

■ パナマ運河は遠くの話? 2014/02/06

中米パナマにあるパナマ運河は、1914年に開通し、現在はパナマ運河町が管理しています。全長約80km、最小幅91m、最大幅200mもあります。一番浅い場所で12.5mと言いますから、豪華客船も通過できます。

その経済効果は大きく通行料は次第に上がっています。現在は、1トンにつき1ドル39セントですので、1隻当たり平均で54,000ドルにもなります。2003年に通過した豪華客船「コーラル・プリンセス」号は何と226,194ドル25セントを支払ったそうです。

スエズ運河と、大きな違いは、スエズ運河が同じ海面レベルで通過できるのに対して、パナマ運河は、閘門(こうもん)式といわれる方式です。海面のレベルが異なるところを通過しますので、レベルの違いをせき止めたロックで水位調節をして進んでいきます。一気に走り抜けることができませんので、時間もかかります。

それでも、南米の南端にあるマゼラン海峡を回り道せず、大西洋と太平洋を結んでいますので、時間も、燃費などの諸費用も、海流が激しい南米南端を通るリスク面でもメリットがあります。

第二パナマ運河とも言える、現在の運河と並行して、スペインを中心とした企業連合より、2015年完成の予定で、幅員拡張工事が2007年から進められています。ところが、パナマ側が実施した地形調査に不備があり、予期せぬ支出を強いられていることから工事が中断されたままです。

日本の船も頻繁に利用していますので、遠い中米の話ではなく、世界の物流ビジネスに大きな影響が懸念されています。

【 注 】Wikipediaを参照


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