2014年07月16日

■■【経営コンサルタントのトンボの目】 高校入試の採点ミス

■■【経営コンサルタントのトンボの目 後を絶たない「高校入試の採点ミス」

  経営コンサルタント事務所
  B・M・S・21代表 山本 修 先生
  日本経営士協会 理事 関西支部長

 山本先生は、美容サロンを独立開業され、その経験を元にサロン経営者に「商品管理」「顧客管理」「計数管理」を提案し、サロン経営の生産性向上に成果を上げてこられました。近年は中小企業のコンサルタントとしてもご活躍中です。

 また「日本経営士協会 関西支部長」として活躍されておられます。

 筆者詳細情報 http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/0060.htm

 

 ◆  後を絶たない「高校入試の採点ミス」  ◆


 少し時期遅れの話で恐縮だが、大阪府立高校の入試で今春も昨年に続き採点ミスがあり、2人を誤って不合格にしていたことが判明した。

 昨春の入試では採点ミスで、誤って8人を不合格にしていたことを踏まえて、再発防止を目指して対策を講じていたといわれていただけに、残念な結果になったといわざるを得ない。


■ 全国で見られる採点ミス

 今春は、大阪だけでなく東京都立高校の入試でも採点ミスが見つかり、本来合格だった4人を不合格にしていたことが明らかとなった。採点ミスは48校で計139件であり、54校で114件であった昨春の大阪府立高校のミスと同じくらいの規模であったといわれる。

 岡山県立高校特別選抜入試でも、合否に影響はなかったものの35校で391人分の採点ミスが見つかった。

 これだけ多くの数字を突き付けられると、各地の入試で毎年必ずミスが起きているのは間違いないと思われても致し方のないことである。

 またミスが明らかにならないまま人生を変えられた受験生が他にもいた可能性が否定出来ず、受験生やその家族にとっては無関心ではいられないに違いない。


■ ミスを防ぐことは出来ないか?

 人の手で作業する以上最初から最後まで完全にミスなしで済ませることは難しいかもしれない。しかし、それにより人生を狂わされる人のことを考えれば、採点に当たっては、一つのミスも無いように慎重に慎重を重ね再チェックする意識改革が最低限必要であることは、言うに及ばないことである。

 昨春の入試で合否に影響するミスが起きたある府立校では、今年府教委が指示した答案の再調査以外に、独自で2度、全答案の再点検を行ったという。

 校長は「考えられる限りの対策を実行した、絶対にミスはないと言える状態で新入生を迎えた」と話しているという。

 昨春のミスを踏まえ、どの学校よりもミスを恐れる意識がそこまでの対策を実行させたのであろうと考えられる。


■ 担当者の意識改革でミスは防げる

 ミスは起こりうるものであるという前提で、各高校関係者は連携してミスの原因を見つけ出し、再発防止策を講じてほしいものである。

 夢を抱き、懸命に勉強してきた15歳の生徒の人生を、たった一つのミスが変えてしまうことにもつながりかねない採点ミス。審査員一人一人が、その恐ろしさを想像しながら責任の重要性を自覚して作業することも、一つの再発防止策かもしれない。

 再発の防止策には、いろいろな方法があるであろうが、どうであれ、人間の行うことであるかぎり最終的には一人一人の審査担当者の意識改革が最重要であることに変わりがないと考えられる。


 関係者各位がミスゼロを目指して、将来ある若者の未来を明るいものにする為にも協力して当たられんことを祈ってやみません。


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