2014年09月23日

■■【経営士塾】408-3 問題発見から解決まで

■■【経営士塾】 JKJ1402-408-3 メールタスク 問題発見から解決まで 2014/08/16


 この記事は、日本経営士協会独自の「経営士塾」塾員のためのブログです。

  経営士塾
  http://www.glomaconj.com/seminar/shutokuhosho/shutokuhosho.htm


■ メールタスク

 メールタスクは、wordまたはパワーポイントファイルで提出するタスクです。テキスト(文字)のみだけではなく、図版を挿入にしても結構です。ただし、wordのばあいには、HTMLに変換したときにレイアウトが崩れる内容に作成して下さい。「文字列の折り返し - 行内」の単純設定ですとレイアウトが崩れにくいようです。パワーポイントの場合には、画像としてブログにアップロードされることがあります。


メールタスク 408-3 問題発見から解決まで

1) 経営士・コンサルタントとして、問題発見から解決までの一連の流れを商品として提供するには、あなたはどの様なフレームワークをつくりますか?

2) 上記の各段階でのポイントは何ですか?


■■408-3 問題発見から解決まで KD先生 2014/08/22

◆ 「問題」の定義

・あるべき姿と現状のギャップのうちで、何らかの方法で解決できると考えられるもの


◆ 「問題発見」の定義

・これまでの悩みが、解決できる問題であることを発見すること


◆ 「問題の分類」


◇ Ⅰ.問題直面型:必ずあるべき姿が達成されなければならいないのに達成されていない状態(問題が既に起きている状態)

  例:トラブル・クレームへの対応、業績目標未達、課題の解決、事故や災害への対応等


◇ Ⅱ.問題予測型:必ずあるべき姿が達成されなければならないが、問題は起きておらず、事前に起きそうな問題を予測して未然に防止する必要がある場合

  例:開発プロジェクト管理、危機管理、組織人事管理、業績管理等


◇ Ⅲ.問題発見型:あるべき姿は達成できているが、決して満足できる状態ではなく、むしろ諦めている状態に対して新たな改善方法を発見しようとする場合

  例:経営効率向上、生産性向上、品質管理向上、モティベーションの向上等


◇ Ⅳ.戦略創造型:あるべき姿を現在より高いレベルで新しく描くことにより、あるべき姿と現実とのギャップ、つまり問題をあえて創り出し、企業のレベルアップを図る場合

  例:事業ビジョン、戦略の構築、既存事業の付加価値向上、新事業戦略策定、新商品開発


◆ 「問題解決力」とは、問題解決サイクルと普遍化サイクルを相乗的に回す力です。


◆ 「問題解決サイクル」とは、問題認識、問題解決仮説、実行・管理、検証・学習、そしてまた問題認識に戻るというサイクル


◆ 「普遍化サイクル」とは、現実世界の現象と情報と問題の海から、何らかの法則性を見出すことにより個別解を創り出し、そこからさらに個別解同士の共通点、つまり一段上の法則性を発見して一般解に達する帰納法、逆に一般解から新しい個別解を導き出す演繹法を活用するサイクルです。


◆ 丹生光「フレームワーク115」2013のモデルを引用しながら、私自身のフレームワークを作成してみました。


 ポインとは、問題解決モデルにある普遍化サイクルと問題解決サイクルの相互作用です。

 以上のモデルを用いてフレームワークを作成すると以下のようになります。

 



 



■■408-3 問題発見から解決まで 我妻先生 2014/08/28


1.問題発見から解決までに活用するフレームワークとは


いきなりフレームワークをつくるのは難しいので、必要条件や前提条件を自分なりに整理することから始めてみました。


  ①問題および課題の定義


  • 『問題』とは『あるべき姿』と『現状の姿』の差異。

  • 『課題』とは問題を解決するために『何を』すべきか、ということを設定したもの。


  ②問題の種類


  • 解決型:生じている(予測される)問題の原因を追究して、HOW(手段)を考える。

  • 達成型(創造型):WHAT(目標)を設定して、HOW(手段)を考える。


  • 問題の種類で、アプローチの仕方が変わってくる。


  ③問題発見から解決までの流れ


  • 問題を発見して解決するには問題を、『課題』→『要因・原因、アイデア』のように深堀しないと、効果的な問題解決が図れないと考えます。


  • 見えない事象を潜在化しないと解決できない。



   ④ 問題解決の対象


  • ビジネスには、さまざまなプロセスが存在する。

  • それぞれのプロセスにはさまざまな機能があり、問題も多種多用である。


  • 各工程で問題の捉え方や解決方法に違いがある。



  ⑤ 問題解決のフレームワーク


  • クリティカルシンキングは論理的に検討していく思考方法である。

  • クリティカルシンキングで、正確な判断に基づく意思決定ができる。



とりあえず、問題解決の対象とプロセス(ステップ)を理解することで、全体的な枠組みを把握することが出来ました。今後は、引出しに入れる最適なフレームワークついて勉強し、入れ込んで行きたいと考えております。


 


2.問題発見から解決までの各段階におけるポイントは


  • 課題テーマづくり:課題を全員が共通認識する。

  • 分析:分析のための現状把握をモレがなく、定量的に行う。

  • 仮説立案・検証:意思決定のために重点化を行う。

  • 意志決定:計画必達するための仕組みをつくる。


■■408-3 問題発見から解決まで KB先生






■ 問題と課題


 問題は、あるべき姿、ありたい姿と現実にギャップがある場合に、その差を埋めるべきと感じることを指しますが、同じ現実であっても、立場の違いなどで、問題と認識される場合とされない場合があります。例えば、円高を、輸出業者としてみるか、輸入業者としてみるかの違いです。


 課題とは、問題と感じられるものの中で、特定の集団や個人が従事し、行動によって具体的に解決する対象という意味合いが強いようです。個人的には「タスク」とほぼ同じ意味と捉えています。このことから、クライアントの持つ問題の中から、真の取り組むべき課題を造り上げる、明確にする必要があると考えました。


イメージとしては、「痩せたソクラテスになりたいか?太った豚になりたいか?」というような問題に対して、「太ったソクラテスになりたい!」という仮説を導き出せるような、真の課題造りを目指すというようなことです。


 


■ 課題造り、分析


 問題の中から、取り組むべき対象としての真の課題造りを行います。真の課題造りには、概要分析が伴い、真の課題が確定することで、詳細分析に至ります。クライアントの真の意図に基づいた分析に取り組みますが、自分が経営を引継ぐ場合に現状をどうみるか?という視点で考えることで、分析手順、分析方法などが深まり、内容がより明らかになると考えています。


 


英語に「Analysis」という言葉がありますが、これを日本語では、分析とも解析とも訳します。「分」は110を表す漢数字で、全体を別々に分ける、全体の一部という意味があり、「解」は、ばらばらにするという意味の他に、意味を説き明かす、さらに、悟りを開くという意味を含んでいます。そして、「析」はこんがらがったことを解きほぐすという意味でありますので、分析も解析もほぼ同じ意味であるように思われますが、公開サイトを逡巡する限りでは、分析は言葉や図、表で要素分類を行うことを指し、分析結果を演繹法と帰納法による証明が行われるとする説明もあり、解析は解析学という数学の分野があるように、主に数字、数値、計算などを伴う場合に用いられている言葉であることが解ります。


 


これらから、分析とは、全体を細かく要素分解し、構成や要素そのものを明らかにすることを指すと言って良いと思いますし、分解するという概念であって良いと思います。


 


構成要素ごとに分解しますが、仮説・検証プロセスのための分解であり、誰が、いつ見ても解りやすいようにする必要があるため、論理をロジカルシンキングツールなどでビジュアル化していきます。これを構造化、フレームークと考えています。このことは、分析とは、単に要素分解するだけでなく、分解した要素を、分類、グルーピングを経て、相関関係、因果関係などが解りやすくなるように組立て直すことを示していると感じます。


組立て直した結果は、検証のためのチェックリストに流用できるものがあるので、再利用に留意します。


 


 


  • クリティカルシンキングの掟と手法

      • 目的・前提を明確にする                         クライアントの真の意図、真の目的

      • 何を考えるポイントとするか考える            8W3H

      • 問い続ける                                           常識、定説はウソを含む

    • 手法

      • ゼロベース                             改善ではなく改革

      • MECE                                   Mutually Exclusive,Collectively Exhaustive

      • 発散思考、収束思考                  BS、カードBSKJ法、ストーリー法

      • Why so?                               So what?

      • オズボーンチェックリスト           SCAMPER

      • 逆転思考                                コトラー代用・逆転・結合・強調・・・

      • 鳥の目、蟻の目、魚の目            視野、ポイント、自分/相手/第三者視点

      • ヒューリスティック                  「感情が理性を支える」


 


  • ロジカルシンキングツール

    • ヒエラルキー                                   ロジックツリー、ピラミッドストラクチャー

    • フレームワーク                                マトリックス、フレーム

    • フロー                                            時系列フロー、手順フロー


 


  • 経営士(経営コンサルタント)の行動規範、原点

    • 企業同様、価値創造を任務とする                  知識の切売りではない。1+1<α

    • 矛盾を楽しむ                                            「経済は感情で動く」

    • 謙虚、老婆心                                            諸悪莫作、衆善奉行

    • 現場百遍ウラを取る                                    仮説そのものが独善でありうる

    • 因果関係をつかむ                                       維摩経、不二法門


 


 


■ 解決検証までには「PDS1.3回転か、ビジョン消化吸収後(?)


 課題造りが分析を伴い、企業を「観る」ことからスタートするため、解決検証は、「SPDS」というように、「PDS」サイクル1.3回転後に位置するように思われます。


 


 また、「PDS」サイクルを別の言い方で表現するなら、新たな計画は、新たなビジョンが発布され、「DS」することで、そのビジョンが周知され、コンセンサス化、つまり、全社の協働認識として根付くものと考えられます。このことは、あたかも、新ビジョンが消化吸収されることで、企業内コンセンサスが蓄積されるような様相を想像させます。解決検証は、ビジョンが消化不良を起していないかを看るがごときものなのでしょうか。













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この記事へのコメント
 小平先生のお人柄が窺える、丁寧なレポートは、いつも好感と敬意を持って見させていただいてます。
 このように整理されることによって、小平流の問題発見・解決手法の確率がさらに進んで来ていると思います。その結果”経営コンサルタントとしての商品価値”が高まり、実践に即利用できると思います。
 今後は、実践を通して、さらに改善をはかり、経営コンサルタントとしての益々のご活躍に結びつけて下さると嬉しいです。
Posted by 経営士経営士 at 2014年08月26日 10:20
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