2015年02月27日

■■【新米コンサルタント起業日記】起業まで1月 違和感

■■【新米コンサルタント起業日記】 独立起業するまでのあらすじ 1月 コンサルティング・ファームへの違和感

 経営コンサルタントという人達を何をしてくれるのか、意外と知られていません。
 経営コンサルタントになったら、どのように仕事を進めたら良いのか、わからなくて経営コンサルタントとして独立起業することをためらっている人もいらっしゃるでしょう。

■ 日記をお届けする私は「誰れ?」「なぜ、日記を書いているの?」

 小説・経営コンサルタント竹根好助シリーズは、経営コンサルタント歴40年、私の生涯の友人で、私の経営コンサルタント業について、私以上に詳しく理解している作家千平紗門氏の作です。かつてブログでも彼の作品の一つを連載したことがあります。


 この度、千平紗門氏が、竹根好助の若かりし頃を現代に置き換え、これから経営コンサルタントを目指す人、経営コンサルタント業を始めたばかりの人を対象に、日記風に紹介して下さります。


 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンで、産業機械部第一課課長、ビジネスパーソンであれば誰しもが経験したことがあると思いますが、上司とぶつかったり、商社マンの自分の生き方に疑問を持ったりしています。

 これから経営コンサルタントを目指す人だけではなく、企業の経営者・管理職の皆様にも是非読んでいただきたいと思います。

 上述のような中で、私、竹根好助の心の動きと行動を見ていただきたいと思います。

 昨年4月に遡り、3月からは、日記形式でご紹介しますので、参考にして下されば幸いです。


■ 昨年12月までのダイジェスト

 かねてより経営コンサルタント業に興味を持っている竹根好助は35歳の商社マンである。通勤途上で、「経営コンサルタント」をキーワードとしてグーグルで検索したところ、トップに表示された「経営コンサルタントへの道」というページが妙に気になり、毎日のように開くようになった。

 愛コンサルタントという男から知修塾という若手経営コンサルタントの勉強会に誘いの声がかかった。独特な研修会で、次第に日本経営士協会という団体に興味を持つようになった。経営士という言葉が気になり、また同じサイトを開くと経営コンサルタントの資格についての記述とともに「中小企業診断士だけが経営コンサルタント資格ではない」というショッキングな表現が目に留まった。日本経営士協会が他に知られる著名な組織・団体・会社よりも早く、日本で最初にできた経営コンサルタント組織であることがわかる。

 2013年11月末で竹之下経営へ転職。転職したその月の初日12月1日は日曜なのに、仕事にかり出された。商社とは全然異なる仕事ぶりに戸惑うばかりか、その実態はカルチャーショックでさえある。

 

■今年1月のあらすじ コンサルティング・ファームへの違和感

 コンサルティング・ファームの実態に驚いた竹根であるが、さすがに会社も新年には仕事をさせなかった。竹根は、子供の頃より「一年の計は元旦にあり」と教え込まれていた。正月には、その年一年の過ごし方を考えるのである。今年はクリティカル・シンキングを利用した方法を採用した。それを契機にクリティカル・シンキングについても勉強し直すことにした。

 1月6日は、仕事始めであったが、普通の会社とは異なり、新年の挨拶もなく、黙々と仕事を続けている。先輩からは、仕事の下請けや雑誌の寄稿原稿を、新人には当然のようにやらせる。そのような中でも、自分に与えられた仕事は、格別にやりがいを感ずる。

 1月11日は、竹之下経営が運営する飛翔会という経営者の組織の賀詞交歓会が、京都国際会館で盛大に開催された。出席者の半数くらいは、竹根が動員したのだが、これだけの人数を一同に介せる竹之下経営の力も認めざるを得ない。

 賀詞交歓会のフォローとして、出席した経営者達への挨拶状や挨拶回りをした。直接経営者達との接触の機会ともなり、ものごとは考え方でプラスにもマイナスにも鳴るような気がした。ここのところ勉強しているクリティカル・シンキングの成果なのかとも思った。一方で、担当の農業資材商社企業診断の業務も並行して進めている。日本経営士協会研修のチュータリングサービスで、経営コンサルタントの半数が年収一千万円に満たないというショッキングなことも知り、業界の厳しさも実感した。

 コンサルティング・ファーム勤務となって一か月半が経ち、その力を見せつけられる部分と、連日の午前様生活の現実とにさらされている。自分の経営コンサルタントとしての理想と二何となく違和感も覚えるようになった。

 商社時代にお世話になったセント光学の社長と会う機会ができたり、クリティカル・シンキングの勉強やチュータリングサービスの課題への取り組みも欠かさず続け、ひたすら理想の経営コンサルタントに近づこうと努力を続けている。匠製本も商社時代の一社である。商社時代に同社製品を輸出したことがあるが、今はそれができない。輸出手続のアドバイスをすることにした。

 コンサルティング・ファームに勤務し始めて2か月が経過したところで、何となく違和感を感ずる竹根である。顧問契約をして、中小企業の経営者と直に接する機会がないのである。研修、講演会の他は、企業診断業務が多い。


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