2015年04月02日

■■【経済の読み方】何が起こった2015年3月を時系列に後半

■■【経済の読み方】何が起こった2015年3月を時系列に見る 後半


 世の中の動向は、アラカルト的に見ることも大切ですが、時系列的に見ると、また異なった面が見えてきます。
 ここでは、これまでブログ掲載してきました内容を、月単位に、コンパクトにまとめてご紹介します。


※ 月により文字数が多くなりますと、分割掲載することがあります。



今月の呼びかけ毎年3月は「自殺対策強化月間

 政府として、例年自殺者数の最も多い3月を「自殺対策強化月間」としております。各種の相談窓口をご紹介します。

(悩みを抱えた方やその周囲の方の相談窓口)
○「相談窓口 ~一人で悩むより、まず相談を。~」(内閣府)
 自殺対策関係の相談窓口の紹介サイトです。
http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/link/soudan.html

(中小企業の方の経営上の相談窓口)
○「中小企業電話相談ナビダイヤル」(0570-064-350)(中小企業庁)
 どこに相談したらよいか困っている方から幅広く相談を受け付けます。
http://www.chusho.meti.go.jp/earthquake2011/download/110829NDC.pdf

今月の呼びかけ:「情報セキュリティの脅威について正しい認識と対策を
          ~ セキュリティ しっかり守れば 笑顔咲く ~

 IPAでは「2014年度 情報セキュリティの脅威に対する意識調査」の報告書を2月17日に公開しました。この調査において、ウイルス感染対策の基本とも言えるOS、ソフトウェアのアップデートやセキュリティソフトの導入を実施していない人は3割程度存在することが判明しました。

 今月の呼びかけでは、情報セキュリティに対する認識を深め、インターネットを安全に利用するための対策を再確認します。

詳細については、以下のページをご覧ください。
https://www.ipa.go.jp/security/txt/2015/03outline.html

■ 日本経済は「生高消低」

 政府から月例経済報告が発表されました。景気の基調判断において全体としては、業績も改善していることなどから、「企業部門に改善がみられるなど、緩やかな回復基調が続いている」と8か月ぶりに上方修正した表現となっています。
 大別に見ますと製造業での生産においては、スマートフォン向けの電子部品等の生産が緩やかに増加しています。一方で、スーパーでの売上が11か月連続でマイナスという発表もあります。食料品の堅調に対し家電製品の販売が伸び悩んでいることが影響しているようです。
 すなわち、製造面では高く、消費面で落ち込んでいる「生高消低」の状況と言えます。春闘で、大企業中心ですが賃上げムードが出てきていますので、個人消費に結びつけば、改善するでしょう。 映像

■ 短観予測 中小企業にも景気判断の改善広がる


短観予測では、中小企業の景況感は改善しているか?

 日銀の企業短期経済観測調が、来月1日に発表されます。それを前にして、民間のシンクタンクなどが予測を発表しました。それによりますと、大企業だけでなく、中小企業においても景気判断に改善が広がるという見方です。
 円安の定着で輸出産業において景気判断の改善が見込まれることが挙げられます。また原油安の影響で製造や輸送などのコストが低下したといいます。円安は原材料の輸入価格を押し上げますので、本当に、中小企業にまで、今の時点で景気改善が実感されるのでしょうか。
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 スマートウォッチが乱戦模様に一転

 アップルが、サムソンに続いてスマートウォッチを発表して、脚光を浴びてきました。伝統的な時計メーカーにとってはスマートウォッチは脅威でしょう。もちろん、指をくわえているわけにはいかない、大きく、新たな市場です。逆に、なぜ、時計メーカーでなく、アップルやサムソンが先行したのかが、大問題であるという危機意識が、時計メーカーには低いように思えます。
 われわれの世代の人には、衝撃なき奥として残っている人が多いと思いますが、ディックトレーシーが、テレビの普及とともに活躍するのに、腕時計型のコミュニケーション・ツールは不可欠でした。スマートウォッチは、決して新しい発想の商品ではありません。
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 ふるさと納税の効果はないのか?

 どの新聞を見ても、北陸新幹線と春闘のニュースで一杯です。東京-金沢間が、最速列車で2時間28分というのは驚異的です。金沢の地価が17.1%アップしたといいます。 国土交通省の発表では、地価公示で、商業地の地価の全国平均が7年ぶりに下落から横ばいに転じたという報道もあり、景気の好転がすこしずつ数字として出てきたのでしょうか。
 都心部や地方の主要な都市で地価が上昇傾向にあるようですが、一方で、そのほかの地方では下落するという二極化が進んでいるようです。当ブログで「おらが村が消えてしまう」という記事を書きましたが、人口減少に悩んでいる市町村も多いようです。ふるさと納税の効果も大きくは無いのでしょうか?

  
おらの村が消えてしまう
  http://keieishi.dgblog.dreamgate.gr.jp/e112903.html 映像

■ ガリレオに負けまいと「それでも原発発電は安い」と主張

 福島第一原発では、汚染水問題でまたまた隠し事がばれて、地元漁業関係者からの信頼を踏みにじりました。その対策も遅れていて、原子炉の最終処理スケジュールにも影響してきそうです。
 狭い日本全国にたくさんの原発が散在していますが、40年を超える原発の廃炉が発表されました。廃炉に関わる費用は、電力料金に上乗せされて、今後も高額な電気を使い続けなければなりません。日本政府は、ガリレオに負けまいと「それでも原発発電は安い」と言い続けています。
 「電力自由化」で「発送電の分離」を行うという、厳しい環境が目前に迫ってきています。現在の電気会社は生き残れるのでしょうか。 映像

 オリンピック成功に経済界が動く

 2020年の東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムになる競技場の取り壊しが、予定より大幅に遅れて解体工事が始まりました。御役人気質の人達が立てた計画ですから、大幅に水増ししてあるので、多少の問題は何のその。一方で、あとから次々と「計画予算ではできないことが分かり、追加予算」という常套手段で、平然と予算の増額を図っています。
 これでは資金的に行き詰まってしまい、日本のイメージダウンに繋がりかねません。そうなりますと大企業にとっては大きな痛手です。、経団連、日本商工会議所、東京商工会議所、それに経済同友会が協議会を設立して支援することになりました。そのタテマエとホンネが見え見えですが、お金を出してくれるのですから文句は言わないことにしましょう。前言撤回
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■ 日本技術の強味をさらに高める自動車部品

 「技術立国・日本」と言われながら、「マーケティングで負けている」と言われます。それを回避するためには、マーケティングのあり方を工夫するとともに、原点に戻り、技術で差異化(差別化)を図っていくのが順当な道かもしれません。
 自動車業界では、”燃費のよい自動車”が求められています。各国ともそれがわかっているだけに、開発競争は激しさを増しています。自動車は”総合産業”と言われますが、そこで使われている部品の軽量化は不可欠です。
 この面で日本の技術をさらに活かして行こうという動きが活発化しています。大手の鉄鋼や化学などのメーカーは、金属と樹脂など異なる素材を結合させて部品の軽量化を図る技術、「マルチマテリアル」の実用化を急いでいます。
 この分野では、三井化学、神戸製鋼所などが動きを活発化しています。 映像

■ 第三の肉

 牛、豚、鶏を「第一の肉」といい、ラムやマトンを、「第二の肉」と言うそうです。イノシシや鹿の肉など、野生の動物の肉が最近注目を浴びています。これらの肉のことを「第三の肉」と呼ぶのだそうです。
 ヨーロッパでは、第三の肉を食べる習慣は昔からあるようです。市場に行きますと、店頭にうさぎが逆さに吊されている光景をあちこちで見ます。

 日立がイギリスで突っ走る!!

 日本の鉄道が明治に導入されたときに、お手本となり、指導を受けたのはイギリスの鉄道技術であることはよく知られています。そのイギリスに日立が恩返し?として、イギリスと鉄道に協力しています。
 第一歩として、山口県で製造した新型車両5輛が、イギリスのサウサンプトンに陸揚げされました。日本から送るのでは経費や時間もかかるので、日立は現在イギリスに工場を建設中です。老朽化したイギリスの高速鉄道の866両を、その工場で建設しますが、それまではしばらく日本から輸出するそうです。
 鉄道先進国と思っていましたが、まだ未電化地域もあるので、ディーゼルエンジンも備えている優れモノです。
 日本の新幹線を海外に紹介するニュースがあちらこちらで流れています。車両というハードだけではなく、その安全運転をシステムとして導入をしてもらうということは、付加価値を付けられることになり、日本として新しいビジネスの場と言えましょう。 映像

■ 食糧自給率って何だろう?

 ”食の安全保障”ということは、非常に重要なことで、”食糧自給率”という言葉が関連してきます。ところが、それが何を基準にした数値であるのかをご存知な方は意外と少ないのではないでしょうか。かくいう私もかつては知らず、日本経営士協会でお米を専門としていらっしゃる先生のお話を聞いて驚いたほどです。
 自給率は、食品のカロリーを基準にして、総カロリー量に対する国内生産品のカロリー量の割合です。日本の農業は、野菜など、鮮度を重視する作物が多く、それはカロリー面では多くありません。
 そもそも昨今ではカロリーの過剰摂取などが問題となる時代です。終戦直後であれば、食糧不足で、カロリー摂取を充分とれなかったことが問題でした。その当時と時代が変化してきているのですから、食品毎に生産と輸出入等を算出するなど、現状に即した”自給率”の算出法を用いるべきでしょう。
 自給率は高い方が良いわけですが、農林水産省は、このほど今後10年間の農業政策の基本方針の中で、食料自給率の目標を引き下げる方針です。世論に逆行する政策で良いのでしょうか?
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■ 流通業界で日本一に、生まれ変わる!?

 半世紀前の話になりますが、私がアメリカで商社マンとして現役でいた頃のことです。車で移動していると「7と11」のマークをよく目にしました。「コンビニエンスストア」という小売業態も知りませんでした。当時の日本では、小売店が夕方早くに閉店して、家族団らんを過ごすという、”小売店ゆとりの時代”でした。朝7時から夜の11時までという、長時間営業をする小売店のあり方も、自分の感覚には合わなかったのです。
 伊藤忠が、商社らしい視点でセブンイレブンのチェーン展開に目を向けたのが日本でのコンビニの始まりです。現代では、コンビニなしの生活は考えられなくなっています。セブンイレブンは、日本のトップの座を守り続けて来ました。ファミリーマートとユニーグループが経営統合で話合いを始めました。これが実現すると、店舗数ではセブンイレブンを抜いて、トップとなります。
 店舗数でトップであっても、コンビニの競争激化の中で、売上や利益の面で、セブンイレブンに追いつくのは至難の業といえるほどのハードルが待ち受けています。 映像

■ 高機能をうりものにしているD社掃除機の弱点

 重曹を溢してしまい、それをD社製掃除機で吸い込みました。吸い込みは、ほんの1~2分で済んだのですが、しばらくしてから別の場所を掃除をしようとしたら動かないのです。真新しいと言えるほどの掃除機なのに故障とは・・・

 ネットで調べたら、同様なトラブルに遭遇する人が多いらしく、いろいろな書き込みがあったそうです。あまりにも精密にできているので、重曹の細かい粒子がセンサーを刺激して、それで緊急停止をしたようです。

 ところが、その解除法がメーカーからは発信されていないのです。原因は重曹だろうということがわかっていますので、吸い込みノズルを取り付ける部分から重曹を取り除けば解決するはずです。ところがメーカーのサイトでは「部品を水洗いしないでください」という記述があるので、それをブラシで落とそうと妻が必死にやったのですが、隙間に入った重曹は取り除けません。

 D社製掃除機を掃除する、別の掃除機が必要であるという記述は、D社カタログには書いてありません。

 D社の掃除機はフル充電状態で使うと15分間くらいしか電池が持ちませんので、平素はコード付きの掃除機を使っています。幸いなことに別の掃除機がありますので、それで重曹を吸い込もうとしました。ところが構造上、吸引が届かない部分もあり、解決しません。

 「自己責任」で、その部分を水洗いすることにしました。その結果、問題が解決したかどうか、まだ試していません。高機能かもしれませんが、センシティブすぎて、直ぐに故障するのでは、高額なお金を投じて購入する気にならないコンシューマーが多いのではないでしょうか。

 アップルが遂に出した新製品は?

 スマホやタブレットで躍進中のアップルですが、次に出す新製品は何か、ということで関心を引いていました。ライバルのサムソンがウエアラブルに力点を置いているので、当然のことながら、推測できますが、どの様なデザインで、どの様な機能的な特徴があるか、興味をお持ちの方も多いと思います。
 4月24日に発売するのは、やはり噂通り情報端末「アップルウォッチ」です。日本でも同日発売すると発表しました。アップルとしては初めての、身につける情報端末、いわゆる「ウエアラブル端末」です。時計としての機能はもちろん、iPhoneと連携させると、通話とメールができます。
 そのほかに、健康管理機能として、どの様な機能が、どの様な使い勝手か・・・
 値段はいくらか・・・
 後発、アップルの戦略は・・・ 映像

■ 中国の公害問題の対策は?

 春になると日本では花粉の飛散予報が出ますが、北京大気汚染の画像もしばしば目にするようになります。いわゆる”PM2.5”として、われわれにも知られてきています。1立方m当たりの濃度が200マイクログラムを超えて、「重度汚染」とみなされる状態が”常態”となっています。
 そのような中、中国の環境保護相が、大気汚染をはじめとする中国の環境問題について、「歴史上前例のない矛盾に直面している」と述べたと報道されました。その対策として、環境を汚染した企業の罰則を強化した新しい法律を厳格に適用するというのです。
 ハエもトラもたたくという習近平氏であるが、”張子のトラ”にならないように、この法律がなるのでしょうか? 映像

■ 震災の復興をデザイナーが支援

 東日本大震災の傷跡が、被災地の子供達の心にまだ大きく残っているという痛ましい報道を聞き、災害の怖さを改めて感じました。その震災の復興を支援しようと日本グラフィックデザイナー協会のデザイナーが立ち上がってくれました。
 東北地方の企業の食品を包むパッケージのデザインを、全国から募って、その作品を東京で紹介する展示会が、東京・六本木で開催されました。商品はデザインにより売上が左右されます。若手を含むデザイナーの作品が、売上に寄与し、復興の支援になると良いですね。 関連情報

 都心の一等地に憩いの場

 東京にも2000m級の山があることを先日紹介しましたところ、驚きの声を寄せてくださいました。東京の都心に、「皇居東御苑」という素晴らしい憩いの場があります。現在、わたくしのブログ【今日のマガジン】で、東御苑の写真を紹介していますが、こちらに対しても暖かいお言葉をいただいています。

 皇居東御苑は旧江戸城の本丸と二の丸があった所を中心に、庭園化したところです。本丸跡の石組み、竹林、バラ園、今は河津ざくらが見頃です。まだ、訪れたことのない方は、是非、訪問してみてください。

 見どころや道順など、ブログでも紹介していますが、下記サイトでもご覧いただけます。

 
ウェブサイト
 http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/tokyo/higashigyoen.htm

 
ブログ
 http://keieishi.dgblog.dreamgate.gr.jp/c2128.html

■ ビール業界の生き残り戦略

 近年、ビール離れが進んでいますが、2014年までの数値ですが、ビール系飲料の出荷量が10年連続で過去最低を更新しています。
 かつて業界トップの座にあぐらをかけるほどのビール業界で独走をしていたキリンビールが、なかなかアサヒを追い抜くことができません。ビール事業をてこ入れするために、主力ブランドについて発酵のしかたを調整して味わいが異なる新商品を開発した新製品を地域限定ですが、売り出す予定です。
 もちろん、他社も負けていられません。アサヒビールが辛口を増したビールを、サントリービールが原材料や製法を工夫して高めの価格に設定したビールそれぞれ販売すると発表しています。
 ビール離れを食い止めることができるのでしょうか。 映像

■ 今年のモバイル動向は?

 アップルが、サムスンを抜いてトップの座についたという報道がなされましたが、スマホの世界は、価格でせめてくる中国ホンファイ他とメーカー間の熾烈な競争は激化をしているようですね。
 AndroidかiOSか、それともMicrosoftが伸びてくるのか、OS競争も激化していますが、ユーザーの気持ちはあまりOSとは関係ないようですね。
 スペインのバルセロナで最新のモバイル機器を集めた世界最大規模の展示会が開催されています。充電時間を大幅に短縮したスマホやウェアラブル端末など、機能面や脱スマホ的な動きが激しくなっている様子です。
 そろそろ日本のメーカーも、ガラケーで培った日本人らしさを、グローバルに展開できるようになって欲しいですね。
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■ 華やかな北陸新幹線開業の陰で

 北陸新幹線開業を前に、連日、華やかにテレビなどで紹介されていますし、開業に期待する関連情報が流れています。旅行業界を始めとして、その期待の大きさが窺えます。
 「光と影」 光が当たる部分があるということは、陰の部分もあるでしょう。期待が膨らむ一方で、現実を見て、地に足を付けた経営判断もなされます。その一つが、新潟県上越市にある北陸新幹線上越妙高駅の駅前開発です。
 当初計画されていた40階建ての高層マンションが、12階建てに急遽変更になりました。コンサルタントが、需要予測などをした結果、採算の見通しが立たないという予測に達したのです。途中の通過駅は、単なる経由地になりがちです。リニア新幹線でも駅の誘致合戦がありましたが、同様な懸念も心のどこかに置いておく必要がありそうです。
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