2015年06月02日

■■【経済の読み方】何が起こった2015年4月を時系列に見る 後半

■■【経済の読み方】何が起こった2015年4月を時系列に見る 後半


 世の中の動向は、アラカルト的に見ることも大切ですが、時系列的に見ると、また異なった面が見えてきます。
 ここでは、これまでブログ掲載してきました内容を、月単位に、コンパクトにまとめてご紹介します。


※ 月により文字数が多くなりますと、分割掲載することがあります。



■ ドローンの脅威

 
15年以上前から、リモコン操縦による小型飛行体のテロ等への悪用の心配を発信してきました。今日では「ドローン」と言われますが、当時はそのような言葉もない時代でした。
 総理大臣官邸の屋上に、小型の無人機「ドローン」が落下しているのが見つかったというニュースを聞いて驚いた人も多いと思います。その前にも、ホワイトハウスで話題になったばかりですのに、何の対策も打っていない”平和ボケ”は問題ですね。法制化も未着手とはお粗末と言わざるを得ません。
 中国のドローンの世界市場で三分の二ほどもシェアを占めています。販売時に購入者の登録制をとるなど、トレースできる方法も必要です。GPSや電波を利用したりして飛行制限地域を設けられるなどの機能も必要でしょう。
 早急な対策が求められます。
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■ 日本のエネルギーミックスを考える

 福島第一原発事故以来、高い原油を輸入し続けて来ました。それが貿易立国日本の赤字に拍車をかけてきたことも事実です。ところが、ここのところの円安傾向で、貿易収支が、2年9か月ぶりに黒字に転換したと報じられました。一時的な現象でしょうが、逆にこれは原油輸入量が減れば、日本の貿易収支は黒字を保てる可能性が高いことを示しているように思えます。
 日本の電力需要を、どの様なエネルギー源でまかなうのかを決めるエネルギーミックスの議論が、エネルギーの専門家や中小企業の経営者らによる有識者会合を開いていて、行われました。 
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■ 異常気象で農作物に打撃

 4月に入って、日照不足と多雨で農産物を中心に影響が出てきています。日照時間が、東日本で平年の53%、西日本で55%と平年を大きく下回っています。元兇は前線の影響による雨や曇りの日が多いことです。
 気象庁によりますと、今月上旬は日本の南の高気圧の勢力が例年より強かったためということです。その原因は、偏西風が日本の西側で南に蛇行したことから、温かく湿った空気が流れ込みやすくなっているからです。
 これから東日本も田植えの時期に入りますので、気になるところです。TPPの行方に影響は?
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■ 終業後ゴルフが可能になるかも

 日本では長時間労働が蔓延し、仕事の効率が高くないと言われています。それを踏まえ政府が働き方改革に取り組んでいます。2015年夏から国が率先してお手本を示そうと取り組むため、すべての府省庁で原則として勤務開始時間を1、2時間程度早める方針です。また、夕方以降は会議を設定せず、残業時間の抑制に努める方針です。
 欧米先進国では夏時間(サマータイム)を導入しているところが多いですが、それに近い形を始めようと言うことです。これにより、夏は夕方早く帰って、家族とゆっくり楽しむ生活スタイルに変わる可能性があります。
 アメリカで生活していたときに、仕事が終わってからゴルフをハーフラウンドしたことを思いでします
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■ ビッグデータを観光産業に活かす

 円安傾向から、海外からの観光客で賑わっているというニュース報道をしばしば見聞するようになりました。しかし、相変わらず東京・京都・大阪というラインだけに留まり、ニセコなど例外はあるものの、その他の地方にはあまり足が向いていないようです。
 政府は、自治体などが地域活性化策を検討しています。その一環として、「ビッグデータ」で観光客の動向などを詳細に把握できるシステムを開発し、広く一般に公開することになりました。
 これを利用しますと地方創生の実現に向けて、観光客の動向や人口の推移などを詳細に把握できることから、自治体や商店街などが地域活性化策を検討するのに役立てることが可能となります。
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■ シャープは立ち直れるか

 シャープのサイトを見ますと、「1912(大正元)年 創業者・故早川徳次(当時18歳)が徳尾錠(ベルトのバックル)の発明で特許を取り、東京本所松井町で金属加工業を創業(9月15日)」とあります。全国に「早川」という名前のついた地名がいくつかあります。シャープは、かつて「早川電機」と呼んでいました。早川の名のついた地名の一つが、群馬県にあり、かつて「早川村」といいました。私事ではありますが、仕事の関係でシャープを訪問したことがあります。
 「シャープ」と言いますと「家電大手」「液晶パネル」などを連想する人が大半と思いますが、かつては金属加工をベースにした優良企業の一つです。「シャープペンシル」がシャープの発明品であることは、意外と知られていません。
 そのシャープがここ数年来苦境に立たされています。今後、どの様な展開になるのか気になるところです。  映像

 参考
 http://asset-alive.net/article.php?mode=show&seq=4110

 情報セキュリティの脅威について正しい認識と対策をしましょう

 IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)は「情報セキュリティの脅威に対する意識調査」の報告書を公開しました。

 この調査において、情報に関する意識の低さが浮き彫りにされた感が致します。IPAの報告書を基に、ご紹介します。

  Windows Update等アップデートを実施しているか
    実施している人     67%
      被害経験者     75.3%
      被害経験なし    59.9%

  ウイルス対策ソフト導入者  74%
      被害経験者     82.1%
      被害経験なし    68.3%

 このことから、被害経験者は、その痛手がわかっているのか、セキュリティ意識が高いことがわかります。30%位の人が、何の対策もしていないことにショックを受けました。
 しかし一方で、基本的な対策ができていれば被害に遭わずに済んだと考えられるケースが多いようです。この機会に、情報セキュリティに対する認識を深めてインターネットを安全に利用するための対策を再確認することをお薦めします。

 因みに、インターネット利用者の“情報セキュリティの脅威・倫理の意識”調査の結果を照会しておきます。詳細は、下記URLにてご確認下さい。

  https://www.ipa.go.jp/about/press/20150217.html

(1)若年層およびパソコンの習熟度が低い利用者は適切なパスワードを設定していない報告書を公開

(2)行動ターゲティング広告は、利便性よりも閲覧履歴等の情報が収集されることやその管理が不安視されている


■ 関空は生き残れるのか?

 1994年9月4日に、日本で初めての24時間運用可能空港として大阪湾内泉州沖5kmの人工島に作られました。すでに20年以上も経っているのです。土台の沈下で凹凸が床にでるなど、トラブルもあるようですが、近隣の伊丹空港や神戸空港とともに関西三空港のひとつとして稼働しています。
 円安やLCC効果で、2014年度は、外国人の利用者が過去最高に上りました。その結果、開港以来初めて日本人の利用者を海外からの国際線利用客数が上回りました。日本を訪れる外国人観光客は今後さらに増えると見込んででしょうか、新ターミナル建設を計画しているようです。
 ハブ空港にしようと一時気勢を上げていましたが、それも沈静化してしまい、今後、本当に需要が増すのか、十分な検討が必要ではないのでしょうか。 
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■ アル・カポネの禁酒法の時代が来る?

 アル・カポネの禁酒法の時代が日本にも来るかも・・・ などということは今の時代にはありませんよね。でも、自民党内では、酒税法などの改正案を今の国会に議員立法で提出することに決めました。
 酒の販売は、段階的な規制緩和でコンビニエンスストアやスーパーなどでも販売しやすくなりました。安売りをうりものにしている酒類販売店もチェーン展開しています。安売り競争が激しくなっていることは事実のようです。しかも、それにより規模の小さい小売店などから経営を圧迫しています。
 酒類を自動販売機で売っているのは、先進国では日本くらいでしょう。行きすぎた酒の安売りがアルコール中毒患者を増やしているのかどうかはわかりませんが、自民党は行きすぎた安売りを規制するためだとしています。
 庶民から晩酌の楽しみを奪うつもりでしょうか?下戸の私には関係ないことですが・・・
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■ 地球温暖化の歯止めはできるのか?

 近年の異常気象は、誰もが気になっていると思います。ところが、先進国とそれ以外の国々との折り合いがつかないで、進展していません。そのような中、年末に開かれる国連の会議までに、各国が2020年以降の温室効果ガスの削減目標を提出することになっています。
 日本政府は、地球温暖化対策に向けた日本の温室効果ガスの削減目標の策定に向けた作業を進めています。鳩山元首相が、公的な場で大見得を切ったことがあり、日本政府がどの様な面を下げて、この会議に臨むのでしょうか?
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■ エコカーの選択肢が拡大

 エコカーといいますと、ハイブリッド車や最近では燃料電池車などがすぐに思い当たります。ところが、その仲間として見逃されがちなのがディーゼル車です。日本では、ディーゼル車は環境悪化という見方をされがちです。ヨーロッパを旅行したことのある人はご存知のように、ディーゼル車が多いのですが、それは経済性の高いことによるからです。
 自動車メーカー間の燃費や環境性能の向上でディーゼル車の販売拡大が続いています。各社が新型車の投入を相次いで行っています。ディーゼル車で優勢を誇るヨーロッパ勢が日本を虎視眈々と狙っています。 映像


■ 新卒者の採用状況

 アベノミクスの原点であります「”異次元緩和”で必ず物価2%アップ」と大見得を切った黒田日銀総裁の公約は、もろくも未達成に終わりました。しかし、公平な視点で見れば、大企業の業績は改善しています。
 入社式を済ませて、新卒者が研修受講をしたり、配置されて仕事を始めたりしていると思います。今年の新卒者の採用状況は、数年前と比べると格段に改善しています。では、来春の新卒採用の見通しはどうでしょうか?
 黒田総裁の肩を持つわけではないですが、手法が正しいかどうかはわかりませんが、デフレ脱却をするでしょう。企業経営も、方法論はいろいろあるでしょうが、じっくりと実施することが企業力を付けることに繋がると思います。 
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