2015年07月23日

■■【経済の読み方】何が起こった2015年7月を時系列に見る 前半

■■【経済の読み方】何が起こった2015年7月を時系列に見る 前半

 世の中の動向は、アラカルト的に見ることも大切ですが、時系列的に見ると、また異なった面が見えてきます。
 ここでは、これまでブログ掲載してきました内容を、月単位に、コンパクトにまとめてご紹介します。

※ 月により文字数が多くなりますと、分割掲載することがあります。

■ ギリシャ・中国経済とIMFの見通し

 ギリシャの国民投票で、EU緊縮策に対して「ノー」を選びました。その結果、当然のことながらEUは、対応に苦慮しています。ギリシャを閉め出せば、EU・ユーロの信頼性に傷がつくからです。
 中国は、バブルがはじけるのではないかという懸念が強まり、中国政府はなりふり構わぬ株価下支え策を講じているようです。アメリカは、労働指数は回復してきていますが、景気が冬場に一時的に落ち込む予想で、金利上げも、年内という声がやや弱くなっています。日本は、個人消費や賃金の上昇はなお勢いを欠き、回復に力強さがありません。
 IMF(国際通貨基金)は、「先進国の成長が徐々に加速し、来年にかけて上向いていく」としています  
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■ 景気の実感 食品の相次ぐ値上げなどで悪化

 マクドナルドの二桁マイナスが、12か月も連続しています。商品への異物混入問題などの影響がまだ続いています。小さな子どもがいる母親を製造工場や店舗の視察に招いたりする取り組みによって、信頼の回復を目指しているようですが、まだ功を奏していません。コンプライアンスの重要性を痛感する痛ましいことです。
 6月の景気ウォッチャー調査によりますと、穏やかな回復基調でいましたが食品の相次ぐ値上げで買い控えが広がっているという声がでているようです。、マクドナルドだけではなく、まだ買い控えや選択の厳しさは続きそうです。
 ちなみに、景気ウォッチャー調査は、内閣府が小売店の店員やタクシーの運転手など現場で働く2000人余りを対象に3か月前と比べた景気の実感を聞いて毎月、指数化しているものです。 
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■ 高速鉄道の世界的な動向

 中国が、日本やドイツなど、高速鉄道技術の先進国からハードやソフトを取り込んで、あたかも中国独自開発の技術であるかのごとく宣伝をしています。底の浅さが2012年の鉄道大事故に至ったと言われています。日本でも東海道新幹線で焼身自殺という火災が発生しましたが、その高い運用技術のおかげで大過に至りませんでした。
 高速鉄道と言いますとフランスのTGVが有名ですが、日立の技術で総合的に高速鉄道運用が始まっているイギリスや、台湾におけます日本の新幹線技術による運行も忘れてはなりません。国内では北陸新幹線の話で持ちっきりの旅行業界です。
 TGVなどは、速さをうりものにしていますが、日本では大量輸送が原点にありますので、その安全性が重視されています。アメリカを始め、海外でも注目されています。2025年には、いよいよリニアモーターカーがサービスを開始する予定です。
 世界の高速鉄道技術の祭典が東京で開催され、ますますの発展が期待されます。
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■ あなたのIP電話は乗っ取られていませんか?

 身に覚えのない高額な国際電話料金が請求がきてビックリ!!
 そんなニュースにビックリ!!
 IP電話の乗っ取りなど、考えてもみませんでしたが、何百万円も請求された人がすでに出ています。それも通信事業者側の落ち度ではないので、泣き寝入りをしなければならないという理不尽。
 しかし、ある条件を満たすと、通信事業者が支払うというニュースも入りました。国際電話をほとんど利用しない人は、「国際電話の利用を一時的に制限手続」をされてはどうでしょうか。
 私は多少不便になりますが、手続をしました。それがまた、簡単ではないのです。  映像



■ サケマス価格が上がってしまうか?

 日本人にとって魚介類は、重要な食材です。鯨肉が一般家庭から遠ざかって半世紀以上になります。北大西洋でのクロマグロの漁獲割り当て問題も深刻ですが、ロシアの排他的経済水域でのサケ・マス流し網漁が、来年から禁止されます。
 2015年は、2014年の30%程度の割り当てですが、それがゼロになります。日本の食卓にどの様な影響が出るのでしょうか? 
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■ あなたは夏休みにどちらに行かれますか?

 夏至が過ぎたと思ったら、もう「文月七月」ですね。広い地域で、梅雨はまだ明けてはいませんが、お子さんがいるご家庭では、夏休みの話題もひっきりなしかもしれませんね。 アフリカや韓国で「MERSコロナウイルス」の感染が広がり、話題になっていますので、海外旅行へ行く人は減るかもしれませんね。一方で、マスコミで景気が回復していることが報じられ、ボーナスの増加もあり、少々贅沢な旅行を企画しているお宅も多いでしょう。
 JTBによりますと、昭和44年に調査を始めて以来2番目に多い人が旅行を企画しているそうです。わが家は、服喪中ということで自粛しています。  
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■ 地球温暖化に何処までまじめに取り組むのか

 近年の異常気象は、尋常ではありませんね。自動車が水没する映像をしばしば見るだけでも、以前とは大きく異なることを感じます。COPが開催されても、先進国と非先進国との対立が顕著で、なかなか収集の方向に動いていません。
 日本では、目標達成のためにいろいろと努力が始められています。政府は、地球温暖化対策を話し合う年末の国連の会議に向けて、温室効果ガスを国全体で2013年と比べて26%削減する目標を提出することにしています。
 その一つが温室効果ガスを最も多く排出する電力業界です。2030年度の排出量を2013年度に比べて35%程度削減するという自主目標を策定する方向です。しかし、まだ固まったわけでもなく、そのために原発の再稼働を前提としています。
 日本のエネルギーミックスのあり方が問われています。  映像



■ 物価上昇はアベノミクスの副産物

「実質2%の物価上昇」を掲げてアベノミクスが継続、安倍総理は「第二ステージに入った」と言っています。
 理解できない人は、大きいことは良いことだとばかりに安倍さんを支持しています。(私は反自民でも反野党でもありません。念のため・・・ <笑い>)
 そのウラで、物価上昇という、庶民の生活を脅かす悪魔が忍び寄っていることを診て見ぬ振りをしていませんか?円安などによる原材料価格の上昇を受けて、今月もパンやチョコレートなど、食品の値上げが相次ぎます。中には10%もの値上げを発表しています。「便乗値上げ」と言われても仕方が無いのでは・・・
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■ AIIBに日本は参加しなくて良いのか?

 TPPが、オバマ大統領に権限を一任したことから、ようやく締結の方向に向かい始めました。ギリシャ問題が話題持ちきりです。ギリシャ首相が、「返済できない」と初めて明言しました。
 このような経済情勢の中で、国際的な金融面がクローズアップされているタイミングで、中国が提唱しているAIIB(アジアインフラ投資銀行)の枠組みを定めた設立協定が締結されました。
 中国は1国だけで重要案件を否決できる事実上の拒否権を持つことになり、フィリピンやタイなどの7か国は、態度を見送りました。近年の中国の目に余る傍若無人ぶりをみれば当然のことです。
 日米は、依然として慎重を期しています。中国が力を持ちすぎたのではメリットも少ないでしょう。しかし、そのままで良いのでしょうか。
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■ シェール関連事業の採算性悪化への対応

 福島第一原発事故で、原子力発電による発電がストップ、価格が高いことを承知で原油や天然ガスを輸入せざるを得なくなりました。そのようなタイミングで急浮上したのがシェールオイルです。
 折しも、アメリカでは、地下深くの岩盤を砕いて原油のシェールオイルや天然ガスのシェールガスを取り出す技術の開発が進みました。それに乗ったのが、日本の大手商社です。かつてのように輸出に頼ることができない商社が新たなビジネスチャンスとして相次いで参入しました。
 しかし、ここに来て資源価格の下落によってシェール関連事業の採算が悪化して来ていることから、事業を見直す動きが出ています。採算の悪い中、企業としては見直しをせざるを得ないのでしょうが、国策として何とかすべきではないのでしょうか。 
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■ 原発継続が株主の意思?

 株主総会開催がピークになっています。東芝のようなコンプライアンスに関わる問題を抱えている企業は、総会に長時間を要し、東芝では三時間を超えてしまったそうです。
 電力各社の株主総会が一斉に開かれました。一部の株主が、原発の廃止などを求めましたが、株主提案はいずれも否決されました。原発の再稼働を巡っては、九州電力の川内原発と関西電力の高浜原発が、原子力規制委員会の安全対策の審査で、新たな規制基準に適合していると認められました。今後も他の原発が再稼働を始めるでしょう。
 原発は、コストが安いといいますが、福島第一原発事故で、廃炉等の費用を勘案すると高いことが明白になりました。早く原発の恐怖が終焉してくれると良いですね。
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■ TPPはいつ締結されるのでしょう?

 アメリカ政府に強力な交渉権限を与える法案が米上院で可決されたことが大きく報道されました。アメリカの法律では、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)は、たとえ大統領が調印しても、議会がそれを覆すことができます。オバマ大統領に決定を一任するというのが今回の可決の大きなポイントです。
 オバマ大統領は、与党の反対を押し切り、野党共和党の賛成を得て、成立させました。アメリカの威信をかける大統領の並々ならぬ決意が窺えます。
 日本にとってTPPが本当にメリットの大きなことなのかどうかは、私には解りません。他国からつまはじきにされない消極的な面では、締結されることが望ましいと思います。しかし、国内世論は、かならずしもYESの方向とは限りません。ある程度の納得を得てからでも良いのではないでしょうか。
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■ 自動車のノードラ化に拍車がかかる

 グーグルの自動運転が話題になっていますが、自動運転に力を入れているのはグーグルだけではありません。ベンツを始め、大手各社は日本メーカーも含め当然熱心に取り組んでいます。
 人間が、車に乗って、目的地を指定すればベストなルートで目的地まで連れて行ってくれるのですから、電車やバス旅行の気分ですね。本当に安全性が高いのか、正しい目的地に連れて行ってくれるのか、事故が起こったときに誰の責任になるのか等々、心配になる点はたくさんあります。
 そのような問題を解決するために、日本のメーカー各社はこの分野で優位にたつことを目的として、企業の枠を超えて共同開発に乗り出すことになりました。トヨタ自動車や日産自動車など自動車メーカー6社と部品メーカーが参画します。
 人工知能では、アメリカや中国に一歩後れをとっているというニュースが出たばかりです。日本勢はこの分野で、外国勢に勝つことができるのでしょうか?
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■ 一円玉の旅烏は60才還暦

”一円玉の旅烏”という言葉で始まる子供の歌があります。現在の一円硬貨は昭和30年アルミニウム製で誕生、今年で60年を迎えるそうです。還暦祝いに、造幣局が、記念の貨幣セットの販売を始めます。
 一円の価値は、デノミなどで大きく変化してきました。戦前は1円が約1ドルという時代もありました。最初に誕生した一円硬貨は、今から約140年前の明治4年です。以降、金貨や銀貨として流通したのですから、その価値は高かったのですね。年が知れてしまいますが、子供の頃、黄銅製の硬貨を一枚持って駄菓子屋に行くのが楽しみでした。  映像


■ 中国バブルがはじけそう?

 
豪雨、ダウンバーストなどと天候不順が続いています。農林水産省は主な野菜14品目のうち「白菜」や「ジャガイモ」など6品目の卸売価格については、平年より20%以上高くなるという見通しをまとめました。
 食卓を直撃する、嬉しくないニュースですが、さらに怖い状況が続いています。と、言いましても、中国の話です。景気の減速が鮮明になってきていますが、上海株式市場では代表的な株価指数が40%もの上昇傾向が続いています。
 GDPが7%と、先進国と比べると莫迦高ですが、中国政府の発表はホンモノなのでしょうか? いずれにせよ、実体経済が伴っていないとみた方がよろしいでしょう。そうなりますと、いつ、バブルがはじけるのか? はじけた場合に世界経済にどの様に、どのレほどのインパクトを持って、その影響が出るのでしょうか?
 考えただけでもゾッとするのは私だけでしょうか? 
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