2015年10月08日

■■【経済の読み方】何が起こった2015年9月を時系列に見る 後半

■■【経済の読み方】何が起こった2015年9月を時系列に見る 後半

 世の中の動向は、アラカルト的に見ることも大切ですが、時系列的に見ると、また異なった面が見えてきます。
 ここでは、これまでブログ掲載してきました内容を、月単位に、コンパクトにまとめてご紹介します。

※ 月により文字数が多くなりますと、分割掲載することがあります。



■ 国連総会外交の日米中ロの思惑 2015/09/25

 9月28日から始まる国連総会を前に、各国が外交の場として利用しようと一所懸命です。
 25日に習近平主席が、オバマ大統領との会談をするにあたり、ほぼ同時期に訪米するローマ法皇の日程を変更するように強硬にアメリカに談判したと報じられました。マスコミの採り上げ方が、法皇と二分されて、自分の訪米の影が薄くなることを懸念しての外交戦略です。
 日本を少しでも手名付けようとするロシアは、日ロ外相会談でラブロフ外相が強硬な態度をぶつけてきましたが、一方で中ロ外交バランスや欧米とのウクライナ問題から、日本への秋波を忘れません。国連総会外交で、安倍総理とブーチン大統領の首脳会談が決まり、年内のブーチン大統領の日本訪問を実現させる構えです。
 プーチン大統領は、オバマ会談も要請し、積極的なところを内外に見せようとしています。
 平和な世の中になって欲しいですが、それぞれの腹の内は自国のこと、いや、それならまだ益しですが、自分自身の立場のことしか考えていないのが見え見えです。  
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■ 4K放送時代の足音が大きくなってきました 2015/09/24

「きけん、きつい、きたない」の3Kに「気色悪い」が加わると4Kになるのかと思いましたら、4Kは「きれい」なのですね。<笑い>
 ハイビジョンでも、鮮明な画質に驚いているのに、さらに画質が鮮明な4Kの時代が始まっているのです。ネット配信が先行していますが、このたび日本ケーブルテレビ連盟が、2015年12月から4Kの番組を専門に放送するチャンネルをスタートさせると発表しました。
 ケーブルテレビを視聴するご家庭は、全国で2600万世帯あるそうで、その50%から、順次、増やしていくようです。ただし、4K対応テレビだけでは受信できず、ケーブルテレビを受信する専用機器も4K対応に切り替える必要がります。
 4Kテレビも価格がこなれてきました。2年後には、現在のハイビジョンテレビと逆転するまで伸びると見込まれています。4K番組が充実してこないと、宝の持ち腐れですね。これを機に、俗悪番組も払拭されると良いのですが・・・ <
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■ 偽ブランド品に誘惑される 2015/09/23

「日本人は、ブランド品に弱い」と言われますが、中国人の爆買いのニュースを見ていますと、結構ブランド品を身につけていたり、高級な化粧品を購入したりという様子を窺えます。ブランドに弱いのは日本人だけではないようですね。
 その心理につけこむのが、偽ブランド品商法です。偽ブランド品を「○割引」などと書いてありますと、つい誘惑されてしまうのでしょうか。もっとも、偽物であることを承知で購入する人が多いので、偽ブランド品商法がはびこってしまうのではないでしょうか。
 税関での摘発が過去最高になったというニュースがありました。2015年上半期に全国の税関が偽ブランドや著作権侵害の輸入品を差し止めた件数は、1万6000件余りという件数です。そのうちの9割以上が中国からといいます。「騙される人間が悪い」というのが中国人の言い分であるということを聞いたことがあります。
 この強引な論理が、南シナ海の軍事施設建設や尖閣諸島問題に出て来るのですね。
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■ スーパームーン

 9月27日は、「中秋の名月」で、あかるく見えました。翌28日は、大きな満月「スーパームーン」でした。もちろん、月の直径は大きな変化はないのですが、地球から月までの距離が最も近い位置に来ます。そのために見かけ上の直径が大きく見えるのです。
 ご存知のように、月は地球の周りを楕円軌道で周回しています。地球と月の距離は約38万4000キロメートルと教えられましたが、これは平均距離なのです。月の公転楕円の最大と最小の差は、約5万キロメートルもあります。そのために月の見かけ上の大きさは、最も小さく見えるときの1.14倍となります。そのために月の明るさも30%ほど明るくなります。
 東京では、晴れ間の覗く空でしたので切れ目の時に明るい月を見ることができました。
 中秋の名月は、満月だと思っていたのですが、必ずしも満月ではないのですね。

■ 遅々として前進しない地方創生 2015/09/22

 安倍総理に背を向けながらも、政略的にポストを与えられている石破大臣ですが、10月の内閣改造でもしぶとく残れるのでしょうか。
 その石破大臣が担当する「地方創生」ですが、めざましい進展があったようには思えません。東京一極集中が叫ばれ、東京にある本社機能の一部を地方に移転するという旗振りもあまり前進が見られていないようです。企業経営者とすれば、ムリして本社機能を分散する意味もあまりないでしょうから、積極的にはなれないでしょう。
 再選された安倍総理ですが、安保関連法案を力で押して強行採決したので、今後は経済政策に力を入れてくるでしょう。晋に国民を思う政治になってくれることを切に望みます。
 
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■ 一週間を見るpoint

 テレビや新聞を見る人も、最近ではスマホでニュースを情報を入手をする人が多いのでしょう。「今週、何が起こるのかな?」という視点でいますと、事前情報を得ていると、ニュースや情報を見逃しにくいですね。
 ヨーロッパの移民問題が大きくクローズアップされてきています。当初100万人のEU受入をドイツが表明していましたが、200万人にふくれあがりそうな気配です。SNSを利用して、難民が情報交換をしているために、難民が後を絶たない状況になっています。
 25日には米中首脳会談が予定されています。中国の理不尽な海外展開に歯止めをかけたいアメリカです。一方で、中国経済停滞の懸念から、あまり中国をたたくこともできず、痛し痒しの面もあります。どのような会談内容になるのでしょうか?

 20日(日) 欧州:ギリシャ総選挙
 23日(水) 中国:製造業PMI
 24日(木) 米国:耐久財受注
 25日(金) 日本:全国消費者物価指数
        米国:GDP、米中首脳会談

■ イエレンFRB議長が順当な判断 2015/09/18

 アメリカが金利を上げるのかどうか、世界中の注目を浴びていましたが、イエレン議長は順当な判断をし、エコノミストの読み通り9月度は見送られました。個人的には、今の時期は利上げすべきではないと思っていますが、イエレン議長は市場の見方に反して思い切って9月に実施するのかと予想していました。
 FRB(連邦準備制度理事会)は、金融政策を決める会合を終えて声明を発表しました。最近の金融市場の不安定な動き、雇用の改善度が来たいほどでない、発展途上国への大きな影響を考え、9月か12月かと言われていますゼロ金利政策解除・利上げ時期の9月説は見送られたことになります。
 FRBは、アメリカの景気は緩やかに拡大しているとしています。一方で、「最近の世界経済と金融市場の動向が景気をいくぶん下押しする可能性がある」とも指摘しています。 年内の利上げは、ほぼ必定でしょうが、これまで市場で言われている12月説よりも早まり、早ければ10月の会合で決定されるかもしれません。アメリカの景気指標や中国経済の動向を注視する必要があります。  
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■ 認知症と徘徊 2015/09/16

 年齢が高くなるにつれ、「自分が認知症になってしまい、ひと様に迷惑をかけたくない」と心配する人が増えていると思います。近年は、若年認知症ということも聞くようになり、若くして認知症になってしまう人もいるようです。
 認知症で徘徊して行方不明になる人が最も多いのが、大阪府です。徘徊と思わしき人を早期に発見することにより、家族の元に届けてあげられるとよいですね。それにコンビニが協力することになりました。各店舗には、自治体から行方不明者の服装や年齢などの情報が伝えられます。該当するお年寄りが来た場合、店員が警察や家族などに連絡するという方法です。
 外見だけでは、認知症かどうか判断が難しいですが、少なくても店員さんが意識を持ってみるようになると早期発見に繋がる可能性が高くなると期待します。
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■ 警告 あなたのパソコンでウィルスが検出されました」に注意

「『あなたのパソコンでウイルスが検出されました』という音声がパソコンから聞こえた」という相談がIPA(独立行政法人情報処理推進機構)に多く寄せられています。このような警告が出れば当然のことながら、誰でも心配になりますよね。

 この警告に不安を覚えた利用者が、慌てて電話をかけると、結果的に遠隔サポートとソ
フトウェアの購入を案内されたとのことです。音声や画面表示でパソコンに不慣れな利用者に不安をかき立て、騙してソフトウェアの購入を促す新たな手口と考えられます。  詳細

■ 北朝鮮の不穏な動き再び 2015/09/15

 北朝鮮といえば、中国との親密な関係があたり前のように来ていましたが、近年それが疎遠になっています。逆に中国と韓国の関係が、北朝鮮との関係より密になっているようにまで時代が変化をして来ています。
 そのような中、北朝鮮はロシアに接近を試みていますが、そのロシアが中国に目を向けています。日本との関係改善の兆しがあったものの、拉致問題を、国内事情から進展させられず、八方ふさがりの状態になっています。
 そのような中、北朝鮮の国営メディアは、「新たな地球観測衛星の開発が最終段階にある」という名目で、事実上の長距離弾道ミサイルを発射する可能性を示唆しました。10月10日が朝鮮労働党創立70年にあたっていますので、国威高揚のための蛮行と言えます。
 これまでより大型の長距離弾道ミサイルを発射すると観測されています。国営メディアが、人工衛星の管制施設が建設されたと報道していますので、技術力は上がってきているでしょう。正常でない国家体制だけに、”狂人に刃物(凶刃)にならなければ良いですね。
 
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■ 新幹線出張の多い方、ご注意を! 2015/09/11

 東海道新幹線の車内で、男がガソリンをかぶって火をつけ女性乗客が死亡した事件を受けて、JRは来年の警備強化をさらに進める方針です。まずは、東北、北陸などの各新幹線の客室内を、常時、防犯カメラで撮影し録画します。これまでは防犯カメラが設置されていた車両でも、常時の撮影や録画は行っていませんでした。
 東北、秋田、山形、上越、北陸の各新幹線で運行している1403両の車両のうち、およそ60%を対象に、2016年春から順次進めて行きます。防犯カメラの近くにステッカーを貼って、常時撮影していることを示します。映像を確認できる社員や期間を限定するなどの措置をとるとも発表しました。
 街中だけではなく、新幹線の中でも監視されることになります。安全確保という名目ですが、なんとなくすっきりしない思いがするのは、私だけでしょうか。  
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■ 産科医がいなければ出産もできない 2015/09/10

 延々と待たされた末、お医者さんの診察は3分で終わるということがしばしば言われます。一方で、地域によっては医師不足が深刻になっているという実態があります。近年は、結婚年齢が高くなり、高齢出産などが増えていることが背景にあるようです。人の命を預かるリスクの高い医師という仕事を敬遠する向きもあるのでしょうか。
 そうでなくても少子化の時代、産科の医療体制が不充分では、母親になろうという気持ちも萎えかねません。出産を扱う医師の数は人口10万人当たりでみますと、東京は11.1人とトップです。こう言うと失礼ですが沖縄も東京都同じレベルなのですね。さすが、子供を大切する地域性と言えます。一方、最も深刻な地域は、茨城県で4.8人です。その差は2倍を超えています。
 厚生労働省は5年ごとに産科の医療体制を見直していますが、専門家会議を立ち上げ、具体的な検討をようやくのこと始めました。
 <詳細

■ マイナンバーの通知が始まります 2015/09/09

 国民背番号制といわれます「マイナンバー制度」が2016年1月より運用が開始されます。地方だけではなく、中央官庁でもまだ準備が完全ではないという噂を聞きます。改定サービスの切れたOSを利用している企業や地方自治体など、多数残っているという話も聞きます。
 軽減税率では、マイナンバー制度のカードを利用しないと買い物ができない仕組みで進もうと自民党が前向きに動いているといいます。自分の財布から買い物をしないような国会議員さんに庶民の買い物生活状況がわかっているのでしょうか?
 マイナンバー制度のうち、全国およそ440万の企業や団体に割り振られる「法人番号」について、国税庁は10月22日以降、順次通知する書類を発送するとのことです。
 個人は12桁ですが、法人は13桁で、法人税の確定申告などに必要となります。法人番号は、国税庁が新たに開設する専用のホームページでも検索して閲覧できるようになります。
 準備期間不充分な中で、本当に、ほんと~~に、大丈夫なのでしょうか???
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