2016年08月02日

■■【経営コンサルタントのトンボの目】 コンビニ業界競争激化

■■【経営コンサルタントのトンボの目 コンビニ業界競争激化

  経営コンサルタント事務所
  B・M・S・21代表 山本 修 先生
  日本経営士協会 常務理事 関西支部長

 山本先生は、美容サロンを独立開業され、その経験を元にサロン経営者に「商品管理」「顧客管理」「計数管理」を提案し、サロン経営の生産性向上に成果を上げてこられました。近年は中小企業のコンサルタントとしてもご活躍中です。

 また「日本経営士協会 常務理事」という重責を担うとともに「関西支部長」としても活躍されておられます。

 筆者詳細情報 http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/0060.htm

 

 ◆  コ ン ビ ニ 業 界 競 争 激 化  ◆
    ~ セブンイレブン関西で勢力拡大 ~

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 激しい競争を繰り広げるコンビニ業界で、セブンイレブンが関西で勢力拡大を加速させている。かつて店舗の数ではファミリーマートやローソンが上回っていたが、セブン-イレブン・ジャパンが出店攻勢を強め、現在では大阪府内の店舗数が約千店とほぼ拮抗。セブンは関西に特化した商品開発を進める戦略により、手薄だった関西エリアでの存在感を一気に高めようとしている。


■先行2者を猛追
 
 コンビニ業界で強さの指標とされるのは、1店当たりの全国平均の売上高(日販)だ。平成27年度の大手の日販はローソンが54万円、ファミリーマートが51万6千円だったのに対し、セブンは、70万3千円と2社との差を広げた。
 
 セブンは首都圏など東日本から勢力を拡大してきたが、近年は重点エリアとして関西に注力。関西で先行する2社を猛追している。攻勢の起爆剤となったのが、セブンが26年に発足させた社内チーム「西日本プロジェクト」の存在である。それまで東京発のみだった商品開発の一部を西日本プロジェクト主導の関西発に切り替えた。店舗開発などの社内複数部門の声を取り入れることで、地域に根差した売れる商品づくりに取組んだのである。
 
 
 
■関東では豚肉でも
 
 プロジェクトはスタートして3年目に入った。すでに関西仕様の商品を数多く投入し、売上などで一定の成果が出ている。特に弁当・総菜類でこだわったのが「本みりん」「牛肉文化」「関西らしさ」だ。
 
 レトルト総菜「プレミアム肉じゃが」は26年8月に使用する肉を豚バラ肉から牛バラ肉に変更し、販売数を45%伸ばした。玉子焼きは26年9月から「だし巻き玉子」を投入。鰹だしと昆布だしをベースにし販売数を3倍に伸ばした。デザートも関西色を濃くした。シュークリーム「バニラ香る濃厚カスタードシュー」には、関西の洋菓子店で定番の「バニラビーンズ」を使用。関西で人気の岩のようなゴツゴツ感も再現し、売上が30%増えた。
 
■値ごろ感で勝負
 
 味と価格にシビアな関西でセブンが最も意識したのが「値ごろ感」だ。価格を抑えつつ、高品質な原材料をぜいたくに使うことにこだわった。このため加工や仕込みも極力、工場で手間暇かけて作り込むことで味を高めている。うどんの汁はだしを重視する関西の好みに合わせるため、昆布の使用料を3倍に増やし、工場で直接加工するなどの手間をかけるようにした。5月下旬からはさらに関西風のだしを作り込む為カツオは荒削りして追い鰹にしている。
 
 カレーも関西風の味づくりと値ごろ感がヒットに繋がった。今年1月に発売した「牛すじカレー」は、大阪で続く甘辛カレーの文化を研究。果実の甘味に加え12種類のスパイスを使い、「先甘、後辛」の味付けにしたほか、2種類の牛すじを使用して食感を高めた。従来のカレー商品に比べご飯とル―を20%増量したが値ごろ感をアピールする為価格は据え置いた。
 
 セブンイレブン・ジャパンの西日本プロジェクトリーダーの宮島利久氏は「コンビニ食品といっても高品質で、味もおいしいのが当たり前となった。セブンはそこに値ごろ感を加える戦略で関西でも勝負したい」と強調している。
 
産経新聞6月25日夕刊掲載 記事より

産経新聞6月25日夕刊掲載 記事より
 
 


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