2018年02月19日

◆【経営四字熟語】 二律背反 経営の視点で見ると別のものも見えてきてこれを知るとあなたは尊敬の眼差しで見られる

◆【経営四字熟語】 二律背反 経営の視点で見ると別のものも見えてきてこれを知るとあなたは尊敬の眼差しで見られる 矛盾を楽しむ


 四字熟語というのは、漢字4文字で構成された熟語で、中国の故事などに基づくことが多々あります。
 ところが、それだけではないのです。
 四字熟語を「経営」という視点で見ますと、一般的な四字熟語とは異なる見え方をしてきます。
 それをネタにしてあなたが他の人に話すと、尊敬の眼差しで見られるでしょう。
 永年の経営コンサルタント歴の目で見ますと、経営に直結する示唆の多いことに気がつきました。
 独断と偏見で、それを皆様にご紹介したいと思います。


■ 二律背反(にりつはいはん) 矛盾を楽しむ

 二律背反(にりつはいはん)とは、ドイツ語の「アンチノミー( Antinomie)」の邦訳後です。二つの命題に妥当性があるものの、お互いに矛盾し、現実だけではなく見かけ上も両立しない状態を言います。Wikipediaでは「正命題、反命題のどちらにも証明できる矛盾・パラドックスのこと」と説明しています。

 哲学者カントの名前はよく知られています。二律背反とカントについては、Wikipediaの既述が大変興味深いので、ここに掲載しておきます。

 「この術語は、イマヌエル・カントの哲学において特別な意味を要求する。カントは、感覚的知覚あるいは経験(現象)の領域のみ用いられるカテゴリーあるいは理性の規準を純粋思惟の領域に適用した際に生じる、同等に合理的ではあるが矛盾する帰結を記述するのに用いた。理性はここでは合理的な真理を確立する役割を演じることができない。なぜなら、それは可能な経験を超えているし、理性を超越しているものの領域に適用されているからである。」

「カントにとって、以下のものに関連する四つのアンチノミーが存在する。

 1.時間と空間に関する宇宙の限界

 2.全ては分割不可能な原子から構成されている(それに対して、実際にはそのようなものは存在しない)という理論

 3.普遍的な因果性に関する自由の問題

 4.必然的な存在者の実在」


 我々に直結するビジネスの世界でもしばしば二律背反は起こります。経営者は、できるだけ多くの売上や利益を上げたいと考えます。一方で、顧客・ユーザーの立場に立つと、「よい商品・サービスを安く提供する」ことが求められます。

 ICTにおいては、セキュリティを強化することが安全のために求められます。一方で、セキュリティを強化すると使い勝手が悪くなることがしばしば起こります。セキュリティとユーザビリティという二律背反的な事情にしばしば挟まれます。

 世の中というのは、このような矛盾・パラドックスというか、二律背反というか、板挟みになることが多々あります。私は「矛盾を楽しむ」ということをしばしば考えます。


 
 
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