2018年03月17日

■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】 使い古しを新品以上にする『羽毛アップサイクル』に挑戦 7C20

■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】 使い古しを新品以上にする『羽毛アップサイクル』に挑戦 7C20



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■ 使い古しを新品以上にする『羽毛アップサイクル』に挑戦 7C20

◆「アップサイクル」とはリサイクル関連用語で、単なる「使い古しの再利用」ではなく、元のモノより高い価値を生み出す循環システムを意味する。そのアップサイクルを羽毛で実施し、広く普及させようとしているのがシルクウェーブ産業(群馬県桐生市、小澤康男社長)だ。代表的商品の羽毛布団は、通常、5年~10年で羽毛がヘタって破棄物として捨てられてしまう。同社では「アップサイクルの輪がつくれれば、リサイクル率は90%まで高まる」(小澤社長)と、『輪』を築き、廃棄から付加価値循環へと変えていく。

◆羽毛アップサイクルのキーワードとなるのが「プラズマチタン加工」。低温プラズマを活用して、チタンの元素と繊維を分子レベルで統合することにより、繊維にチタン特有の機能を付加する技術で、群馬大学と共同開発した。同社顧問を務める黒田真一群馬大教授は「酸化チタンで羽毛を包み込むオンリーワン技術。古い羽毛が新品より良くなる」と説明する。この加工を施せば、fp(フィルパワー)=羽毛のかさ高性=保温性=品質を表す数値が40%以上もアップして、抗菌、帯電防止の機能も備わるという。

◆同社は前身となる企業が考案してシルクウェーブ(絹糸中綿)と名付けた、繭から絹糸を引く技術を実用化するため、2008年に発足した。その後、第2創業の形でプラズマチタン加工に取り組み、現在は「革新的新素材の研究開発および附帯事業」を事業目的に掲げている。その推進のため、文系の学士(商学)である小澤社長自らが2年前から群馬大大学院理工学部博士課程に身を置いて、産学連携を体現している。

◆同社ではこれまでに年間2トンの羽毛を加工できる装置を設置済みで、手始めに群馬県太田市と連携し、家庭から廃棄される羽毛布団を回収、除塵、洗浄、プラズマチタン加工の後、防災シュラフ(寝袋)などに仕立てるプロジェクトを進めていく。続いて、リネンサプライヤーと提携し、羽毛布団をプラズマチタン加工で再生、縫製加工後に納品する事業を展開する。銀行、リース・保険会社と共に、加工羽毛を使った布団を個人向けにリースする仕組みも設ける。これら一連の取り組みを通してアップサイクルの輪を大きく広げていく。

◆昨今、羽毛の原料不足や価格高騰が取りざたされており、小澤社長は「使い古した羽毛のアップサイクルは世の中に大いに役立つ」と自社事業の意義を説く。今後、設備増強を重ねていき、3年後には年間4000トンと、現在の数千倍規模にまで拡張する計画も持っている。さらに「初期の事業化に羽毛を選んだが、そもそも、すべての繊維に金属をコーティングし新素材を開発、付加価値を高めたいと考えた」と“原点”を明かす頭の中の引き出しには、羽毛に続く第2、第3のチャレンジ計画書も収まっている。

  出典: e-中小企業ネットマガジン掲載承認規定に基づき作成



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