2018年03月24日

■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】 メリヤスとスリッパ結びつけ、オンリーワンを商品化  7C27

■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】 メリヤスとスリッパ結びつけ、オンリーワンを商品化  7C27



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■ メリヤスとスリッパ結びつけ、オンリーワンを商品化  7C27

◆「創造とは物事を結びつけること」とは、アップル創業者、スティーブ・ジョブズの警句の一つ。ゼロからではなく、既存の何かと何かがベースとなって創造が成し遂げられるといった見方である。中橋莫大小(なかはしメリヤス、東京、中橋裕子社長)が開発、商品化した「メリッパ」は、そうした捉え方にぴったり符合する創造物となる。メリッパ=メリヤス×スリッパとは一体どんなもので、どこから生まれたのか…。メリッパ誕生の道筋を探ると、多くの中小企業に役立つ教訓がぎっしり詰まっている。

◆そのうたい文句は『靴下でもない、スリッパでもない、新感覚のフットウエア』。アパレル向けのメリヤス生地で創った室内用の履きものがメリッパで、素足のままでも、靴下を履いた上からでもオッケー。一足が約100グラムと軽くて、ふんわり足を包み込む感触が心地いい。かかとの部分が立っていて脱げにくく、リバーシブルで、コンパクトに畳めて、汚れたら丸洗いするだけ…といくつもの利点を備えている。

◆同社は1951年創業のメリヤス(ニット)製造業者。カットソーと呼ばれるニット素材の裁断・縫製事業を長年手掛け、有力アパレルブランド向けOEM(相手先ブランド生産)で実績を重ねている。OEM事業は順調に回っているが、社員が辞める、同業者が会社を畳むなど、後ろ向きの動きも少なくない。そこで、「せっかく作れる環境があるのだから、自分たちで製品を作って売ってみようと考えた。何ができるか、社内でアイデアを募集し、エプロン、バッグなど提案があった中からメリッパを選んだ」。社長(母親)をサポートし、同社を切り盛りする中橋智範常務は、6年前のメリッパ立ち上げの頃を、そう振り返る。

◆メリッパの価格は4000円台と決して安くない。これで売れるのかと心配になる価格帯だが「1年目から黒字。ギフト需要が好調で海外でも売れている」(中橋常務)。母の日や娘夫婦へのプレゼントといった需要が旺盛で、「娘に取られた」と母親が再び買いにくるケースもあったそう。アパレルOEMで培ったファッションセンスがお洒落でかわいいメリッパを生み、女性陣に受け入れられた格好だ。また、車いす利用者にも好評だということで、同社では福祉・介護シーンをはじめとする新規ニーズの掘り起こしにも力を入れていく。

◆オンリーワンの商品化、シンプルで分かりやすい商品名、社員提案に基づく合意形成、危機感を持った第二創業的な取り組み…。メリッパには、業種業態に関わらず大半の企業が手本とすべき要素が盛りだくさんなように思える。中橋常務は「我々には本物のスリッパは作れない。しかし、スリッパ業界ではメリッパは作れない」と話す。その言葉の端々に、メリヤスとスリッパ、二つの統合で一つの創造を成し遂げた自負が感じられる。

  出典: e-中小企業ネットマガジン掲載承認規定に基づき作成

 

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