2018年05月26日

■■【元気な会社】  特殊用途を狙う  01

■■【元気な会社】  特殊用途を狙う  01

 日昭工業(株)(東京・青梅市)がトランス製造を始めたのは昭和42年。
 
 いわゆる「ガチャ万」と呼ばれる、機織り屋がガチャンと一織りするたびに万円単位の額が儲かると例えられるような、繊維の好景気が終わりを告げた時代だ。先代社長は織物からトランスへの転身を決断した。
 
 高度成長期で電化が進み、電源回路に必ず使われるトランスの需要が拡大していたのを見越した判断だった。
 
 
 久保寛一社長は今、鉄道車両向けの特殊トランス製造を主力に、産業機械や電気設備など多品種少量のトランスに特化している。
 
 リーマンショック後の平成21年度は売り上げが半減したもののその後2年間は、新興国の交通インフラ整備の波に乗り順調に業績を伸ばす。
 
 
 トランスは装置の電力品質を決める重要部品。高電圧や高品質ニーズなど特殊用途は多い。
 
 だが機械でコイルを巻く汎用品と違って多品種少量品の生産自動化には手間がかかるため、大手企業は外注先を求めている。
 
 同社はここに的を絞った。
 
「トランスを作れるのなら電源ユニットも、電源装置全体もできるだろう」と任される範囲は次第に広がった。
 
 
「必要な技術が増えるたびに、とにかく必死で勉強した」。
 
 配線、電気設計を学び、現在ではトランス製造と電源装置の組み立てが2本柱に。
 
 少量品をほぼすべて請け負うようになったころ、主要取引先のトランスメーカーが倒産、電機メーカーと直接取引するようになる。
 
 自ら営業し、市場調査するようになり、高い技術力が求められる鉄道車両のトランスに注力することになる。
 
 
 同社製品の製造はほぼすべて、技術者が手作業で行う。
 
 だから「うちの資産は人材がすべて」とも。
 
 毎年社員一人当たり40万円を教育費として投資するほか、約60人の社員のうち12人を工場長候補として2週間おきに交代で工場長を経験させる。
 
 従業員全員の多能工化も進め部門間交流と頻繁なOJTを繰り返す。
 
 好調な経営を支える要因にこうした「人を育てる環境」も挙げられる。
 
  資料出典: J-NET21


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