2018年12月20日

■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】 独自の集音技術で未開拓市場に挑む 8926

■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】 独自の集音技術で未開拓市場に挑む 8926



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■ 独自の集音技術で未開拓市場に挑む 8926

 精密機械の出荷前検査で、完成品から生じるわずかなきしみ音を拾い出す異音検査用の集音技術や水道管漏水検査技術など、音を聞き分ける画期的な製品を開発する中小企業が、町工場の集積地として知られる東京都大田区にある。大手メーカーが手を出せない世界レベルの技術開発を手掛けるのは、ハッピーリス代表取締役の吉田理恵氏。吉田代表は1991年に「大事MANブラザースバンド」のメンバーとしてミリオンセラーを達成したこともある元ミュージシャンだ。

 バンド解散後は、作曲家、ボイストレーナーとして活躍しながら音響工学を学び2006年12月に音楽制作・教育を事業主体とするハッピーリスを設立。大田区内の創業支援施設で本格的な事業活動を始める。吉田代表は4歳から音楽教育を受け絶対音感を持ち、さらに機械への苦手意識がない。「公演旅行先でキーボートを激しく叩き破損することもあり、自分で修理するしかなかった。それができたのも楽器など機械いじりが好きだったから」という。

 会社を設立し最初に取り組んだのが、胎児の心音を拾いCDとして販売するサービス。次に取り組んだのは、聴音器の音を録音し携帯電話で送信する装置「ケアレコ」。これは総務省や大田区が主催する多くの顕彰制度で受賞し、技術とビジネスモデルが高く評価された。必要な音だけを特定し拾う集音技術を使い、工場ごとに異なる騒音にも対応できる異音検査などで着実な事業を展開する。

 現在、マスコミで紹介され注目を集めているのが、高齢者などに多い誤嚥(ごえん)性肺炎を監視できる「ごっくんチェッカー」だ。高齢者が食物を気管に入れてしまうと危険な状態に陥る。それを高齢者の頸部にセンサーを固定し、スピーカーから飲み込んだ音の状態を聞くことで誤嚥していないことを確認しながら食事を介護することができる。飲み込み音を拾うだけではなく、気管内の圧力も測定するので咽頭に残留した食物の有無と誤嚥を発見することもできる。「マイクでは他の音も拾うが、開発したセンサーは確実に飲み込み音を把握し、脈動した圧力を測り、従来の造影検査や内視鏡でも発見しにくい誤嚥前後の状態を知ることができる」と優れた特徴を語る。

 集音技術を応用した製品のアイデアは無限大。ドローンに搭載してトンネルの検査や発酵食品の発酵状態を確認するなど、これまでなかった新たな市場を創設できる可能性がある。当面は「ごっくんチェッカー」の認知度をさらに高め、病院や高齢者施設などでの普及を目指す方針。高齢社会とともに必要性は高まる。社会的にも意義ある事業といえる。

  出典: e-中小企業ネットマガジン掲載承認規定に基づき作成

 


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