2011年06月14日

■■連載小説 経営コンサルタント竹根好助の先見思考経営 40

■■連載小説 経営コンサルタント竹根好助の先見思考経営 40

 

 昼は休みに読むブログ連載小説です。経営コンサルタントとどのようにつきあうと経営者・管理職として、プロ士業として一歩上を目指せるのか、小説を通じて体感してください。

 

【本書の読み方】 脚注参照

 ブログ発行の不手際により、一部の原稿が重複していることがあります。

 

■■ 3 再会 8 通算40

 

【回想2】

 

 アメリカで初めて会ってから10年も経っており、竹根の訪問を受けた幸は、何から話して良いのか迷った。竹根の人柄から、まさか竹根が経営コンサルタントになっているとは・・・・・という驚きのような気持ちでいたので、それが口をついて出てきた。

 

 「経営コンサルタントになっていたのでは悪いですか?」

 

 「いえいえ、そんなつもりでは・・・だいたい、竹根さん、先生は、もともとお役人とか、銀行マンとか、そんなお堅い仕事をするような雰囲気の人です。商社マンというのですら、何となく竹根先生の雰囲気というのか、人柄とはぴんと来ないものを感じています」

 

 「そんなに融通の利かない風体ですかネ?」

 

 「いやいや、そうじゃなくて、世間では経営コンサルタントといった時によいイメージを持たない人が結構います」

 

 「確かに、経営コンサルタントと名乗って、悪いことをしている人もいますからね」

 

 「実は、私の知り合いの経営者が、経営コンサルタントには守秘義務があるからとすっかり裸になっていろいろと話をしたそうです。その中には私的なこと、そう女性問題も含めて話したんだそうです。そうしたら、それをネタに揺すられてしまい、顧問料の何倍かのお金を巻き上げられたそうです。結局、その男は捕まったそうですが、そんなこともあって、経営コンサルタントというのが何となく竹根先生の堅実な雰囲気とは異質のように思っていたのです」

 

 「大変残念なことに、一部の悪徳コンサルタントのおかげで、経営コンサルタントに対するよくないイメージの色眼鏡で見られることが結構あります。節税ならぬ脱税の手口を教えてくれる人とか、巧妙な詐欺の手口を伝授する人などと思われている人もいるようです」

 

 「時々そのようなことも聞きますので、経営コンサルタントにはそう言う人が多いのでしょうね」

 

 「育さん、たとえあなたでもそんなことを言うのであればおつきあいをやめさせてもらいます」

 

 「先生、失礼しました」

 

■■ 脚注

 本書は、現代情景と階層部分を並行して話が展開する新しい試みをしています。読みづらい部分もあろうかと思いますので、現代情景部分については【現代】と、また過去の回想シーンについては【回想】と表記します。回想シーンも、回想1は1970年代前半にはじめて幸が竹根に会ったときと、回想2は、その十数年後、二度目にあったときの二つの時間帯があります。

 ブログ発行の不手際により、一部の原稿が重複していることがあるかも知れませんので、ご容赦ください。

 

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