2011年06月21日

■■連載小説 経営コンサルタント竹根好助の先見思考経営 45

■■連載小説 経営コンサルタント竹根好助の先見思考経営 45

 

 昼は休みに読むブログ連載小説です。経営コンサルタントとどのようにつきあうと経営者・管理職として、プロ士業として一歩上を目指せるのか、小説を通じて体感してください。

 

【本書の読み方】 脚注参照

 ブログ発行の不手際により、一部の原稿が重複していることがあります。

 

■■ 4 転機の模索 3 通算45

 

 アメリカで竹根に世話になった幸は、再開した竹根が経営コンサルタントであることを知り、経営支援依頼を考えるようになっていた。

 

【回想2】 1980年代

 

 竹根の講演会での再会で、幸は竹根から『初心に戻れ』と言われたような気がする。講演の中で「困ったり、悩んだり、どうしてよいのかわからなかったりしたときには、私は『原点に戻れ』という伯父の教えを思い出します」と言っていた。竹根の伯父という人がどのような人かを幸は知らないが、竹根のおじさんだから、きっとすばらしい人なのだろうと考えた。そのときに、幸は父であり、会長がなぜあのときに自分にアメリカに行ってこいといったのかを再び考えた。

 

 竹根とアメリカで出会ったのも何かの縁であろうし、この人なら信頼できるし、私のアドバイザーとしては最適だと確信した。

 

「ところで、竹根先生、話は変わりますが、今日お忙しいにもかかわらずお越しいただいたのは、先生にご指導をいただきたいと思っているからです」

 

「ロスでのスーツケース・トラブルの恩返しですか?」

 

「先生、茶化さないでください。でも、先生が、そのように砕けてくださったので、ざっくばらんにお話します。顧問として来ていただきたいのですが、なにぶん、衰退産業にいるわが社ですので、費用のことが気になっています。先生のように有名人だと相当高額な顧問料を覚悟しなければならないのでしょうね?」

 

「私の顧問料は高いですよ!」

 

 笑いながら竹根が答える。

 

「やはり、そうでしょうね」

 

 幸は、想像していたとおり高額な顧問料になりそうだと、気持ちが沈んできた。

 

■■ 脚注

 本書は、現代情景と階層部分を並行して話が展開する新しい試みをしています。読みづらい部分もあろうかと思いますので、現代情景部分については【現代】と、また過去の回想シーンについては【回想】と表記します。回想シーンも、回想1は1970年代前半にはじめて幸が竹根に会ったときと、回想2は、その十数年後、二度目にあったときの二つの時間帯があります。

 ブログ発行の不手際により、一部の原稿が重複していることがあるかも知れませんので、ご容赦ください。

 

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