2011年07月05日

■■靖国神社境内 竹根好助の先見思考経営 51

■■顧問先でのヒアリング 連載小説 経営コンサルタント竹根好助の先見思考経営 51

 

 昼は休みに読むブログ連載小説です。経営コンサルタントとどのようにつきあうと経営者・管理職として、プロ士業として一歩上を目指せるのか、小説を通じて体感してください。

 

【本書の読み方】 脚注参照

 ブログ発行の不手際により、一部の原稿が重複していることがあります。

 

■5 ビジネスドックとの出会い 1 通算51

 

 幸は竹根に経営支援依頼を考えている。まずは、「ビジネスドック」からはじめようという竹根の提案であった。コンサルティングにはどのくらいの料金がかかるのか気にかかる幸である。コンサルティング・フィーというのは、コンサルタントやテーマなど諸条件により異なることも知った。コンサルティングのやりかたも企業毎に異なることも学んだ。最終的には幸は竹根に顧問就任を依頼した。

 

【現代】 

 

 二人は、昔を振り返りながら靖国神社の能楽堂の前から現代的なコンクリート製の建物の建つエリアに歩を進めてきた。

 

 正面が西南戦争の頃である明治十年に設立構想が出た遊就館、右手は遊就館新館である。遊就館はイタリアの古城に倣った建物で、山県有朋を中心に「御祭神の遺徳を尊び、また古来の武具などを展示する施設」というコンセプトで、明治十五年に開館された。

 

 遊就館の名称は、時の宮内大臣である田中光顕伯爵が、吉雄菊瀕の原案に基づいて決められた。

 

中国の古典、『荀子』勧学篇「君子は居るに必ず郷を擇び、遊ぶに必ず士に就く」から「遊」「就」を撰んだものである。国のために尊い命を捧げられた英霊のご遺徳に触れ、学ぶ。(靖国神社公式サイトより)

 それに対して遊就館新館は、白く、近代的な建物である。

 

「育さん、遊就館をちょっと覗いてみますか?」

 

「ずいぶんと近代的な建物で、靖国神社という純日本的格式を持った施設の付属としては似つかわしくないようですね」

 

「平成十四年に竣工したばかりだからね。新館は、靖国神社の創立百三〇年を記念したもので、本館から単に展示物を移すだけではなく、展示方法も変えたのです」

 

「チケットを買ってきますので、こちらでお待ちいただけますか?」

 

「育さん、母が遊就館友の会の会員なので、私は無料で入館できるのです。私の分は不要ですから」

 

「先生のお父さんもここに祀られているので、そのような特典があるのですね」

 

■■ 脚注

 本書は、現代情景と階層部分を並行して話が展開する新しい試みをしています。読みづらい部分もあろうかと思いますので、現代情景部分については【現代】と、また過去の回想シーンについては【回想】と表記します。回想シーンも、回想1は1970年代前半にはじめて幸が竹根に会ったときと、回想2は、その十数年後、二度目にあったときの二つの時間帯があります。

 ブログ発行の不手際により、一部の原稿が重複していることがあるかも知れませんので、ご容赦ください。

 

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