2011年07月07日

■■ビジネスドックを待つ 連載小説 先見思考経営 53

■■ビジネスドックを待つ 連載小説 経営コンサルタント竹根好助の先見思考経営 53

 

 昼は休みに読むブログ連載小説です。経営コンサルタントとどのようにつきあうと経営者・管理職として、プロ士業として一歩上を目指せるのか、小説を通じて体感してください。

 

【本書の読み方】 脚注参照

 ブログ発行の不手際により、一部の原稿が重複していることがあります。

 

■5 ビジネスドックとの出会い 3 通算53

 

 幸は竹根に経営支援依頼を考えている。まずは、「ビジネスドック」からはじめようという竹根の提案であった。ビジネスドックとは一体何なのか、竹根は、幸の会社をどのようにしようとしているのか、登場人物も増えて、いよいよおもしろくなってきました。

 

【登場人物】

 竹根好助   経営コンサルタント歴35年のベテラン

 幸育太郎   戦後ガリ版印刷でラッキー創業

 幸 育雄  印刷会社ラッキー二代目社長

 幸 育猛    幸育雄の長男

 牧神愛子  育雄の秘書

 金山    ラッキー創業時からの社員、常務取締役工場長

 大松田      ラッキーの取締役技術部長、常務

 茂手木      ラッキーの取締役

 大里        ラッキーの総務担当取締役、高齢

 刷増浩二    営業部長、最若年の取締役

 刷増浩三    営業係長、刷増営業部長の息子

 平しずか    竹根の秘書

 荻野        竹根の腹心コンサルタント、印刷業界に詳しい

 角菊        福田商事海外事業部長

 伊中        福田商事印刷機器事業部長

 

【回想2 1980年代】 

 

 竹根との話の結果、ビジネスドックからコンサルティングを始めることになった。次回にビジネスドック企画書を竹根が持参し、説明をしてくれることになり、その日時設定をした。日時が決まるまでは、双方のスケジュールがなかなか合わなかった。竹根がいかに連日タイトなスケジュールで活動しているかということがわかった。

 

 最終的には、竹根がすでに決定しているスケジュールを変更して、ラッキーを訪問してくれることになった。たぶん、それによりトコロテン式に竹根のスケジュールが狂ってくるだろうに、幸のためにそこまでしてくれる竹根に感謝をした。

 

 ビジネスドックの日程打合せと共に、次のステップも踏まえ、竹根経営コンサルタント事務所からFAXが届いた。事前に現状把握をするために必要な書類や資料の一覧である。ビジネスドック説明の日までに揃えておくようにというメッセージが添えられていた。その中には、五年分の決算書も含まれている。

 

 アポイントのその日が来た。竹根のスケジュール調整のおかげで実現できる。その日はアポイントをとってから三日後であった。幸は、ビジネスドックとは何かを知りたくて、そのたった三日が待ち遠しかった。

 

 約束の時間は、午後三時十五分であった。三日前の日時設定の時に竹根は「十五時十五分」と二四時間法で時間を表現していたのが印象的である。たぶん、竹根はスケジュールによっては早朝から、夜遅くまで仕事があるので、二十四時間法で表現することにより、午前とか午後という時間区分の勘違いを防ぐための方法なのだろうと推察できた。以前、竹根が、「経営コンサルタントとは二十四時間対応ビジネスなんです」と言っていたことを思い出した。

 

「先生、お忙しいのに、当方までお越しくださり、ありがとうございます」

 

< 次回に続く お楽しみに >

 

■■ 脚注

 本書は、現代情景と階層部分を並行して話が展開する新しい試みをしています。読みづらい部分もあろうかと思いますので、現代情景部分については【現代】と、また過去の回想シーンについては【回想】と表記します。回想シーンも、回想1は1970年代前半にはじめて幸が竹根に会ったときと、回想2は、その十数年後、二度目にあったときの二つの時間帯があります。

 ブログ発行の不手際により、一部の原稿が重複していることがあるかも知れませんので、ご容赦ください。

 

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