2011年08月09日

■■ 名言と経営 「大難大変」

■■ 名言と経営 「大難大変」

 

 毎週火曜日にお送りしている「名言と経営」は、「経営四字熟語」とともに大変好評です。

 

大難大変に逢うても動転せぬといふは、まだしきなり。大変に逢うては歓喜踊躍して勇み進むべきなり

 

 山本常朝(16591719)は、江戸中期の学者で、この名言は、彼の著「葉隠」の一節です。

 

「葉隠」は、彼の属する佐賀藩において武士の生き方やそれに関係する人達の逸話をもとに書かれた本です。

 

「大きな困難や大変な問題に直面して、平静を保っていられるとだけでは、まだまだ未熟者である。そのような状況を遭遇したら、むしろ喜び勇んで立ち向かっていこう」という意味です。

 

 困難や問題に直面すると、どうしても動揺したり、怖じ気づいたりしてしまいがちです。それなのに、泰然自若としていることは難しいですし、喜び勇んでそれに取り組むことなど、凡人にはできないことです。

 

「若いうちの苦労は買って出よ」と子供の頃、母から教えられましたが、それを実行してきたかというと、自信はありません。しかし、経営コンサルタントという仕事をし始めてからは「胆力」の重要性を感じています。

 

 経営士・コンサルタントが取り組むべき課題の中には、未経験な問題・課題が山積していることもあります。解決の自信を失うようなことも多々あります。しかし、そこで逃げてしまっては経営士・コンサルタントとしてはやってゆけません。そのようなときに、胆力の必要性を感じます。

 

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