2011年09月22日

■■顔を赤らめる愛子 連載小説 竹根好助の先見思考経営101

■■顔を赤らめる愛子 連載小説 経営コンサルタント竹根好助の「先見思考経営」 No.101 昼休みのブログ

 

 昼は休みに読むブログ連載小説です。経営コンサルタントとどのようにつきあうと経営者・管理職として、プロ士業として一歩上を目指せるのか、小説を通じて体感してください。

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【本書の読み方】 脚注参照

 

■9 顧問契約 12 通算101回 顔を赤らめる愛子    

 

 印刷会社であるラッキーの社長である幸と竹根は靖国神社境内を散策しながら、二人が再会した1980年代のことを思い出している。

 ラッキー取締役を対象とした取締役研修は、ビジネスドックという竹根が開発した思考ツールを使いながら進められる。荒れた研修も終わったものの個別課題は宿題となった。社長の幸も「経営理念」という課題が与えられた。

 研修後、顧問契約が交わされた。コンサルタントが大挙してやってきた。現場を阿須から工場長を始め、管理職が迷惑に思い、コンサルタント契約が始めから暗礁に乗り上げてしまった。者著の幸はそれとなく様子を探るが、少々心配になり、竹根経営コンサルタント事務所に電話を入れた。

 

【回想2 1980年代】 

 

 愛子は顔を赤らめた。

 

「社長、そういう時には黙って席を外すものですよ」

 

 さすが竹根は人生経験が豊かである。

 

「それは、気が利かなくて失礼しました」

 

 行きがかり上、席を立とうとするのを、竹根は制し、愛子の方を向いた。

 

「これなのですが・・・ちょっと季節には早いですね。気に入っていただけるかどうか・・・専務と同じような柄ですから、気に入らなかったら専務と相談して交換してもらっても結構です」

 

「先生、うちのやつにもですか。散財させてしまいましたね」

 

 竹根は、別の包みを幸に渡した。

 

「失礼して、中を見せていただきます」

 

 愛子は、立ったままやりにくそうに包みを開こうとしている。

 

「まあ、こちらに座ってどうぞ」

 

 竹根はソファーの位置をずらして座り直した。

 

「では、失礼します」と竹根の横に斜め座りをした。

 

「まあ、すてき。社長、これを見てください。竹根先生のお土産ですよ」

 

「愛子さんにぴったりですね。エレガントで・・・」

 

「先生、ありがとうございます」

 

 スカーフを胸に抱いてお辞儀をする愛子の仕草は、まるで少女のようである。

 

< 次回に続く お楽しみに >

 

■■ 脚注

 本書は、現代情景と階層部分を並行して話が展開する新しい試みをしています。読みづらい部分もあろうかと思いますので、現代情景部分については【現代】と、また過去の回想シーンについては【回想】と表記します。回想シーンも、回想1は1970年代前半にはじめて幸が竹根に会ったときと、回想2は、その十数年後、二度目にあったときの二つの時間帯があります。

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