2011年10月03日

■■ 経営コンサルタントのトンボの目

■■ 経営コンサルタントのトンボの目

 

◆  女人高野の三如来  ◆

 

経営コンサルタント事務所 

B・M・S・21代表 山本 修

日本経営士協会 理事 関西支部長

 

 山本先生は、美容サロンを独立開業され、その経験を元にサロン経営者に「商品管理」「顧客管理」「計数管理」を提案し、サロン経営の生産性向上に成果を上げてこられました。近年は中小企業のコンサルタントとしてもご活躍中です。

 また「日本経営士協会 関西支部長」として活躍されておられます。

 

■ 自然石に彫刻された三如来

 

 和歌山県かつらぎ町で、自然石に彫られた地蔵として親しまれていた仏像が、大日、阿弥陀、釈迦如来の三体を祭った石造建造物だったことが分かり、県教委が発表したニュースを新聞で見た仏像大好き人間の筆者は早速見学に行ってきた。

 

 13世紀初頭の鎌倉時代初期の作とみられ、地元では古くから「頬切地蔵」として親しまれていたが、自然石を使ったこのような石造の建造物は全国に例がなく、貴重な発見と言われている。石は高野山への参詣道にあり、長さ約225センチ、幅約120センチ、高さ約65センチあり、北側の正面に高野山真言宗の本尊である大日、西側に阿弥陀、東側に釈迦如来が彫られている。上面は屋根の形に彫られ、御廟を思わせる形をしていた。

 

 金剛峰寺の教学部長によると、「阿弥陀と釈迦如来がともに祭られているのは末法思想の影響で、大日如来は弘法大師を表している」と言われている。又、女人高野と呼ばれる地域にあり「当時の高野山は女人禁制だった為、崇拝する女性の為に立てられたのではないか」とも言われている。加工の難しい、緑色片岩をうまく使っており、一流の石工の作と言われる。筆者は15年程以前に此の道を通ったことがあり、地元の人に「頬切地蔵」と教えられてこの建物を見たことがある。その時には緑の苔が全体を覆い正面の大日如来はかろうじて見ることが出来たが、他の阿弥陀如来と釈迦如来は見ることが出来なかったことを覚えている。

 

■ 「如来」と「菩薩」の違い

 

 京都の「仏像ガール」(仏像を訪ね歩く女性)「廣瀬郁実」さんによると、仏像には色々な役割があると言われ、「如来」とは、悟りを開いた方たちのことであり、「大日如来」「釈迦如来」「阿弥陀如来」「薬師如来」が居られます。悟りを開いている如来は人間とは違う特徴を持っており、髪の毛はクルクル巻かれており、手には水かきがある。これは、誰一人として救いから漏らさず、皆を救うというメッセージと言われている。アクセサリーなどの装飾品は、一切身に付けていないのも特徴です。「菩薩」とは、悟りは開いていないが、悟りの世界と我々が生きている世界との懸け橋となってくれる大切な役割と言われております。我々になじみの深い、観音様や町の地蔵さまは皆菩薩と言われている。

 

■ 仏像のポーズの意味

 

 手のひらを正面に向けて、胸のあたりに掲げたポーズは、「施無畏印」といって「安心しなさい」というポーズで恐れや不安をキレイに取り除いてくれる意味だと言われる。仏教で大切な花、蓮。泥の中から花を咲かせる姿を仏教の悟りと重ねたもので、泥は苦しみ悲しみのある我々の世界その泥に一切染まらず咲く蓮の花は誰もが開ける「悟りの花」。

 

 泥臭い政治を掲げる新しい「総理大臣」にも、その泥に一切染まることなく清らかに咲く、「蓮の花のような政治」をお願いしたいと思うのは、筆者だけでしょうか。

 

「合掌」

 

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