2011年11月18日

■■成功企業紹介 「サンドブラストの技術で新時代を切り開く」

■■ 経営情報“成功企業紹介” 「サンドブラストの技術で新時代を切り開く」

 毎週平日15時に、成功企業の事例などを含む経営に関するとっておきの情報をお届けし、読者の皆様に何かを感じ取っていただけたらと期待しています。時には「ホッとする」ようなお話を、時には「なるほど!うちの会社でも応用できそう」というような話題をお届けできると良いと考えています。

■「サンドブラストの技術で新時代を切り開く」

 砂漠などで強い砂嵐が吹くと、石や岩が削れていく。こんな現象をものづくりに応用している企業がある。(株)不二製作所(東京都江戸川区:間瀬恵二代表取締役)は、金属材料の表面に砂などの研磨材を吹き付ける加工法であるサンドブラストのパイオニアだ。

 (株)不二製作所は昭和25年に間瀬社長の父親が創業した。元々はコンプレッサーの製造を手がけていた。しかし、より需要を増やすために、「コンプレッサーを使うものを作ろう」と考えたのがサンドブラスト装置だった。昭和32年、日本で初めてキャビネット型のサンドブラスト装置の開発に成功、研磨材を噴射・回収・分級と循環利用し、粉塵の出ないように開発した装置を世界に先駆けて世に送り出した。

 研磨材は砂に限らず、加工部品の素材、用途に応じてソフトなものからハードなものまで広く利用する。その種類は400以上にも及び、ソフトなものでは、砕いた桃の種や水溶性の材料などを使うという。商材は自動車部品、プラズマテレビ、シリコンウエハーから注射針、ビルの壁まで。社会全体に広がっている。最近は、太陽電池の性能アップと低コスト化する技術も他社と共同開発した。

 サンドブラスト装置の販売やメンテナンスが事業の柱であり、累計約30,000台の納入実績がある。一方、製品の多品種少量化が進み、受託加工や装置レンタルのニーズも大きくなっているという。このため、加工開発力の向上にも取り組んできた。表面を「削る」「磨く」「取り除く」などのほか、研磨材を打ち込んで表面を「改質する」、ブラストによって金属の耐久性をアップさせるなど、いわば「鍛える」ということも可能だという。

 (株)不二製作所本社では、ワンフロアーに総務、開発、設計、営業など100人以上の社員が机を並べる。その真ん中に陣取るのが間瀬社長だ。仕切りを作らず、社員間の情報交換を第一に考えている。平成18年には経済産業省の「元気なモノ作り中小企業300社」にも選定され、今月には天皇陛下が行幸された(株)不二製作所。「ブラストの可能性はまだまだ夜明け前」と未来社会を見据えている。

  資料出典: J-NET21

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