2011年11月29日

■■ブログの視点【連載小説】竹根好助の先見思考経営 145

■■ブログの視点 【連載小説】経営コンサルタント竹根好助の「先見思考経営」 No.145

 昼は休みに読むブログ連載小説です。経営コンサルタントとどのようにつきあうと経営者・管理職として、プロ士業として一歩上を目指せるのか、小説を通じて体感してください。

【本書の読み方】 脚注参照

■13 初めてのイベント 1 通算145回 ブログの視点

 小さな印刷会社ラッキーでは、荒れた取締役会であったが、五カ年計画が何とか可決された。

 ラッキーの五カ年計画の推進を前にして、社長の幸がプリダ印刷機の販売の件で、古巣である福田商事を訪れた。

 経営コンサルタントの竹根もそのフォローのために、日時をずらして福田商事に行った。そのことが気になる幸は福田商事との商談を開始した。その帰りに竹根事務所を訪れた。待っている間だけでも幸は竹根から学ぶことが多かった。

 幸は、竹根が自分の考えと異なることを考えていることにショックを受けた。しかし、竹根のニッチ市場に対する戦略で竹根の意図が見えてきた。ゼロベース思考で新事業への対応を示唆された幸である。

 新事業への取り組みは決まった物のそれを誰が担当するかが問題となった。なんと営業部長の息子であるまだ若い係長が担当をするなど、人事面でも思いもよらない方向ではあるが、いよいよ五カ年計画がスタートした。

 幸は、荒れた役員会の思い出から、我に返ると、そこはまだ靖国神社の茶室で、竹根の横にいた。三代目になるであろう長男の育猛のことが気になって仕方のない幸である。

【現代】 

 洗心亭茶室の一角にまだ二人はいる。他の人とは離れた窓側で二人で小声で話しても大丈夫なほどの広さを持っている。

 引き続き、竹根が発信しているブログの話に戻った。竹根が、幸の理解度を確認するように顔を覗きながら説明をしている。

「夕方には『経営コンサルタント日記』というブログを発信しています。経営コンサルタントとして日々感じていること、その日にあった出来事や協会理事長として、経営コンサルタントとしての業務などについて書いています」

「すでに経営コンサルタントとして活躍している人は、そこから何か自分の仕事についてヒントを掴んでほしいということですね」

 さすが幸だという思いで、竹根は頷く。

「経営コンサルタントを目指している人や経営者・管理職は、プロの経営コンサルタントがどのような発想をしているのか、どのような仕事を、どのようにこなしているかなどを知ることから、ご自身の参考にしていただきたいのです」

「なるほど、先生のブログを毎日読んでいるといろいろな示唆をえられそうですね。それにしてもツイッターとかブログとか、もちろん先生の会社のホームページとか、これらを通じた発信では、その情報量も膨大ですね」

「そうですね。あと、フェイスブックというのもありますし、メールマガジンとかメーリングリストという媒体もあります」

「ヒャー、私には何が何だかわからなくなりました」

「それぞれ、皆似ていますが、少しずつ異なっています」

 そういいながら、竹根はそれぞれの位置関係をわかりやすく話し出した。

 相互に連動したウェブサイトやブログに、ツイッターで読者を誘導し、メールマガジンで定期的に情報を登録者や見込みクライアントに提供する。登録者や見込みクライアントとともに、あるいは彼ら同士がフェイスブックやメーリングリストで交流する。このような連携利用により効果を上げられるというのが竹根の説明である。

< 次回に続く お楽しみに >

■■ 脚注

 本書は、現代情景と階層部分を並行して話が展開する新しい試みをしています。読みづらい部分もあろうかと思いますので、現代情景部分については【現代】と、また過去の回想シーンについては【回想】と表記します。回想シーンも、回想1は1970年代前半にはじめて幸が竹根に会ったときと、回想2は、その十数年後、二度目にあったときの二つの時間帯があります。

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