2012年04月22日

■■【一口情報】 有人火星探査実験

■■【一口情報】 有人火星探査実験

 

 19919月、ある実験が行われました。アメリカ・アリゾナ州に「バイオスフィア2」という巨大なガラスドームを建設しました。広さは13,000平方メートル、中に3,800種の植物を植え、熱帯雨林や海、サバンナなど地球の生態系をそのまま再現しています。この外界から完全に遮断された空間で人間が生活してみようというものでした。

 8人の科学者が「バイオスフィア2」で生活を始めました。中に入る人は交代しながらも100年間続けていく予定でしたが、実際はたった2年で打ち切られました。

 原因の一つは酸素濃度の急激な低下です。実は酸素濃度は、実験前に綿密に計算した上で、植物を多く植え、酸素を減らさないような仕掛けがなされていたのです。当初、なぜ酸素が減ったのか全く分かりませんでした。

 長時間、調査を行っていくうちに分かってきました。実は、植物がよく育つよう栄養分が豊富な土を入れていましたが、そのために土の中で微生物が繁殖し、この微生物の呼吸によって酸素濃度が低下したのです。

 この実験を通じて、地球の自然が、いかに微妙なバランスで成り立っているか、地球の自然を理解することが、いかに難しいかを思い知らされたのです。(資料出典: J-NET21)

 

【コメント】

 「想定外」という言葉が東日本大震災でひんしゅくを買いましたが、微生物による酸素使用量の誤算が原因であったとは想定外のことでした。ここで学んだことが将来活きると思います。




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