2012年05月08日

■■ 成功企業・元気な会社の紹介 ■「混ぜる」を変える 16

■■ 成功企業・元気な会社の紹介 ■「混ぜる」を変える 16

 

 毎週火曜日と土曜日にお送りしている【元気な企業紹介・成功企業の紹介】は、毎回拍手をいただいています。

 皆様から寄せられたり、私が支援したり見聞した企業で、元気な会社、成功している会社・お店等などを紹介します。貴社経営のご参考にして下さい。

 また、あなたのクライアント・顧問先やお知り合いの会社で、ここで紹介したい企業・団体等がありましたら、是非ご連絡ください。


 
■「混ぜる」を変える  16


 “攪拌機(かくはんき)”と聞いて普通に想像するのは、プロペラ状の羽根のついた器具だろう。ところが、(株)エディプラス(埼玉県さいたま市)の村田和久社長が創り出した遠心攪拌体「M-Revo」は、従来の常識を根底から覆す。なんと、半球体状の物体に穴が開いただけのものだ。


 村田社長の専門は電気分野。工業塗装のヤマテック(さいたま市)の電子機器事業部から工業塗装事業部への異動で、塗料の攪拌作業で缶容器と攪拌機の羽根の接触による金属ゴミが日常的に発生していることを知る。持ち前の技術者魂から、この問題を解消しようと新たな攪拌機の開発に取り組み、試行錯誤すること2年。ある時、攪拌体の材料として入手した穴の空いた半球形の真鍮で何気なく塗料をかき回したところ、攪拌ができたのだ。


 原理試作機を作ってから半年後には、社内の攪拌機を全て羽根の無いものに切り替え、特許申請出願からわずか半年後には遠心式攪拌体の特許取得に成功。特許の応用範囲が広いため、流体を扱う特許であるにもかかわらずあえて数字を使わない、構造がはっきりとわかる広い請求項を目指したという。国内ではめったお目にかかれない“基本特許”とも呼ぶべき革新的な技術である。


 平成22年1月に、「M-Revo」開発販売のため(株)エディプラスを設立。全く想定外の業界からの引き合いも多いことから、産業界全体への早期普及を優先し、設備や販路を持つ企業にライセンスしていくという戦略をとり、海外進出にも力を入れている。


 村田社長のビジネスビジョンは、「ノーリスク・ローリターン」。ウイン・ウインの特許ライセンスビジネスを目指している。世界中の攪拌機から羽根が無くなるのも、そう遠い先ではないかもしれない。


  資料出典: J-NET21

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