2012年07月17日

■■【元気な会社】タクシー会社の新規事業展開 27

■■【元気な会社】タクシー会社の新規事業展開 27

 

■ 軸をぶらさず新規事業を積極展開 [昭和タクシー]

 

■■【元気な会社】タクシー会社の新規事業展開 27

 

 図 http://www.showataxi.com/

 

地元に役立つサービスを展開

 

 福島県二本松市を事業区域とする昭和タクシーの安斎文彦社長は「事業区域性をとるタクシーだからこそ地元の人に生かされている感覚が必要であり、地元に役立つことを考えなければならない」と、揺るぎない経営方針を示す。

 

  同方針の表れが、20005月にスタートした介護サービス事業だ。タクシー会社が地域社会に役立ち、事業としても成り立つものとして注目したからだ。介護を必要とする老人の送り迎えをタクシーが行うなら、タクシーの運転手がヘルパーの資格を取って専門的に行うべきではないかと考え、新しく介護事業部を組織した。

 

  当初、ヘルパーの資格を持つ人は24人、34人と少なかったが、現在では運転手60人中で2級の資格が33人、1級が5人と増えている。ワンボックス型の介護タクシー1台、車いすが載せられる福祉タクシー2台を備え、タクシーでの送迎や居宅介護などにフル回転している。利用回数は毎月700回から980回と多く、売り上げも年度を重ねる度に伸びている

 

  また、20047月には乗り合いタクシー「ようたすカー」の運行を始めた。バスの運行が少ない中山間地域のようなところでは、市町村が運行する乗り合いタクシーが老人の足になっている場合が多い。しかし昭和タクシーは、市町村が事業主体となるより、ノウハウを持つタクシー会社が担うべき事業だと考えた。65歳以上の人に登録してもらい、コースを決めて時間指定で運行する。「ドア・ツー・ドアで1300円なので、お年寄りには好評」(安斎社長)という。

 

身体障害者とドライブも

 

 福島県の主要都市である福島市や郡山市は、客を待つタクシーが多く、交通の障害になっている。これに対し、二本松市では「幸いにもタクシー会社が合併を重ねて、適正な台数を維持」(安斎社長)しており、同社は土台となる事業をしっかり維持しながら新規事業参入を果たしている。

 

  毎年秋には社会還元の一環として身体障害者施設の人たちを誘い、「さわやかドライブ」を行っている。20059月には旧安達町(二本松市と合併)の身体障害者施設の入居者を連れて裏磐梯をドライブした。さわやかドライブは年1回、累計20回以上続けており、行き先も裏磐梯だけでなく、いわきや相馬のような海にいくことも多い。

 

  「タクシー会社にできることは、まだたくさんある。『ようたすカー』は、コースと時間を決めて運行するという点で、タクシー事業にとっては相反する事業かも知れないが、積極的に乗り出すことで、タクシー経営にプラスにしている」と安斎社長はいう。地域に根ざすことが同社発展の秘訣(ひけつ)のようだ。

 

  資料出典: J-NET21

 

■ コメント

 

 タクシー会社は運転手一人当たりの売り上げで収益が決まりますが、昭和タクシーさんでは一人当たりの売上高が高いことが会社の安定に繋がっているようです。

 

 堅実な経営思想を持つ経営者が評判です。高齢化社会を見据えて、新しいビジネスとしての介護に着目し、事業展開をしています。福島原発という想定外の出来事があったにもかかわらず、朝鮮し続ける積極的な経営が勝ち組企業として評価されているのでしょう。




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